みなさん、Ciaoヨギです(´v`)ノ
先日、11月から代表チームにコーチ研修として帯同するのではないかといわれていた弥勒さま（ミロスラフ・クローゼ選手）ですが……。
なんと現地時間の1日、現役生活にピリオドを打つことが発表されました。
弥勒さまがそのキャリアをスタートしたのは1987年のこと。子ども時代はSGブラウバッハをはじめ複数のクラブでプレーし、2000年にプロとしてカイザースラウテルンでデビューを飾りました。
それから2016年まで約30年の間、ひたすらボールを追い続けた弥勒さま。
代表デビューは2001年。デビュー戦でゴールを決め、ここからさまざまな記録を塗り替えていく道がスタートをきったのです。
その数々の記録を見ていきましょう。
代表出場数は137試合。これはローター・マテウス氏が打ち立てた150試合につぐ記録です。
なかなか100試合に到達することが難しいと言われるA代表戦出場にあって、ポジション的に比較的息の長いGKではなく、FWとしてこの数字。
ちなみに３位以下はポド（ルーカス・ポドルスキ選手）の129試合、ｼｭﾊﾞｲﾆｨ（バスティアン・シュヴァインシュタイガー選手）に(〓_〓)王子（フィリップ・ラーム選手）となっています。
参考までに現役の代表メンバーで最も出場数が多いのは、以外にもエジ（メスト・エジル選手）の83試合。そのあとには三浦（トーマス・ミュラー選手）やマヌ子（マヌエル・ノイアー選手）、トニ（トニ・クロース選手）が続きますが、昨年からFIFAの国際Aマッチ規定が変更されたため、１年に10試合あるかないかの代表戦と考えると、弥勒さまの記録が追い越されるのはまだまだ先ということになりそうです。
そして代表としてのゴール数は71。こちらは国内トップであり、現在世界３位の記録です。
さらに2014年のブラジルW杯では通算16得点目のゴールを決め、それまで得点王だった元ブラジル代表のロナウド氏を抜いて最多得点王の座に。
もちろん、この記録はギネスレコード。ちゃんと登録されているんですよ♪((ｏ(´∀｀)ｏ)) ギネス記録保持者という響き、いいですね……♥
そんな多くの記録を打ち立て、代表のユニフォームを脱いだのは2014年Ｗ杯のあと。
昨シーズンで在籍していたラツィオを契約満了で退団。その後はドイツに戻ってプレーするのか、または他クラブに行くのかなど、さまざまなうわさが出ていましたが、弥勒さまが選んだのは指導者への道でした。
今後はＡ代表やユース代表の試合に帯同しながら、コーチングライセンス取得のための勉強と研修を受けることに。
通常、DFBのコーチングライセンスは個人単位で申し込み、同団体が開催する研修や試験を受けますが、弥勒さまの場合、われらがドイツのヨアヒム・レーヴ監督（通称ヨギヨギ）とハンジ（ハンス＝ディーター・フリックDFBスポーツディレクター）が相談した結果、ライセンス取得を前提とした個別のトレーニングプログラムで学ぶことが発表されました。
これは今後、代表経験者がさらにまた代表チームを支えていくという"循環の時期"に差し掛かったと言ってもいいのではないでしょうか。
これまで不振の時代から一念発起し、草の根レベルでの育成プログラム改革が行われ、それが４度目のW杯優勝へとつながりました。それと並行して現在、DFBは優秀なコーチを輩出するための教育システムにも力を入れています。そこからさらにまたひとつ、ドイツ代表は「代表チームのための指導者育成」という新たなステップに取り組み始めたのです。
その先陣を切って、今月の代表戦からチームに帯同するという弥勒さま。ヨギヨギいわく「ミロが代表チームに来てくれることで、いつでも彼を頼りにできることをうれしく思うよ。なぜなら彼は、いつもチームと成功のために自分のすべてを捧げてきたスポーツマンであり、ロールモデルだからね」とコメントしています。
代表を指導するために必要なライセンス取得には多くの時間と勉強が必要ですが、やがて将来、弥勒さまが指導者となったときには……。
双子の息子くんたちがメンバー入りしたドイツの代表チームで３人一緒の姿を見ることができるかもしれません。
将来的には2014年に樹立した弥勒さまの記録を、息子たちが塗り替えるなんていうドラマが待っているかも……！
ひとまずは弥勒さま、現役生活、本当にお疲れ様でした！
なんだか心にぽっかりと穴が開いたような切なさと、代表にとってこんなに心強いことはないといううれしさで、いまはただ胸がいっぱいです。
そしてこれからもどうぞよろしく……(´∀`人)
では、また☆☆☆☆
【おまけ】
若き頃の弥勒さまの多芸ショット♥
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