歩きカメラ28は府中市郷土の森公園だった。
JR武蔵境駅から西武多摩川線で終点の是政で下りて徒歩1時間ぐらい。
小川の跡なのか遊歩道がありました。
今回は「代々木健康友の会」の行事が重なったので5人の歩きカメラだった。
Aさんの写真は
是政(これまさ)から遊歩道をあるきだしてすぐにフクロウに遭遇。
飼いフクロウなので人が近づいても逃げません。
フクロウのえさは冷凍ネズミだそう。
ただの肉は食べないそうで、動物の形があり血が出ないと食べないそうだ。
飼育はいがいに難しい。
落ち葉の季節になりました。
紅葉が始まりました。
干し柿も始まりました。
今年の柿は奇形・変形が多い。
春先に柿の花が咲いたときの気温が高すぎて受粉が狂ったそうです。
暑さは農業の社会問題になっていて報道で知りました。
私はピッコロ大魔王と呼んでいるが、正式な名前は忘れた。
小平農園で何年か前に作ったのだが、人にあげたので食べていない。
Bさんの写真は
むかしこのあたりにあった水車小屋を復元したものから。
むかしの水車はこんなに立派でしっかりしていなかったんじゃないか?
水車小屋の中で米をついています。
脱穀ですね。
杵が水車が回るたびにゴットんゴットんと杵をつきます。
こちらは体験農家。
むかしの竈(かまど)と囲炉裏(いろり)に火がくべられていた。
竈の煙がすごくて肺が悪くなりそう。
煙で藁ぶき屋根の虫さんたちを燻製して追い出していた。
木の腐食も煙で防ぎます。
干し柿です。
秋の風物詩、日本の原風景だったんでしょう。
桃・栗・柿は縄文時代から日本にあったのかな。
大きな池もあります。
農業祭が併設されていて出店が出ていたが、私らが着いたときにはあらかた売れて無くなっていた。
私は静岡の掛川からはるばる売りに来ていたお茶を買った。
それが美味しい良いお茶で格安で詰め放題にしてくれた。
これだけでも来た甲斐はあった。
元がとれたということです。
Cさんの写真は
府中市郷土の森に入っていく歩きカメラの面々。
グリーンの目印をつけています。
立派な水車です。
むかし広島の山奥で見ていた水車はこんなに立派じゃなかった。
いつ崩れ落ちてもおかしくないくらい腐りかかった木でできていた。
公園内を歩くと煙った藁ぶき屋根の家を見つけた。
藁ぶき屋根からだけじゃなく家全体から煙が出ていた。
じゃーん
そうそう、田舎の家は煙のにおいだった!
何をするにも竈の火をおこさなきゃ。
田舎生活は薪拾いから始まるのです。
現代人の子供ちゃんには珍しいことばかり。
最近の子供は焚火さえやったことがないでしょう。
キャンプ場だって焚火禁止があるから。
そうすると、家の中が煙だらけになります。
煙で虫をいぶりだすのです。
でも、、、家の主と呼ばれる大きな青大将(へび)がたいてい1軒に1匹はいました。
ネズミを捕ってくれるから益動物になるのかな。
府中市郷土の森公園は小金井にある小金井公園と同じような目的で作られたようです。
府中市郷土の森博物館
〒183-0026 東京都府中市南町6-32
代表電話:042-368-7921
開館時間:9時~17時(入場は16時まで)
次回の歩きカメラは、コロナのせいで2月ぐらいになりそうです。