坂井市 前田よしひこ

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国指定重要文化財「旧登米高等尋常小学校」

2020-04-06 16:07:25 | 重要文化財・史跡・日本遺産

2006年(平成18年)11月、登米市にある国指定重要文化財「旧登米高等尋常小学校」を訪問しました。

登米市は仙台市から北へ70kmの宮城県北部に位置し、岩手県との県境にあります。

登米郡8町と本吉郡津山町の合併により2005年(平成17年)に登米市(とめし)が誕生しています。

市内の登米町は「とよままち」と読むそうです。

登米市は9つの総合支所を持つ市で、

平成17年12月末時の人口は約91,100人、令和元年12月末時の人口は約78,600人。

国指定重要文化財「旧登米(とよま)高等尋常小学校」

時代:明治21年(1888年)

構造:木造、建築面積841.7㎡、二階建て、桟瓦葺

重文指定年月日:1981年6月5日(昭和56年)

解説文:明治6年に開校され、明治21年移転して現在地に建築されたものである。

    設計者は宮城県技手山添喜三郎で、彼はそのころ県下の公共建築を数多く手掛けている。

    木造、二階建て、平面はコの字型で吹き抜けの片廊下式とし、

    下見板張りの外側に引き違い窓を連続させて採光面積を大きく取り、装飾が少ない。

    初期の擬洋風とは違った和洋折衷の様式をもっており、

    明治時代の学校建築の流れを知る上に重要な遺例である。

    また、地方文化を示す建築としても意義が深い。

東北の雪国で冬は寒いと思われますが、この時代は開放型の片廊下様式が多かったのでしょうかね。


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