当たり前のニイガタ

　甲府へ行って、牛タンを食えなくて残念だった気持ちが体の中に残っていたのか、先日上京した折、「牛タン」の看板にふらりと、路地を入ったところにある店に吸い込まれていった。
　そこは、仙台牛を売りにしている様子が店内の様子で解った。
　早速牛タン焼を注文。出されたものを早速口に運ぶが、アレ？こんなもんか？
とあまり感動が無い。
　出された枝豆も、今時期冷凍だろうし新鮮味が感じられない。
　タコも食するが、どうも新鮮でないような味。
　老夫婦だけで切り盛りしているせいか、活気が無いのが料理に反映している様子。

　ホテルの隣にあった、ラーメン屋の跡にテナントで入ったようなビビンバ屋の方が美味しかった。
　そのホテルのご飯は、やはり美味しくなかった。６０００円程度のビジネスホテルでは、期待する方が間違っているのだろう。
　せめてご飯だけでも美味しいと、あとは海苔だろうが生卵だろうが、それだけあれば十分なのだ。

　旅先では、安宿、安飯にしているので、どうも食には恵まれないようだ。

　ただ、先日投宿した埼玉北部の宿のご飯は美味しかった。さすがＪＡが経営のホテルでした。（おかずは平均点）

　そんな経験をして、いつも当たり前の食生活が、ニイガタの幸のお陰で美味しい食なのだと認識されられました。
　ニイガタの魅力の一つは、「食」ですね。