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「萩の里炭焼き物語」発刊される

2011-11-03 12:04:20 | 話題の情報
 「萩の里炭焼き物語が発刊」


白老の里山・萩の里自然公園でかつて炭焼きを生業にしていた人たち
の暮らしぶりを、萩の里自然公園管理運営協議会が「萩の里炭焼き物語」
発刊し、白老の炭焼きの歴史が明らかに。


白老は明治から大正にかけて製炭が盛んで「一番多いときで62の窯が
あり、地域経済、産業の大きな支え」(同物語)だった。木炭生産量は
大正期をピークに減少したが、昭和30年代まで製炭業は続いた。

「萩の里」には「はっきりと窯跡と確認できるものは16個あり、それら
しいものも入れると20を超える」という。

同協議会は「炭焼きの歴史を調べよう」と平成18年から炭焼きを経験
した人たちへの聞き取りを始め、昨年から本格的な編集作業に取りか
かった。

「炭焼き物語」は、炭焼き経験者や林業従事者らの証言をもとに、窯づ
くり、木や水の確保、馬そりが活躍した炭だし、親方制度、人工林づく
りなどが記されている。

萩の里の雑木林で見つかった鳥居をもとに民間信仰や山神祭りについ
ても言及している。

出版記念の「茶話会」がこのほど萩の里自然公園センターハウスで開か
れ、本作りに携わった十余人が参加。

鈴木会長は「まだ分からないことがあるなかでの発刊だが、これをステ
ップに次に続けていければ」と、続編に意欲を示した。

300部製作、一部100円。同ハウスで扱っている。




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