友愛学舎生の日常生活がよくわかるブログ

早稲田駅から徒歩5分の場所にある、様々な大学生による自治寮。キリスト教精神に基づいた様々な活動に取り組んでいます。

木くずのようなもの

2021-06-29 22:49:32 | 日記
こんにちは!4年生のバーミヤンと申します!
久方ぶりにブログのバトンが回ってきました😌
友愛学舎にいれるのも残り数ヶ月なので、友愛ブログでもしっかり爪痕を残していきたいと
思います。

最近、地元の友人と思い出話をしていたら、小さい時の思い出がよみがえったのでその話をしたいと思います。

あれはいつだったでしょうか。
確か小学二年生くらいの時だったと思います。
その時は小学校でインフルエンザが大流行しておりまして、体の強さに定評があった私も
悲しいことにインフルエンザにかかってしまいました。

40度近い熱にうなされ、布団で寝込む私。
そこへ母親がこれを飲みなさいと、ティッシュに包んだ「何か」を
渡してきました。
それを近くで見てみると、木を削った後に出るクズのようなものでした。
まともな神経をしていたら、そんな木くずのようなもの飲むわけないんですが、当時
熱にうなされ、まともに物事も考えられなかったので、私はその木くずを水で流し込んでしまいました。
その木くずのような何かはのどに引っかかり、うまく胃に流れていきません。
絶対に食用ではないことを悟りました。
熱にやられた頭でも、流石に変なものを飲まされた、と思い、母親に「何を飲ませたのだ」と問いただしました。

すると母親は至って落ち着いた様子で「鹿の角だよ」と答えました。





え??????????????????????????
鹿???????????????????????????????????????




よくよく話を聞くと害獣駆除の仕事をしていた私の祖父が熱を出した私を心配し、
自分が仕留めた鹿の角(鹿の角は有名な漢方らしい)を削り出し、母親に持たせたということ。

祖父と母が私を思いやってしてくれたことだとは、分かったのですが、衝撃な体験でした。

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だいたいこの話をすると、自称田舎出身の輩を黙らせることができるので、
このエピソードは非常に気に入っています。

ではまた~~~~~~~~~~~~~~~





3L

2021-06-23 07:49:50 | 友愛行事
みなさんこんにちは!4年のコーヒーシュガーです。

早いもので一年の半分がすぎ、夏休みも視野に入ってきました(多分俺だけ)(ワクワク)

先日21日からワクチンの職域摂取が拡大し、早稲田大学でも、新宿区でも21歳から39歳は一回目が7月中に打てそうだという話がでています。最初は2021年度中には打てないという話だったので、エッセンシャルワーカーのみなさん、ワクチンの確保・接種に奔走して下さったみなさんに本当に感謝したいと思います。

さて、本題ですが、今日は3Lについて話したいと思います!ブログでも度々登場している3Lですが、ここでも改めて説明すると、3LはLove, Liberty, Loyaltyのもとグループを組んで何かやろうという趣旨でやっています。今年度は、普段忙しい寮生の仲を深める目的でも回数を増やして月一回でやっています。

今回は、原点に立ち戻って、学年ごとに3Lをしました。まず1年生はK-popダンスを披露してくれました。さすが、ダンスを本格的にやってるだけあってすごくかっこよくて、普段見れない姿にシュガーおじさん胸がキュンキュンしました(きもい)

2年生は、クッキーを作ってみんなに朝の会で振舞ってくれました。普段からこの学年は何かご飯を作ってることも多く、すごくおいしかった〜〜

3年生は、テーマを決めて写真を撮るというちょっと変わった企画をしていました。
前回やった時はこの3人はバンドを披露してくれたんですが、少し変わった企画をするのがこの学年らしいところです。個人的にジャケ写がめちゃめちゃ面白かったです。

そして我々4年生は、絵を描きました!元々は献血に行こうという話をしていて新宿まで行ったのですが、諸事情でできなかったので、近くにあった世界堂でキャンバスを買い、1時間のタイムアタックで絵を描きました。すごいいいリフレッシュになったのでまた描きたいと思います!

引き締め、緩める

2021-06-13 17:32:29 | 友愛行事

こんにちは!!4年生になったヨーグルト大好きガールです!
最近22歳になったのですが、〇〇歳ってもっと大人だと思っていたな〜〜〜って誕生日を迎えるたび思います。月日の流れにのみこまれずに中身も成長していかなければ、と気を引き締める今日この頃です。

そんな今日この頃は身体も引き締めようと思い、舎生や留学生、RAと共に(たまーーに)エクササイズをしています。筋トレの日もあれば、YouTubeのフィットネスチャンネルを観ながら有酸素運動と無酸素運動を掛け合わせたようなエクササイズをしたり、ズンバという激しめなダンスの日もあります。それぞれ学校の課題や将来に向けて机に向かう日々のなかで、30分だけでも身体を動かすと得られるそのリフレッシュ効果に皆驚いています。身体は引き締まり、心は緩むといったところでしょうか。これからも続けていきたいですね!

☝︎この日は暗闇エクササイズ、ですが…写真だけでは何がなんだかわかりませんね…😅

そしてダックダクに汗をかいた後のシャワーは格別ですが、銭湯に行けた日は幸福度が桁違いです😌友愛学舎の周りにはいくつか銭湯があります。私は一箇所しか行ったことがないのですが、そこは昔ながらのザ・銭湯といった雰囲気です。学生の町というイメージが強い(私だけ?)早稲田は意外と普通の住宅地で高齢者の方も多く、その銭湯には何十年も通う常連さんなんだろうな〜という方が多くいらっしゃいます。様子を見ていると銭湯はただの入浴の場ではなく、交流の場として大きな価値を持つ場所であるのだなと勝手にしみじみ思いました。友愛から1番近くにあった銭湯は昨年、70年の長い歴史に幕を閉じました。行きたいと思いつつ行けなかったので心残りがありますが、他のところは続けてもらえるよう通い詰めたいと思います!




それではこの辺りで、ごきげんよう!

人との関わり

2021-06-02 20:54:05 | 日記
こんにちは!友愛学舎3年のOです。

ついに6月を迎え、徐々に暑くなって夏に近づいてきた感じがします。友愛学舎でも、暖かさの為に5月頃からある騒動が巻き起こっております。そう、ヤツです。Gです。

スプレーを片手にバトルを繰り広げもしましたが、最近はGがいなくならないという事で、共有スペースである和室の利用頻度が下がっている様です。寂しいです。私はGが目の前に現れなければ同じ部屋にいても良いかなと思う程度には無頓着なのですが、なかなかそうはいかない様です。繁殖力が恐ろしく強い様なのでそこだけ心配しています。

ところで、虫繋がりという事で、近頃授業で学んだゾウムシの話をしたいと思います。虫が苦手な方はごめんなさい。

ゾウムシの中でも、クロカタゾウムシは世界一硬い虫と言われるほど硬いことで有名です。体の質感はカブトムシに似た感じで黒くつるっとしています。そのクロカタゾウムシがそれほど硬い体持っているのは、ゾウムシと共生しているナルドネラという細菌に秘密があります。共生している細菌といってもピンとくる人は少ないかもしれませんが、人間で例えると、腸に住んでいる乳酸菌の様な物です。このナルドネラという細菌がクロカタゾウムシを硬く、黒くしており、ナルドネラを意図的に取り除いたクロカタゾウムシでは、通常のものと比べて黒くなるまでに時間がかかり、身体がやわらかくなるそうです。人間で例えると、腸の中のひとつの細菌を取り除くだけで金髪になるといったイメージかなと思います。その生き物を強く特徴づけているものが、その生き物自身ではなく他の生き物による力だということ、これがわたしにとってかなり衝撃的でした。

このことは私たちの日々の生活にも言えるのではないでしょうか。自分の力で成し遂げたと思っている事でも、他の人のおかげで成り立っていて、他者がいないと成り立たないという場合は本当に多いと思います。私たちが生きていく中で、他の人との関わりは不可欠だということです。

生活の中で、人間関係に苦しむことも本当に多いですが、やはり関わりは大切にしていきたいものです。そういった面で友愛学舎での生活はやはり有意義です!個性豊かな仲間が集まっており、もちろん大変なことも多いです。それでも、舎生との関わりで楽しかったことも苦しかったことも大きな刺激になっていると感じます。

今のメンバーでの生活は8、9ヶ月ほどで長くなく寂しいですが、1年生から4年生まで、全員との関わりを大切にして過ごしていきたいものです。

今回はこんなところで終わりにしようと思います!長々と失礼いたしました。ごきげんよう!

弱さを知る

2021-06-02 11:29:23 | 友愛行事
こんにちは!三年のザチオです。

そろそろ21になる歳になって、自分の弱さを改めて自覚してきました。
もちろん、以前から弱さの自覚はありましたし、これから歳を重ねるごとに弱さの自覚は一層深まるものでしょうが、今のこの時期は弱さを知る大切な時期になりそうです。

これまでは、弱さを持ち過ちを犯す人間に寄り添わなければならないと分かっていても、心のどこかに見下げる気持ちがありました。しかし、今は殺人だろうと不倫だろうと横領だろうと、寝坊だろうとなんだろうと、そのような過ちを犯したくなかったのに犯してしまう人々を、責める気持ちになれなくなりました。決して認めるわけではありません。ただ、責められないというだけです。
論理や理屈を並べてまるで裁判官のように人々の行動を評価し判決をくだす人間は世界に溢れんばかりです。僕も残念ながらそういう者でした。頭でわかっていても、心でわかっていなければ、結局は傲慢になってしまうものです。しかし、世界には少なからず人々の弱さや過ちを、すなわち自分の弱さとして自覚する人々もいるようです。自分にも同じ罪の種があることを、言い訳を並べずに深く自分のこととして自覚しているのです。三浦綾子さんの小説や伝記の登場人物、僕が出会ってきた人々にそういう方々がいました。そういう方々に少しでも近づくことができたと願いたいです。

大学生は知識が増えることでとかく頭でっかちになって、他人の考えや意見に一丁前に「批判的思考」でもって批判をするが自分自身には批判的になることは少ないように思います。そのような知識に経験が浅いことも相まって余計に空虚な論理になってしまう。。。授業で聞いたことなんですが、確かにそうだな〜〜と僕自身を見て思うところがありました。
若い人は反体制になりがちだというのはある程度の真実だと思いますが、反体制で意気揚々としてるところをみれば、それも納得です。

弱さの自覚は大切なことですが、厄介なことに、すぐに自分の弱さを忘れて棚に上げてしまうことがあるということです。そんなことは嘆いても仕方がないので、あとは日々の祈りをもって日々歩んでいきたいと願うばかりです。あ、僕クリスチャンなので!