東京の台所と言えば築地市場でしょう。
こんな面白い所は、日本全国見回してもない。
そこで、今年初の歩きカメラは築地市場でした。
今日は歩きカメラは14人の参加でした。
Aさんから
いきなりサザエのつぼ焼きのアップでした。
いきが実によさそうです。
大きさと言い、鮮度と言い、さすがに築地に運ばれてきたサザエです。
高そうですよ~~~。
築地に来るという段階で、選ばれし食材なんです。
物が悪かったらどこの市場に水揚げしてもいいけど、これはと思う水産物などは築地に持って行ってみようとなります。
このお店はマグロを1匹買いしてさばいているようだ。
大きなマグロの頭を2つ並べていました。
向こうでは小さなマグロ丼を立ち食いさせてくれます。
築地は歩き回って、あちこちでちょっとずつ食べてみたいでしょ。
だから、立ち食いの量が少なめなんです。
でも値段が安いわけじゃない。
最高級のものを少しだけ立ち食いできるから、値段もちょっと高めです。
ドーンと贅沢じゃなく、築地は贅沢をちょびっとづつ食べられるところです。
こちらは卵焼きやさん。
築地には生もののお店が多いけど、すしネタに使われる卵焼き屋さんも多い。
小さな一皿で100円で1口か2口で1食べられる大きさの卵焼きサービスです。
これが意外に売れていました。
お菓子の買い食いみたいな感覚で、すしネタが食べられます。
これが本当の築地のお仕事で、観光客が楽しんでいるのは場外市場。
市場の中は観光客は10時までは入れません。
お仕事中はビュンビュン車が走り回って観光客は邪魔でしょうがないから。
お仕事が終わってからは市場の中に入れます。
市場の外には観光客が買い物できる場外市場があるし、仲買人たちの仕分け場がある。
他の地方都市の市場は、、、生臭いことが多いけど、築地は不思議と匂いがしません!
よっぽど清潔にしているんでしょう。
魚の血合いが少しでも残っていたら、、、そりゃ匂いますよーーー。
ところが、築地市場は市場独特のにおいがしません。
さすがと言っていいのかどうか、、、。
高級料亭でもない、場外市場の食堂の値段です。
この値段は店構えは小さくて小汚いお店でも、扱っている食材は最高級品ということ。
築地市場で走り回っている、便利な荷物カーはターレットという日本独特の車。
Bさんの写真です
築地で働く方に焦点を当てたようです。
ターレットは築地の最強の乗り物です。
ドラム缶の中にエンジンと燃料タンク、アクセル、ブレーキ、ハンドルが全部備わっていて、その場で小回りができます。
築地神社はひっきりなしに奉納がありました。忙しい巫女さんたちです。
試食もあちこちでできます。
何を作っているんでしょう。
ササ船に乗せたウニかなーーー。
試食よりは量が多くて、美味しいものを、ちょびっと食べたいぐらいにしています。
元気ですねー。
左に白人さんのお客さんが座って食べていた。
だから、皆さん恥ずかしがらないで英語や中国語、韓国語が飛び交っています。
こちらは裏方じゃなく、築地本来の市場のお仕事です。
卸と仲買さんとバイヤーさん、お得意さんが入り乱れています。
なにしろ1300万人の胃袋を担っていますから、巨大でしかも本当に忙しそうだった。
私ら観光客は邪魔でしょうがないだろうけど、怒鳴られたことはなかった。
小声で、、、「どいて」とささやかれると、かえって恐縮します。
市場の中までは陽が入ってきません。
明るいけど足元は段ボールだらけ。
後ろから横から建物の中でもターレットが走り回っていて、子供ちゃんは連れて行ったら危険と言うより大迷惑。
忘れ物らしいが、意外に少ない。
本当かなーーー。
こんな混雑の中ターレットを扱うのは、よっぽどのベテランさんじゃないと危険だーーー。
Cさんです
築地に働く、、、ですね。
築地市場の中に都バスの停留所があります。
ところが、ここに立っていると、ターレットが右から左から、後ろから、四方から飛んでくるので危ないなんてもんじゃない。
子供は厳禁です。
前からのターレットを避けると見えない角から、別のターレットが飛んできて、おとっとになります。
ダンボールの近くにいると、今度はフォークリフトが突進してきたりします。
大きな通路にはトラックまで入ってきますから、立っているだけで危険で、早く動いたりクイックな動きをしたら、、、仕事人に迷惑そのもの。
ところが、、、面白いことに、築地は殺気立ったところが感じられない。
働いている人が大声を出さなくて、、、むしろ穏やかなんだ、、、なんでだろう?
東京の胃袋ですよーーー。
これだけ大規模な市場で、これだけ活気があっても、怒鳴り声は聞こえないし、市場独特の臭みがない、、、。
すごいことです。
築地に働く人は、、、洗練されているのかなーーーそんな馬鹿な、、、というと失礼かも。
築地で働く方々は、ダンボールに埋もれています。
このターレットは荷物を満載して、落とさないように走るのは至難の技です。
いなせな兄さんたちは細心の注意を払って、すっとばしています。
寒い2月ですが暑いのかポッキシですね。
湯気を立てて積み込み作業していました。
築地市場は魚介類が有名ですが、青物市場でもあります。
扱う商品は、同じく1級品のみ。
女性も多く働いています。
この日は2月ですがそれほど寒くなかったが、しばれるような寒さの日は、想像するだけで凍えそうです。
場外市場では修学旅行の女学生さんたちが、いろいろ買い食いしていました。
楽しそうです。
私らは市場そのものよりも、買い食いできる場外市場の方が楽しかった。
築地には安いものはない!
Dさんの写真です
1つ、ターレットが飛び交っていて、おちおち歩いていられない。
2つ、築地市場の場内は意外に静かで、段ボールに囲まれた仲買人さんのお店。
3つ、場外市場は外人観光客、修学旅行生たち、一般市民たちでごった返している。
このフォークリフトとターレットが走り回っています。
それと段ボールの山積みが築地。
建物の中を、車とターレットが競争しているみたいに走り回っています。
ターレットはエンジン車が多いけど、電気ターレットが出てきました。
活動範囲が限られているから、電気でもいいのです。
市場と場外市場エリアはハッキリわかれています。
観光客は市場に入ってきますが、セリが行われる場所には入れません。
セリが終わった10:00以降になると中まで入れます。
このあたりの食堂は朝早い時間から満員。
1軒あたり20人ぐらい並んでいました。
きっと美味しいのでしょう!
でも価格そのものは安くはありませんよーーー。
佃煮はこの近くの佃島が発祥です。
昔ながらの店構えが残っているが、築地市場が豊洲に移転したら消える運命なのか~~~。
豊洲は大きな近代的なビルの中に入れてしまいますから。
豊洲へ移転はゼネコンや土建屋さんの発想なんでしょうねーーー。
築地神社だって移転されたら困るだろうに。
獅子頭の台座にかつぎ棒が入るようになっていて、あれはお神輿になるのかな。
Eさんの写真です
雰囲気をコントラスト良く撮っています。
築地市場の中ほどにある水神さま。
築地市場の中の青果市場。
段ボールに入っているから何も見えない。
段ボールの物置みたいな所でパチパチとお金をはじいています。
お魚市場みたいな見える市場じゃない。
倉庫街とでも、、、。
この建物は近代的な小売ですが、、、築地のイメージからすると面白くもなんともない。
つまり、キレイすぎて市場の雰囲気じゃないぞーーー。
雑多な感じが市場だものーーー。
Fさんの写真です
まずは私たち代々木健康友の会の人たちです。
ここからスタートしました。
あさの8:00に集合して水神さまのところから、思い思いに築地に出撃です。
水神さまは築地市場の真ん中にあって、波除稲荷神社は場外市場の方にあります。
波除稲荷の方は神子さまが常駐している立派な神社です。
ターレットの隊列です。
築地は広いのでターレットがなかったら、本当に困るだろう。
昔は大八車だったから、テンポが遅かっただろうねーーー。
たわし屋さんで、亀の子1個702円は高くないかー。
ターレットがそこのけそこのけでしょーーー。
これだけ積んだら、運転に気を付けますよーーー。
ガタゴトにを落としたら、、、。
朝一から行列ができているお店があります。
人気店と並んでいないようなお店の差は、、、きっと無いのだろうと、私は思うけど。
包丁屋さんの店先では、研ぎをやっています。
パフォーマンスでこのお店の包丁の価値を上げているんでしょう。
1日何本売れるのかなーーー。
茶屋は築地に似合わないけど、、、まーいいか。
外人さんには大受けなのがフェイクのメニューです。
日本では当たり前だけど、こんなに本物に似せたメニュー(なんていうのか知らない)は世界には無い!
知る人ぞ知る、、、吉野家さんは1899年東京の魚河岸で開業だった。
明治32年に築地はなかったと思うが、どちらにしても市場での開業だった。
たぶん24時間営業は吉野家さんが最初だと思うけどなーーー。
ここが築地市場の正門です。
観光客は左側の通路を入っていきます。
真ん中や右手は立入禁止ですよーーー。
Gさんの写真です
築地市場の場内と場外を取り分けています。
まずは場内から
たぶん、本来は立ち入り禁止区域です。
青果市場でしょう。
量り売りです。
こちらは場外で私らだって買うことができます。
有名なお店らしい。
珈琲やさんなのか、文字が難しすぎる!
そうとう古いんでしょうねーーー。
茂助はわかるが、そのあとは読めません。
もしかして「ぜんざい」?
さつま揚げかな?
レンコンも揚げ物?
ここは場外も場外で表通りに面しているお店です。
ラーメン屋さんから朝食やさん、ケーキ屋さんなどいろいろ。
原宿やお洒落な街じゃないのが、ノスタルチックで人気なんだろう。
闇市みたいな雰囲気が築地の場外市場には残っています。
上野のアメ横のほうが、ここよりは街がきれいだもの。
お札を書いて奉納する方が多い!
hさんの写真です
どーも、hさんは出汁巻き玉子が気に入ったようです。
築地の玉子やさんは、普通の小売りもあるけど、一口サイズの買い食い用も売っていました。
これなどは観光客ニーズに合わせたもので、ある意味で進化なんでしょうねー。
これが、けっこう売れていました。
修学旅行の学生さんにしても、我々のような冷やかし半分でも手が出やすい設定です。
1串3000円の和牛に比べて、誰でも買える値段です。
熱々焼きたての玉子を食べれば、、、きっとお顔がゆるみます。
hさんは歩きカメラの趣旨にぴったりで、あまりシャッターを切っていません。
もっぱら、歩いて食べて、そして忘れたころに写真を撮って、、、いいじゃありませんかーーー。
楽しまなきゃーーー。
iさんの写真です
水神社まえから「歩きカメラ」スタート。
グリーンのひらひらを付けているのがメンバーさんです。
とりあえず、場外へ、、、。
スタートの神社から近い所です。
刃物屋さんは数軒ありました。
ここは研ぎの実演をやっていました。
マグロの解体ショーは正にパフォーマンスを楽しむため、お寿司屋に意味づけるためでしょう。
「うちの寿司ネタは見た通り、活きがいいんだぞー」って証明という付加価値なんですね。
だって、これは遊びみたいなもんですよー。
カッコつけていれば、観光客の人が喜んで写真を撮ってくれるし、もしかしたら何か雑誌にでも出してくれるかもしれない。テレビ局の取材をされて全国放送されるかもしれない、、、なんて妄想が膨らみます、です。
フェイクのお弁当は浅草の合羽橋のほうが本場ですね。
この食べ物の見本を外人さんが見ると仰天するそうです。
こんな文化は日本だけのようで、しかも私らだって見間違えるくらい精巧に作っている。
日本人は職人文化なんだなーーー。
これを見て、、、うまそうだなーて思うのは日本人。
生きた牛や羊、豚を見てうまそうだなーてヨーロッパ人は思うそうです。
走り回っている犬を見て、うまそうだなーって思うのは朝鮮人。
他国の人は、海から上がったばかりのウニやナマコを見て、うまそうだなってだとおも言う日本人は、クレージーでゲテモノ食いだと思っていることでしょう。
築地は各国に人が見学していました。
築地市場は、はい朝日新聞社前です。
築地が移転したら、朝日新聞に勤めている方たちも寂しいでしょうねー。
Jさんの写真
築地の人シリーズです
働いている方ばかりで問題はないようです。
苦み走った高倉健さんじゃないですかー。
健さんは冬の北海道でも、漁港の市場でも、日本の風景の中だったらどこでも違和感がありません。
「そこでなー」
「あーーー聞いたよー」
日常の会話しながらターレットを運転しています。
場内はターレットやバイク、車、フォークリフトが走り回っていて気が抜けません。
スマホの方手運転でダイジョーブか?
市場の仕分けはこんなところで行われています。
売り子さんもハンサムですねー。
きっと学生のアルバイトでしょう。
だって賢そうだもの!
たしか、この方もアルバイトで、写真撮影したら、、、自分もアルバイトでカメラを買うつもりなんだとか。
と言ったわけで、築地市場には若いアルバイトさんが大勢働いていた。
つづく