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ChatGPTさんの『古事記』英訳

ChatGPTの『日本書紀』英訳 允恭天皇 2

『日本書紀』允恭天皇 2

雄朝津間稚子宿禰皇子曰「奉宗廟社稷重事也。寡人篤疾、不足以稱。」猶辭而不聽。於是、群臣皆固請曰「臣伏計之、大王奉皇祖宗廟最宜稱。雖天下萬民、皆以爲宜。願大王聽之。」
元年冬十有二月、妃忍坂大中姬命、苦群臣之憂吟而親執洗手水進于皇子前、仍啓之曰「大王辭而不卽位、位空之既經年月。群臣百寮、愁之不知所爲。願大王從群望强卽帝位。」

≪英訳≫

Prince Oasazuma Wakugo no Sukune (later Emperor Ingyō) said, "Being entrusted with the state is a serious responsibility. I am unwell and cannot bear such a burden," and he declined the position. The ministers then earnestly pleaded with him, saying, "In our opinion, it is most appropriate for you, our Ōkimi(great king), to serve our ancestral shrines. The people of the realm also feel the same way. Please accept this duty."

In the first year, in the winter of December, the prince's consort, Oshisaka no Ōnakatsuhime, distressed by the ministers' sorrow, took a vessel of water for hand-washing and presented it before the prince. She then said, "The great king declines to ascend to the throne. As time passes, the position remains vacant. The ministers and officials are in distress and do not know what to do. We earnestly request that you comply with the people's wishes and ascend to the throne."

≪この英文の和訳≫

雄朝津間稚子宿禰皇子(おあさづまわくごのすくねのみこ、後の允恭天皇(いんぎょうてんのう))は、「国家を任されることは重大な責任です。私は病気でその重荷を負うことはできません」と言って承知されなかった。そこで群臣(くんしん)は固くお願いして「手前どもが考えますのに、大王(おおきみ)が皇祖の宗廟(そうびょう)を奉じられることが、最も宜しいかと存じます。天下万民も皆そのように思っています。どうかお聞き届け下さい」と言いました。
元年の冬、十二月に、皇子の妃である忍坂大中姫命(おしさかのおおなかつひめのみこと)は、大臣たちが悲しんでいるのを見て、自ら*洗手水(おおみてみず)をとり捧げもって、皇子の前にお進みになった。そして「大王(おおきみ)は辞退なさって即位をされません。空位のままで年月を経ることになります。大臣や官僚たち〔群臣(くんしん)百寮(もものつかさ)〕は憂えて、成すべきを知りません。願わくば人々の願いに従って、強いて帝位にお就き頂きたく存じます」。

*允恭天皇は、病弱であることを理由に即位を辞退しようとしていました。しかし、忍坂大中姫命は、允恭天皇こそが天皇にふさわしい人物であると強く信じていました。
そのため、彼女は「洗手水(おおみてみず)」を差し出すことで、允恭天皇に即位を強く願う気持ちを伝えようとしました。これは、単に形式的な儀式ではなく、忍坂大中姫命の真摯な願いが込められた行為だったのです。同時に「洗手水(おおみてみず)」を差し出したことは、単に手を洗うための水を提供したというだけでなく、允恭天皇への深い愛情と、即位を強く願う気持ちを表現した行為であったと解釈できます。 〔Gemini 解説〕

令和6年6月2日(日) 2024

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