クラスの半分ほどが参加した、卒業旅行に行ってきた。
場所は、氷見の旅館。なかなか、いいところだった。
ただし・・・。
氷見と言うことで、豪勢な刺身の舟盛りや、脂の乗ったブリなどの焼き魚などを大いに期待していたのだが、夕食に出てきたものは・・・、
エビフライ、鳥のから揚げ、焼きそば、サンドイッチ、ケーキ、ゼリーなどなど。
そ、それって、お子様ランチをただ、オードブル風に盛り付けてあるだけでは無いでしょうか…。
そして刺身は、申し訳程度に数切れが各自に配られていた。
飲み物は、一人800円までで好きなもの。
ソフトドリンク、チューハイなら2杯。ビンビールなら、二人で3本。
飲むにしても、喰うにしても、なんとも物足りない。酔い切れない。
まあ、女性が多い団体なのでそんなに量は必要ないのでしょう。
また、最近の若い方は、魚が食べれない人や生の魚なんてもってのほか!と言う人も多いらしいので、いたしかた無いのかもしれませんな。
中途半端な呑みのまま、部屋に帰って、持ち込んだ焼酎でチビチビやってました。
とくに、話し相手もおらず、部屋でワイワイ楽しげにやっているクラスメートを眺めることを肴に、これまた持参した水とレモンでチューハイを作っちゃー、チビチビ呑みました。
数名が気を使ってか傍らに来て、世間話しや愚痴などをこぼして行かれましたが、僕のほうは酔いきれず、何となくテンションが上がらずに、余り相手をしてあげられず、無愛想で申し訳なかったなぁ。
じきに部屋から人が去り、静かになったので僕も床につきました。
翌朝、同室のアラシ君曰く、部屋が静かになって寝たのは4時ごろだったとか。
なんやかんや言って、4時までちびちびと飲み続けていたのなら、なんやかんや言って結構楽しかったのかなぁ?
今は、みんな楽しげに笑っていましたが、月末に合否発表、4月には就職と慌しい日々が刻々と近づいています。
県外に就職する方や、進学する方とは、これでお会いするのが最後だったかもしれません。
と、思うともう少し上手に、コミュニケーションを取れていればなぁ・・・、と省みたりもするのです。
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