宮古島の要塞化に反対する会

反戦自衛官に聞く自衛隊南西シフト

6・3学習集会のお知らせです。

反戦自衛官に聞く自衛隊南西シフト
2023年6月3日(土)
場所:一般社団法人平和と自由と繁栄の会館(PLP会館):アクセス 中会議室
大阪市営地下鉄堺筋線 扇町駅4番出口より徒歩3分
JR大阪環状線 天満駅改札口より南側へ徒歩5分
18時開場、18時半開会
 資料代:500円

講師:小多基美夫さん
 宮古島や石垣島に次々と配備される、陸上自衛隊ミサイル部隊…それが持つ意味と国家の意図を、反戦自衛官から学ぼう!
小多基美夫(おだ・きみお)さんプロフィール
1950年 滋賀県生まれ
1970年11月、航空自衛隊入隊 第2高射群(地対空ミサイル・ナイキ部隊)所属
1972年4月27日、沖縄返還にともなう自衛隊の沖縄派兵強行に抗議し、5人の現職自衛官で防衛庁長官に中止等10項目を要求する。翌日、4・28起き案環闘争に合流・演説し、5月4日に自衛隊法違反を理由に懲戒免職処分を受ける。以後、自衛隊違憲論にたつ反軍裁判を28年間にわたってたたかうも、2001年3月、最高裁で敗訴が確定した。
自衛官の「人権」と自衛隊内での反戦運動、民主化を目指してたたかっている。

主催:宮古島の要塞化に反対する会
〒577-0023 東大阪市荒本2-14-5 栗山
 ℡:080-3784ー1017


島々の軍事要塞化を許すな!
 ウクライナでの戦争も口実に「安全保障を取り巻く環境が厳しくなった」として、中国の脅威が叫ばれ、東アジアでは台湾危機が煽られています。日本政府は「台湾有事は日本有事」と位置づけ、中国の軍艦や船舶を封じ込めるため、自衛隊のミサイル部隊を琉球弧の島々…与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、馬毛島に配備し、「辺野古新基地建設」をはじめとする米軍基地の再編を進めています。しかしこうした軍事要塞化は、そこに住む人びとの意向を無視し、生活を踏みにじりながら進められているのです。駐屯地や弾薬庫を建設することで、山は削られ田畑はつぶれ、地下水まで汚染される。平時でも日米の軍隊が共同訓練、演習を行い、我が物顔で迷彩の車両や軍人が街や集落を通行する。そして戦争となれば島々は戦場となり、ミサイル、爆弾が雨あられのように降ってくる。住民は狭い島の中で、逃げることもできません。「日本を守る」ため、再び「沖縄戦」が繰り返されるのです。このような状況が「本土」に住む私たちの無関心の下に、進められ、押し付けられています。
 今年の3月16日には石垣島に新たな駐屯地が開設され、一二式地対艦ミサイルなどが島に運び込まれました。
 4月6日に、宮古空港を飛び立った陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺の海域に墜落し、熊本の第八師団長ら幹部を含む10名が犠牲になる事故が発生しました。自衛隊の高級幹部はいつ宮古島が戦場になっても対応するため、宮古島を視察していたのです。琉球弧の島々は「要塞化」が進められています。

戦略拠点としての宮古海峡
 中国封じ込め戦略において260㎞もある宮古海峡は”チョークポイント”(戦略的に重要な海上水路)であり、そこを押さえる重要な戦略拠点として宮古島は位置付けられています。50年前から航空自衛隊のレーダー基地が置かれていましたが、2019年には陸上自衛隊の宮古島駐屯地が開設して宮古警備隊が編成され、翌20年には第7高射特殊郡、第302地対艦ミサイル中隊が移駐・新設されるなど、現在約700名の自衛隊員が配備されています。島の南東、保良(ぼら)には集落から200mしか離れていない所に弾薬庫が建設され、2021年11月にミサイルなどの弾薬の搬入が強行されました。
 また沖縄島にも、うるま市の勝連分屯地に自衛隊ミサイル部隊を配備する計画が持ち上がっています。在沖海兵隊も2025年までに地対艦ミサイルシステム「NMESIS(ネメシス)」を配備すると報道されており、自衛隊のミサイル部隊と連携して運用されます。

宮古島の要塞化に反対する会

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