さて、最近はブログの新しいスレッドよりも
以前の440Hzと442Hzのところで
書いているのが多いように思いますが、
それに関連した話。それほど訓練をしていなくても
音をイメージし、記憶できる人はいますね。
5人に一人ぐらいかもしれませんが。
今度池袋本部に入会し、結構毎日通っているYさんは
その一人です。
それほど楽器の経験もない人なんですけど、
とあることで調弦が少しずれているのにYさん自身が
気付いたものですから、
すこしむずかしめの調弦方法をお教えすることにしました。
いつものように3絃を弾いて、ドシラスファ、でも
デーンデンムーシムシでもいいですけど、とにかく
2絃の音を想像します。
想像音をしっかりイメージしてもらって
(これが一番難しい)2絃をあわせるときに、
まず、とにかく絶対低い音にして、そこから2絃を
弾くと同時にカラクイを回し、「余韻」が大きく出る
状況をつくります。クイーン、クイーンというように、
余韻が消えかけたらすぐに2絃を弾いて、あくまでも
弾いた後にカラクイを回し、余韻を出し続けます。
それで、余韻が自分の想像音と一致したら手を止めます。
想像音をしっかりイメージしていて、ピタッと止められれば
これだけで調弦が合うはずです。
相当低い音にしておいても、3度くらい2絃を弾いて
クイーン、クイーン、クイーンとカラクイの回転で
余韻を上げていけば2~5秒でたどり着くでしょう。
さて、Yさんですが、この余韻法の調弦で、いつもの
クイパラ調弦確認法(3絃を弾き3絃と1弦を止め、
2絃の共鳴を聴く)をやってもらうと、ピタリ合っている
のです。3秒で2絃の調弦完成です。
1弦も同じ余韻法でやはり3秒で合ってしまいました。
三線の腕はこれからですが、ここまで強く自分の目標音を
イメージできる能力があれば、きっと上手くなりますね。
ちなみに、通常の調弦の場合は、弾いてからすぐカラクイを
回すのではなく、カラクイを「この辺かな?」といわば半分
勘で回しておいて、それから弾いて音を出し、近そうであれば
チェックするというようになってませんか。
みなさんも、絶対低いところまで落とした後、弾いて音を出した
瞬間にカラクイを回して余韻を作り、その余韻が消えかけたら
また弾いてすぐカラクイを回して余韻を作り、上がっていく余韻
が自分の中の想像音(答え)にあったら、ピタッと止めるという
のをやってみましょう。
これが自分のタイプに合う調弦であった場合は、高速調弦が
手に入ったことになりますよ。
でも、一番難しいのは、変わっていく音を聴きながら、それ以前
に聴いた3絃の音から想像で作った正しい2弦の音を思い続ける
ことですよね。途中で忘れちゃいますよね。
以前の440Hzと442Hzのところで
書いているのが多いように思いますが、
それに関連した話。それほど訓練をしていなくても
音をイメージし、記憶できる人はいますね。
5人に一人ぐらいかもしれませんが。
今度池袋本部に入会し、結構毎日通っているYさんは
その一人です。
それほど楽器の経験もない人なんですけど、
とあることで調弦が少しずれているのにYさん自身が
気付いたものですから、
すこしむずかしめの調弦方法をお教えすることにしました。
いつものように3絃を弾いて、ドシラスファ、でも
デーンデンムーシムシでもいいですけど、とにかく
2絃の音を想像します。
想像音をしっかりイメージしてもらって
(これが一番難しい)2絃をあわせるときに、
まず、とにかく絶対低い音にして、そこから2絃を
弾くと同時にカラクイを回し、「余韻」が大きく出る
状況をつくります。クイーン、クイーンというように、
余韻が消えかけたらすぐに2絃を弾いて、あくまでも
弾いた後にカラクイを回し、余韻を出し続けます。
それで、余韻が自分の想像音と一致したら手を止めます。
想像音をしっかりイメージしていて、ピタッと止められれば
これだけで調弦が合うはずです。
相当低い音にしておいても、3度くらい2絃を弾いて
クイーン、クイーン、クイーンとカラクイの回転で
余韻を上げていけば2~5秒でたどり着くでしょう。
さて、Yさんですが、この余韻法の調弦で、いつもの
クイパラ調弦確認法(3絃を弾き3絃と1弦を止め、
2絃の共鳴を聴く)をやってもらうと、ピタリ合っている
のです。3秒で2絃の調弦完成です。
1弦も同じ余韻法でやはり3秒で合ってしまいました。
三線の腕はこれからですが、ここまで強く自分の目標音を
イメージできる能力があれば、きっと上手くなりますね。
ちなみに、通常の調弦の場合は、弾いてからすぐカラクイを
回すのではなく、カラクイを「この辺かな?」といわば半分
勘で回しておいて、それから弾いて音を出し、近そうであれば
チェックするというようになってませんか。
みなさんも、絶対低いところまで落とした後、弾いて音を出した
瞬間にカラクイを回して余韻を作り、その余韻が消えかけたら
また弾いてすぐカラクイを回して余韻を作り、上がっていく余韻
が自分の中の想像音(答え)にあったら、ピタッと止めるという
のをやってみましょう。
これが自分のタイプに合う調弦であった場合は、高速調弦が
手に入ったことになりますよ。
でも、一番難しいのは、変わっていく音を聴きながら、それ以前
に聴いた3絃の音から想像で作った正しい2弦の音を思い続ける
ことですよね。途中で忘れちゃいますよね。