友愛学舎生の日常生活がよくわかるブログ

早稲田駅から徒歩5分の場所にある、様々な大学生による自治寮。キリスト教精神に基づいた様々な活動に取り組んでいます。

人との関わり

2021-06-02 20:54:05 | 日記
こんにちは!友愛学舎3年のOです。

ついに6月を迎え、徐々に暑くなって夏に近づいてきた感じがします。友愛学舎でも、暖かさの為に5月頃からある騒動が巻き起こっております。そう、ヤツです。Gです。

スプレーを片手にバトルを繰り広げもしましたが、最近はGがいなくならないという事で、共有スペースである和室の利用頻度が下がっている様です。寂しいです。私はGが目の前に現れなければ同じ部屋にいても良いかなと思う程度には無頓着なのですが、なかなかそうはいかない様です。繁殖力が恐ろしく強い様なのでそこだけ心配しています。

ところで、虫繋がりという事で、近頃授業で学んだゾウムシの話をしたいと思います。虫が苦手な方はごめんなさい。

ゾウムシの中でも、クロカタゾウムシは世界一硬い虫と言われるほど硬いことで有名です。体の質感はカブトムシに似た感じで黒くつるっとしています。そのクロカタゾウムシがそれほど硬い体持っているのは、ゾウムシと共生しているナルドネラという細菌に秘密があります。共生している細菌といってもピンとくる人は少ないかもしれませんが、人間で例えると、腸に住んでいる乳酸菌の様な物です。このナルドネラという細菌がクロカタゾウムシを硬く、黒くしており、ナルドネラを意図的に取り除いたクロカタゾウムシでは、通常のものと比べて黒くなるまでに時間がかかり、身体がやわらかくなるそうです。人間で例えると、腸の中のひとつの細菌を取り除くだけで金髪になるといったイメージかなと思います。その生き物を強く特徴づけているものが、その生き物自身ではなく他の生き物による力だということ、これがわたしにとってかなり衝撃的でした。

このことは私たちの日々の生活にも言えるのではないでしょうか。自分の力で成し遂げたと思っている事でも、他の人のおかげで成り立っていて、他者がいないと成り立たないという場合は本当に多いと思います。私たちが生きていく中で、他の人との関わりは不可欠だということです。

生活の中で、人間関係に苦しむことも本当に多いですが、やはり関わりは大切にしていきたいものです。そういった面で友愛学舎での生活はやはり有意義です!個性豊かな仲間が集まっており、もちろん大変なことも多いです。それでも、舎生との関わりで楽しかったことも苦しかったことも大きな刺激になっていると感じます。

今のメンバーでの生活は8、9ヶ月ほどで長くなく寂しいですが、1年生から4年生まで、全員との関わりを大切にして過ごしていきたいものです。

今回はこんなところで終わりにしようと思います!長々と失礼いたしました。ごきげんよう!

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