On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

いい曲発見

2007年09月11日 | 音楽活動
アニメの曲というのは物語を見ながら聞くと言うこともあり結構ストーリー性があって、いい曲が昔から多い。私自身アニメの曲でも沢山大好きな曲がある。私が最近大変驚いているのは、いわゆる泣きゲー(感動系のゲーム)で使われている曲をソロギターにアレンジし動画を共有サイトにアップしている人がいるってこと。どのような人かは知らないけれどもそのアレンジ力がすごいって事だ。彼ら(いまのところ2人確認)はアレンジ力、演奏力ともにプロ並みに思えるほど完成度が高く、名前出せよっって感じだけれども顔も分からないし名前も住まいも分からない。私は動画をみてやったこともないゲームや見たこともないアニメの曲に心底「弾きたい」と思える衝動をもらっている。私の部屋には腐るほどソロギターの楽譜集があり、それらには模範演奏のCDもついているけれども、普通1冊の楽譜の中で数曲そういった曲があれはいいほうで、手を出したけれども1曲も努力を要してまで身につけるほどの曲が無い事もある。
ソロギターというのは完全に暗譜し、目をつむってでも弾けるくらい指が指板をなぞらないと、完成度が上がらないものだ。であるから毎日毎日同じ曲をひくために曲に惚れ込まねばならない。すぐに飽きてしまうような曲はいくら簡単であっても1~2度初見で弾いて見てもう弾こうという気にはならないし、惚れ込んだ曲は半年とか数年かかってでも、挫折しかかっても出来るまで何度もトライする。

次に練習しようと今日決めた曲はこれもゲームの曲らしく「Clannad」の「小さなてのひら」。
この曲は「Air」の夏影と同じゲームメーカーの作品のエンディングテーマ。「ひぐらしのなく頃に」のYouというのも弾いているが、多分一番時間もかかるし完成まで相当苦労しそうな曲である。
アレンジをみてみると夏影ではタッピングハーモニクスが出てきたし、Youにいたってはベース音と人工ハーモニクスの同時弾きやレフトハンドタッピング+人工ハーモニクスといった高度な技がちりばめられていた。この「小さなてのひら」では人工ハーモニクスのほかローリングカポによる転調が2回曲中に入っていて見るとびっくりする。最初は3フレットにあるカポが最後には5フレットに移動している。どこでチェンジしているか分かるかな~?




最初聞いたときには前半はすこし冗長な感じもしたけれど後半の美しいメロディは、弾きたいって言う気持ちにさせる。このローリングカポは持っていないので速攻で注文したけれど1週間ほどかかる予定。それまで転調は手持ちのカポで間に合わそう(笑)


ところで9月の24日に相生市の元気アップ支援事業認定グループの交流会がある。ここで相生On楽工房はPAとパフォーマンスを披露する予定だが(前回の同様な会では安則明稔トリオがJAZZ演奏をした)、私の所に他のグループからの演奏要請があり現在、なんとかやってみようと言う気になっている。
以前、協力体制で作り上げた朗読劇「素足の娘」の主催者である「グループ環」と相生シネマ倶楽部が一緒に行う浦山桐郎の文章の朗読につけるBGMをギター1本で生演奏するという趣向だ。浦山桐郎は相生出身の映画監督で「キューポラのある町」などを撮った名監督。私はあまり詳しくはないが相生を題材にした短い文章があって、それを朗読者7名で朗読しシネマ倶楽部がその文章にちなんだスライドを上映するという物だ。
グループ環は大ホールでの朗読劇以降大きな活動はしていない模様だが久しぶりにコラボさせて頂くことに。またシネマ倶楽部も以前私は商店街での上映会などの応援をしていたのだあるが、著作権がらみでどうしても活動に無理があるようで大々的に人集めも出来ず再び細々とではあるが着実に活動を重ねているグループ。相生On楽工房とのからみはこれが初めてだ。相生で活動している元気なグループが一緒になってなにかをやるってのは相生市の側としても大歓迎で今回の交流会もそれを目論んだ物と思う。
ところで朗読のBGMって何を弾いたらよいのか分からなく、昔やってた曲と最近覚えた曲を2曲、どちらゆったりとした曲であるがMDに録音してグループ環のリーダーの所へもっていったらokがでた。問題は時間調整。全部で8分以上も朗読が続くので適当にダカーポしながら調整することになるだろう。こういったことはやったことがないのでやや緊張はしているだが楽しみでもある。


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