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コロポックル村の独り言

赤井川コロポックル村での活動内容や身の回りの出来事を面白可笑しく後継者(2代目)の目線から発信します!

引越し

2010-04-21 11:50:58 | Weblog
ブログを引っ越しました。

新しいブログはタイトルが少し変わり、コロポックル村で独り言です。

今までと変わらず私の目線から見たもの、感じたものを発信していこうと思いますので

どうぞよろしくお願いします!

そしてこれまでこのブログを見てくださった皆様、ありがとうございました!

おかえり~!

2010-03-18 23:43:37 | Weblog
今から3年程前。16歳で社会に飛び出し、コロポックル村に住み込みで一ヶ月ほど

農業を、田舎暮らしを体験していったDAISUKEが遊びに来た。

「行ってもいいですか?」のDAISUKEからの電話の声は明るく、数年前に比べると

迷いがないように感じる。

一度は社会に飛び出したが、もう一度学生に戻り、再び社会に出る事を決めてきた。

そしてこの春から東京での一人暮らしも決めてきたようだ。

北海道、赤井川まで、わざわざ報告に来てくれたのだと私は思う。嬉しい限り。

DAISUKEが赤井川で生活していた一ヶ月間、私はあえて彼に合わせる生活はしなかったし

当然のように働いてもらった。当時彼があえて選んだ社会人の道なのだから。

当時の一ヶ月間は忙しい時期でもあったので朝から晩まで私と畑に出ていた。


今でもはっきり覚えているほど辛かったらしい(笑)!

私の家にはテレビがないが一週間で耐えられなくなったらしい(笑)!

軽い気持ちで「自転車で旅をしようかな」って言ったら、ゴミ捨て場に落ちていた

自転車をなんとか乗れるように修理して、「これで帰りな」と言われた時は本当に

驚いたらしい。(本当に赤井川から関東までママチャリで帰った!!)


何から何まで初めての体験をして、赤井川での生活が少しでも彼の経験値として

活かせたのだろうか…。いや、活かせたのだからまた赤井川に来てくれたのだと

思い込む!!

DAISUKEがなんで「俺は農業をやりたい!!!」って言わないのかは不思議だけど…、

やりたい事に向かって勉強し、目標を持って追いかけている姿はちょっとカッコイイ!

都会には誘惑が多いけど…、「自分の未来」を想像しながら都会で頑張って欲しい。


だけどDAISUKEは遊びに来た次の日から38度5分の熱を出して寝込んでいます

初めて見た大雪に浮かれすぎたのだろうか

早く良くなればいいねぇ………。。。

新ジャンル

2010-03-14 23:50:45 | Weblog
何から何まで忙しくなってきました。

農業始まっています!!

その事はまた書くとして…、

先日行われたワールドカフェのイベント。

ちょっと遅れましたが、見てみてくださいね~。REFARM 北海道




経験。

2010-03-04 23:10:10 | Weblog
本日ちょっと遠出をして美唄まで行って来ました。

北海道のアスパラ栽培のパイオニアである「内山農園」の内山さんに会いに。

北海道で立茎(りっけい)栽培という方法を最初に導入した方で、栽培知識、経験に

おいて抜きんでている内山氏。そしてその後を継いで3代目として活躍する内山さん。

                            内山さんのブログ 3代目の思い

農業において「経験」という事のほとんどが一年に一回しか出来ないものが多く、

どうあがいてもそればっかりは追いつく事は出来ない。

その経験を知識として吸収させていただきこの先の栽培に役立たせられれば、

今後の栽培や考え方の幅もかなり広くなってくるだろうと考えています。

今日は本当に自分のためになり、知り合えて良かったと思う一日だった。

うーん、益々「アスパラ日本一」になりたいと感じてしまいました。






食材

2010-03-03 23:52:44 | Weblog
最近我が家の食事に増えてきたもの

それは…



有機の食材!!

めっきり台所に立つ機会が減った私がたまに台所を覗くと

これ有機の食材だったんだ…、と気づく事が増えました。

なんとなくというかかなり嬉しい!

知らずの内に今まで以上に「オーガニックな人」になっています

今まで何度も言ってきたが、「食べるという事は、生きるという事」。

無造作に、何も考えずに口に運ぶという1つの動作で「食べる」「飲む」ということを

終わらせるのではなく、今一度「食べる」ということ、作り手である生産者の事、

命をいただくということ、「食べる」に結びつく様々な事を真剣に考えた

今日この頃です。

独り言ですが…

     「出来た嫁だなぁ…」


「REFARM北海道」

2010-03-01 23:27:13 | Weblog
3月に入りハウスの除雪を始めています。

おぉ、今年もきたぜ!農作業の時期!


久しぶりに「雪の多い年だな~」と感じていましたが、先日の2月では

観測史上最高気温まで上がった日、翌日の温かい雨、その2日間で例年より

少ないかも…と思わせるくらい雪が減りました。

しかし一度水を含んだ雪がガチガチに固まり、除雪作業は難航中です…。。

今日なんて除雪機が壊れ(壊し??)ちゃった(汗)。

使用者の「監督不行届き」なので雪の固さは関係ありませんが。

知っての通り監督責任者は私で、使用者も私なのでコッソリ部品を注文しましたが。。


今日は近々行われるイベントの紹介です。


北海道の食と農業を考える

REFARM北海道ワールドカフェ

日時:2010年3月6日(土)14時~

場所:札幌市中央区南2条西6丁目 南2西6ビル B1F EDiT

定員:70名程度

参加費:1部(フリードリンク)1,000円
    2部(懇親会)3,000円

プログラム:1部 今後の活動内容の発表 ~ワールドカフェ~

      2部 18時~ 懇親会


「REFARM」とは

   都会で働く農家のこせがれや就農希望者を、農業へ= RE turn FARM

   そして耕作放棄地をよみがえらせる= RE use FARM

というREFARMの発想の下、北海道の農業を前向きに考えていく人たちの

ネットワークです。

そして今回のイベントも北海道の若手農家が「このままではダメだ、何かやらねば

いけない、北海道の食と農について考えよう」と「農家のこせがれネットワーク」が

中心となって実行するイベントです。

食と農について真剣に考え、語り合ってみたい方はどうぞご参加ください!

生産者、消費者、職種等々の参加資格は問いません。本気で農業をどうにか

したい方、「REFARM」に賛同してくれる方、お待ちしています!

↓↓下記の申し込みフォームからどうぞ↓↓

http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHNGVExsUnNkdF9MMVdtQmQzVFlBT2c6MA

↓↓ワールドカフェって何??て方は下記参照↓↓

http://blog.livedoor.jp/facilitators/archives/50227996.html

その他にもたくさんの仲間達が全道各地でこの活動を宣伝(適切な表現かは微妙…)

しています!

「REFARM北海道」で検索してみるともっと分かりやすい説明も出ていますので

探してみてください!よろしくです!

お酒

2010-02-27 21:37:16 | Weblog
旅行日記書くのに少々疲れたので一休み。

九州で仕入れたお酒を紹介します。

下戸な飲めない私ですがつい買いたくなってしまった一品。

「明るい農村」 と 「農家の嫁」 です。



謳い文句ですが、


   良き焼酎は、良き土から生まれる。

   良き土は、「明るい農村」にあり。

   明るい農村は、「農家の嫁」がつくる。


                   だそうです。

素敵ですね~。


2010-02-25 23:19:17 | Weblog
縄文杉からの下り。

夫婦杉(めおとすぎ)



雪の重みで隣の杉の枝が食い込み、そのまま2本揃って成長している杉です。

とても印象深い杉ですね。

そしてそのすぐ傍にあるのが大王杉。

と思ったら写真がありません。おかしいな…。

この木も樹齢3千年といわれていて存在感のある木です。

ちなみに屋久島では千年以下の若い杉を小杉、千年以上の杉を屋久杉と言うそうです。

さらにちなみにボクの杉は30年。硬くて黒くて立派だと信じていたけどまだまだ若い。


この木がもし伐採されていなかったら縄文杉以上と言われている「ウィルソン株」。



切り株の中が空洞になっていて中には湧き水が出ています。

大人が10人以上入っても全然気にならないくらい広い!

株の両隣に写っている杉は「切り株更新」という屋久島独特の現象で切り株の上に

次の世代の杉が着生し生えている現象です。

「倒木更新」という現象も多く見られます。

それだけ地面に土が少ないってことですね。



中から見上げて写真を撮るとハート型に見えるようですが…。見えない。。

心がゆがんでいるからか?!



途中雪が降っていて明日にも結構積もりそうな感じでした。



途中から一緒に降りてきたり出会った仲間達との一枚!

偶然にも札幌の方と、一ヶ月かけて日本を旅する学生さん。



少し道はそれるが必ず寄りたいポイントが「太古岩」。

高くて大きな岩の上から見える360度の絶景。目に映る物は「山」「川」「緑」

だけ!!!高圧線や鉄塔、集落、人の手で作られたものが全く目に入らないということは

こんない気持ちがいいとは知りませんでした!

そんな場所で学生さんに提案してみまた。。

「修行だと思って腕立て伏せでもやってみたら??」



「逆立ちでもしてみたら??」

無理だそうです…。落ちたら帰って来れないもんね

「もののけの森」。写真では分かりにくいかもしれませんが、全体がコケで覆われて

いる感じです。





白谷雲水峡。登っている時は全く見えなかったので水の綺麗さ、勢いにかなり

驚きました。魚は一匹も居ないそうです。水の勢いが強すぎるのか、滝が多すぎて

魚が登れないのか。理由はわかりません。



ちょうどこの場所で前日にCM撮影をしていたようです。

なんだかって女優さんが(名前忘れた…)なんだかの宣伝をしていたようです。

ハイ、興味が無いのですっかり忘れました。有名な人だったらしいけど。



縄文杉

2010-02-24 23:31:05 | Weblog
屋久島滞在2日目。 AM4時30分民宿を出発。

前回登った時はトロッコ道で有名な荒川登山口からの出発でしたが、今回は崖崩れに

より通行止め。白谷雲水峡からの出発。最初からこちら側から登る予定だったので

特に影響はなし。

一般に荒川登山口からは片道4時間半、白谷雲水峡からは片道5時間半と言われている

ようです。

5時半頃からヘッドランプをつけて登り始めましたが

絶景と言われる「白谷雲水峡」や「もののけの森」は暗闇の為何も見えません。

下りに期待してただひたすら縄文杉を目指し歩き続けます。

屋久島には熊は居ないので単独でも怖くないが、獣道のような登山道が続くので

暗くて周りが見えないと結構道から外れて迷う事があるそうです。

私は4回くらい道を外して後戻りしました…。

暗闇から何者かの気配がしてライトを照らすと大抵は鹿。屋久鹿のパラダイス?!



屋久島の島民が1万4千人なのに対して屋久鹿は1万6千頭。増えすぎのようです。

実は歩き始めてきずいたのですが、カメラの充電がありません…

ここまで来て写真を撮れなかったら悔しすぎるので上から順番に写真を撮る事に

したので、縄文杉までは休憩もそこそこに歩き続けます。


なのでいきなり縄文杉の写真です!!



比較対象物が無い為大きさ太さを写真で表現出来ませんが…、本当に凄い木です!

こればっかりは間近で見た人しか分からないかもしれません。。

推定樹齢が7200年とも言われています。

7200年って…。

人間の平均寿命が72歳だとしても100代以上もさかのぼる頃からこの場所で

生きている事になります。

まだ人類が人ではなく道具を使えるくらいの動物の頃ですかね?!

想像がつきません。ただただ凄いの一言。

さらにこの木の凄いところは他の太い屋久杉のほとんどがはっきりと腐れが

見て分かるのに対して、見て分かる腐れはありません。

そして着生の多さにも驚きます。一体何種類の植物が縄文杉を大家とし生活している

のでしょうか。北海道でもたくさん見られる「ヤドリギ」とは違い木の養分を吸って

生きている寄生ではなく、木を土台として根を下ろしているので大家を傷めることは

なく、完全な共存だと思います。

新しい自然のあり方を見た気がしますね。

まぁそれにしても存在感のあるこの屋久杉を一度自分の目で見ると人生観が変わるかも

しれませんよ!絶対にお勧めします!


以前は「展望デッキ」も無く根元まで歩いて行けたのですが多くの人が根元を

歩く為木の根が踏まれ傷むので今は根元まで行けません。

根元まで行けた時は「一握りの命」(確か名前は合っているはず…)という運動が

あり登山道の中間地点に1キロの砂がありそれを持って登り縄文杉の根元に

かけてくるという運動もしていました。

年間の降雨量が山頂では日本一、10000ミリを越すこともあるそうで(一日の最高

降雨量は986ミリを記録だそうです…)

激しい雨で砂が流される為意味が有ったとか無かったとか。。

あの場所に18年前砂をまいたこと、同じ木をまた同じような場所から見ていること、

色々な事を思い、思い出し、感動してしまいました。

親父になる前にこの場所にまた来れてよかったなぁ~。。。





旅の足跡 2

2010-02-23 23:34:03 | Weblog
鹿児島から屋久島行きの高速船トッピーに乗船。

時速80キロで浮きながら海の上を走る凄いヤツです

飛行機より島に来た雰囲気が出るとガイドブックにも書いてあります。

そりゃぁ試してみなければと乗ってはみたが乗船5分で意識を失う…。

気づいた時には屋久島です睡魔に敗北…。

                       帰りに期待です(笑)

屋久島に着いてまず最初にする事。

18年前に訪ねたときに泊まった民宿を捜す事です

小学校6年生の時に1週間ほど滞在した民宿。

当時の資料が全く無く(あるのだけど探す時間も無くて探しきれなかった…)

なので当時の記憶を思い出しレンタカーで巡りました。


18年前の記憶、今回の事件(気分は刑事!)キーワードは

①空港を出て右回りの方向にある。

②車(当時はタクシーを使った)で15分ほどの距離で民宿にたどり着く。

③国道から海側でなくて山側にある民宿。

④民宿には私より2歳下の息子さんがいる。

⑤食堂と民宿は別棟。

⑥料理は豪快!

⑦父さん豪快!

⑧父さんは自分の船を持っている(漁師か?!)

こんなところです。

絶対に見つかると思っていたのですが結果は残念…。

刑事になりきり古くからある民宿をいくつも回ったのですが条件に合う民宿は

どこにもありませんでした

途中立ち寄った豪快な民宿の父さんに

「お~、それはオイ(俺)じゃオイじゃ、間違いない!オイしかおらん!」

と押し切られそうにもなりました

私より2歳下の息子さんの事に触れると

「オイの息子は今33じゃ、ワー(多分私のこと)なんか勘違いしとるんじゃ」

いくら私でもきっとそれだけは勘違いしないような気がします。

一応息子さんによろしく伝えてもらうように頼んで今回の捜索は3時間で終了しました。

記憶というものは実に当てにならない。。資料として残す事に意味がありますね。

本当に残念です。資料を整理してもう一回いつかチャレンジしてみます!



次に向かった先は車でも見に行ける「紀元杉」。

翌日「縄文杉」に会いに行くのでとりあえずで「屋久杉ランド」にレッツゴー!

標高0地点から一気に1000メートル駆け上がる峠は中々スリリング。

事故も多そうですね

走る事20分、現れました。

樹齢3千年といわれている屋久杉…。「紀元杉」

いきなり度肝を抜かれるこの太さ。



相変わらず太すぎ!堂々としすぎ!!カッコ良過ぎ!!!

北海道も自然のイメージが強い地域ですが、屋久島は自然の中にも歴史を感じますね。

明日の縄文杉が益々楽しみです。。

小学生の自分が見た縄文杉と、今の自分が見た縄文杉、どう違って見えるのだろうか??

翌日は早朝5時30分から登り始めます。