先週の水曜日、朝から大量の鼻水が流れ出した。
ダムが決壊したかのように、止め処なく流れ出る鼻水。
まったく仕事にならないので、昼休みに耳鼻科に行ってきた。
御徒町の駅から湯島天神へ向かう道
渡辺耳鼻科
階段上がった右手
ふ、古い。
昭和の初期にタイムスリップしたかのようだ。
先生はナースキャップのような帽子を被った70代後半のおじいちゃん先生。
症状を伝えると、今は猛烈にインフルエンザが流行っているとかで検査をされた。
長〜い綿棒が鼻の奥に突っ込まれた。
グヘッ!涙が出た。
私はインフルエンザの検査をした記憶が無い。
以前、夫の付き添いで病院に行ったときにインフルエンザ検査で綿棒を鼻に突っ込まれてグエッとなった夫を見て爆笑し、医者に怒られたことはある。が、自分が突っ込まれた事は無い、はず。
結果は陰性。だろ?私はインフルエンザにかかった事はないんじゃ。
私は花粉症ではないかと先生に訴えた。
先生は風邪じゃないかなぁ、と言いながらもアレルギー検査をしてくれた。
先生は続けて、「はい、あーんして」と言い、
「少し痛いよ〜、我慢してね〜」と薬を付けた綿棒を喉に突っ込んだ。
ぐっへぇ〜
今何をした!
涙と鼻水とヨダレを出す私に先生は、今の治療は「Bスポット治療」であることを説明し出した。
いやらしい名前の治療だな、かあちゃん
このバカタレがっ!
ま、誰しも同じ反応をしたがな…。
これがBスポット治療だ
喉ちんこの裏に薬を塗るのだ。
頭痛、肩凝りはじめ、いろんな病気に効くらしいのだが、物凄く痛い。
内科はもとより耳鼻科なんぞに通った事がない私は、こんな治療法がある事を知らない。
先生はたくさんの紹介状を見せびらかし、いかに素晴らしい治療をしているのかを説明し出した。
私の「ほー、へー、すごいですね、ゲホゲホ」に気を良くした先生、「プーさんかあちゃん、肩凝りはある?」と。
私は迂闊にも「へい、肩凝りは酷くて」なんて答えてしまったものだから、
「さぁ、もう一回やりましょう!」と、また綿棒を口に突っ込まれた。
悶絶しながら涙を流す私に先生は、
「症状がひどいほど痛みがあるの!」と優しく語りかけた。
…たしかにそうなんでしょうよ。でもね、こんな短時間に2度もやられたら誰だって痛いっつうの。
焼け付くような痛み、顔の穴という穴から流れ出る水分…しばらく反省ザルのように固まる私。
すると先生は、私に自分の後ろに来い!と手招きをしているではないか。
椅子には他の患者さんが座っている。
今からこの患者さんに同じ治療をするから見てろというのだ。
私は看護師さんと患者さんを見た。
二人とも私の目を見て深くうなづいている。
この先生はいつもこういう事をしているようだ。
患者さんは慣れているようで軽くえづいたくらいで何事も無く帰って行った。
しかし次から次へとこの治療だけをしに患者さんがやってくる。
調べたらもう50年も前からあるらしいが、この治療が出来る医者は少ないようだ。
一週間後にアレルギー検査の結果を聞きにくるように言われ、病院を後にした。
今日は連休最後の月曜日。
鼻水は出ないが咳が止まらない。
かあちゃん、ゴッホだろが!
夫には出張前に風邪をうつすな!と、あっち行けをされている。野良犬か、あたしは。
あぁ、自分がゴッホになってしまった
花粉症じゃないのか、これ…
ちなみにこのBスポット治療、かなりの回数をやるみたい。
ダムが決壊したかのように、止め処なく流れ出る鼻水。
まったく仕事にならないので、昼休みに耳鼻科に行ってきた。
御徒町の駅から湯島天神へ向かう道
渡辺耳鼻科
階段上がった右手
ふ、古い。
昭和の初期にタイムスリップしたかのようだ。
先生はナースキャップのような帽子を被った70代後半のおじいちゃん先生。
症状を伝えると、今は猛烈にインフルエンザが流行っているとかで検査をされた。
長〜い綿棒が鼻の奥に突っ込まれた。
グヘッ!涙が出た。
私はインフルエンザの検査をした記憶が無い。
以前、夫の付き添いで病院に行ったときにインフルエンザ検査で綿棒を鼻に突っ込まれてグエッとなった夫を見て爆笑し、医者に怒られたことはある。が、自分が突っ込まれた事は無い、はず。
結果は陰性。だろ?私はインフルエンザにかかった事はないんじゃ。
私は花粉症ではないかと先生に訴えた。
先生は風邪じゃないかなぁ、と言いながらもアレルギー検査をしてくれた。
先生は続けて、「はい、あーんして」と言い、
「少し痛いよ〜、我慢してね〜」と薬を付けた綿棒を喉に突っ込んだ。
ぐっへぇ〜
今何をした!
涙と鼻水とヨダレを出す私に先生は、今の治療は「Bスポット治療」であることを説明し出した。
いやらしい名前の治療だな、かあちゃん
このバカタレがっ!
ま、誰しも同じ反応をしたがな…。
これがBスポット治療だ
喉ちんこの裏に薬を塗るのだ。
頭痛、肩凝りはじめ、いろんな病気に効くらしいのだが、物凄く痛い。
内科はもとより耳鼻科なんぞに通った事がない私は、こんな治療法がある事を知らない。
先生はたくさんの紹介状を見せびらかし、いかに素晴らしい治療をしているのかを説明し出した。
私の「ほー、へー、すごいですね、ゲホゲホ」に気を良くした先生、「プーさんかあちゃん、肩凝りはある?」と。
私は迂闊にも「へい、肩凝りは酷くて」なんて答えてしまったものだから、
「さぁ、もう一回やりましょう!」と、また綿棒を口に突っ込まれた。
悶絶しながら涙を流す私に先生は、
「症状がひどいほど痛みがあるの!」と優しく語りかけた。
…たしかにそうなんでしょうよ。でもね、こんな短時間に2度もやられたら誰だって痛いっつうの。
焼け付くような痛み、顔の穴という穴から流れ出る水分…しばらく反省ザルのように固まる私。
すると先生は、私に自分の後ろに来い!と手招きをしているではないか。
椅子には他の患者さんが座っている。
今からこの患者さんに同じ治療をするから見てろというのだ。
私は看護師さんと患者さんを見た。
二人とも私の目を見て深くうなづいている。
この先生はいつもこういう事をしているようだ。
患者さんは慣れているようで軽くえづいたくらいで何事も無く帰って行った。
しかし次から次へとこの治療だけをしに患者さんがやってくる。
調べたらもう50年も前からあるらしいが、この治療が出来る医者は少ないようだ。
一週間後にアレルギー検査の結果を聞きにくるように言われ、病院を後にした。
今日は連休最後の月曜日。
鼻水は出ないが咳が止まらない。
かあちゃん、ゴッホだろが!
夫には出張前に風邪をうつすな!と、あっち行けをされている。野良犬か、あたしは。
あぁ、自分がゴッホになってしまった
花粉症じゃないのか、これ…
ちなみにこのBスポット治療、かなりの回数をやるみたい。