お払い箱の日 112

17日にはもう用無しになる
もうこの1ヶ月は戻ってこない
この先、こんなに一生懸命に孫を見つめることもないだろう
やっぱり辛い
娘は嬉々と帰る準備をし始めた

あたしはジャンクフードで育った
あたしの近視は親が豆電球をつけて育てたから
あたしはブタとかデブとか言われ続けて育った

そんな言葉を投げつけられた
親がどう育てようと娘がそう感じていたなら
それが現実なんだろう

とても傷ついたけど投げつけてくれてよく分かった
息子はどんなにひどい育てられ方をしたと感じているのだろう
どんなに罵られようと完全に存在を消されるよりはましではないか