冬の味覚の代表 「かき」です
ちなみにこれは 宮城県産
よく スーパーで売っている物は すでに 殻から外されていて
すぐに そのまま食べられるようになってはいますが
お寿司屋や居酒屋などお店で売られている「セル牡蠣」は こんな感じで殻に入ったままのものです
たぶん 殻=シェル がなまって「セル」になったんやと思いますが
本当のところは どうなんやろう・・・
おいらの お店で この「セル牡蠣」を割っていると(殻から外すって意味ね)
カウンター越しによく食い入るように見られる事があります
「どこそこから 殻つきの牡蠣を送ってもらったんやけど どうしたらいいのか解らなくて困ったわ~
どうやって殻からとるの
」
なんてよく聞かれたりします
きっと送った人は 新鮮な牡蠣を食べてもらいたいと思っての事
送られた人は 「これどうすんの
」と ちょっと迷惑な気分・・・
殻からどうやって外したらいいのかわからんから
トンカチで叩き潰したとか コンクリートに叩き付けたとかなど
とんでもない事をしたと 何度か聞いたことがあります
しかし そんな方法で殻から外した牡蠣は普通に食べる気します
ムキになって意地で ただ外しただけの牡蠣ミンチなだけですやん・・・
なので 簡単
確実
安全
な外し方をお教えします
殻には上下があって まず上下を確認します
ぷっくり膨らんでるのが下 比較的平らになっているのが上です
次に 蝶番(上下の殻がつながっている所)を手前にします
こんな感じですな・・・
上から見て 殻の右側上から3分の1くらいの所に 貝柱があるんで
しっかりと殻をおさえつけて あっ
殻は危ないから軍手をしてね
そこめがけて 貝割りを隙間から入れます (貝割りがなかったらナイフでもいいです)
このへんです・・・
この時 刃先を 下に向けると身が傷つきやすいので 蓋がわに刃先をなんとなく向ける様に意識して
「グリグリ」します なんらかの手ごたえがあれば それが貝柱なんで 切る様にはずしちゃいます
ゆっくりと 殻をめくると・・・
こんな感じ・・・
プックリとした美味しそうな牡蠣です
ほら ねらった所に 貝柱があったでしょ
どんな牡蠣でも絶対ここに貝柱があります 夏の「岩牡蠣」でも同じです
後は 練習のみです 何回かやったら出来る様になるはずです
どんくさい人は責任もたれへんけどね・・・
これで 「セル牡蠣」を親戚 知人から送りつけられて来ても
「これどうすんねん
迷惑や
」 などと思わずに
「あっ やったるわ」って簡単にちょちょいと「セル牡蠣」をやっつけたら ちょっとだけかっこいいかも・・・
まあ そんなシュチュエーションそうなかなかないんやけどね