里婆日記

古希にもめげず、里山の暮らしを綴るブログです。

DIY・畑・造園・ますます爺化する婆~の暮らし

絹衣 糸を曳きつつ 慰霊みる

2019年03月21日 | 里婆の日頃

   亡き母の遺品の整理

   母の着物姿の記憶はほとんど無い

   桐たんすには祖母の着物や帯が残されていた

   夏物・冬物・間物の喪服と紋付等

   祖母の着物ならば150年前の明治時代の着物なのか?

   断捨離は簡単だろうが、素材の命は手触りに感じる

   喪服3枚、母の羽織2枚をほどいて、洗って、アイロン

        

        「裂き織」に手を出すには、もう・・・無理!

   どこかで再生される時を待つ事に・・・

   祖母の姿も話も私の記憶には一片のかけら程も無いが、

   止じ糸をほどきつつ、母が繕ったであろう縫い目の違いに   

   私の手が泊まる ”一時” 

   


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