こんなのできた!

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日々の小さな出来事の写真日記

2011/01/05 『どですかでん』

2011-01-05 20:22:26 | Weblog


散歩がてらに自治会会計の記帳に行く。
これから1万歩を目指す。


途中から霰まじりの雨になった。
家に戻り、


自治会の会計監査の準備をする。
帳簿・領収書などは揃えてあり、用語の統一や数字などを見直す。


きょうのおやつは「でんだい」。


昨年から『どですかでん』を少しずつ見ていて、


          2008/11/15 NHK BS 
本日見終わった。
分割して見たため、感動も分散し印象は薄くなった。映画は一気に見た方
がよさそうだ。


『どですかでん』
1970年公開 黒澤明監督   
                      解説とあらすじ どですかでん - goo 映画

『どですかでん』は『赤ひげ』以来5年ぶりの作品。
この間黒澤には何があったのか?
ネットなどで調べると、
黒澤はこの間に2度の監督降板で精神的な打撃
を受けていた。

まず『暴走列車』。アメリカのプロジューサーより映画の中である「言葉」を
盛り込んでほしいと注
文があった。ところが黒澤は見終ったら自然に画面
から滲み出てくるもの、作品の中で云うべきもの
ではないとの考え。
また、3分間の出来事は3分以内で描いてこそスリルやサスペンスが出てく
る。それをプロジューサ
ーは3分の出来事を20分で描けと云う。
プロジューサーとの考え方の違いなどで、結局降板することになった。

『トラ・トラ・トラ!』では従来どおり準備やリハーサルに念を入れるというや
り方でやっていた。こ
うして仕事が予定通りゆかずスケジュール的にも追い
つめられ、監督を解任された。

その苦境から再起し企画したのが『どですかでん』だった。
今までのアクションの激しい重厚な作品と違って、弱いもの同志の人情の
ふれあいを8つの物語をエ
ピソードをおりまぜて1編の群像劇とした。

黒澤映画には『椿三十郎』のラストシーンに代表されるショッキングな演出
が評判となり、それ以来一般の時代劇でも残酷な表現が流行した。
そのことに黒澤は責任を感じていた。

『どですかでん』では黒澤の内面にあるもう一つの世界を描いたのだろうか。
この映画にはヒーローはいない。ごく普通の庶民ばかりが登場する。
三波紳介の「とうちゃん」、こんな善良な人がいた。

   時々 
 

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