<令和5年度A日程 准看護師試験 第61問~第70問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年05月07日 | 准看合格法
問題 61  持続的導尿について、適切なのはどれか。 


1  カテーテルの挿入は無菌操作で行う。 

2  カテーテルのサイズは 6 Fr ~ 8 Fr が一般的である。 

3  女性の場合、カテーテルは上腹部に固定する。 

4  蓄尿バッグは膀胱より高い位置で固定する。




















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 1


2  カテーテルのサイズは 12 Fr ~14 Fr が一般的である。 

3  女性の場合、カテーテルは大腿内側に固定する。 

4  蓄尿バッグは膀胱より低い位置で固定する。=逆流を防ぐため


※カテーテル=体内に挿入して、検査や治療などを行うための柔らかい細い管

 Fr(ふれんち)=管の太さのこと フレと略す 3Fr=1mm


  

 




















問題 62  問題焦点型コーピングはどれか。 


1  楽観的に考える。 

2  問題の解決方法を調べる。 

3  誰かに愚痴を聞いてもらう。 

4  別のことをして気持ちを紛らわせる。


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 2


※コーピング=ストレスに対処するための行動

 cope=対処する、対応する
















問題 63  ストレスを作り出す刺激を何というか。 


1  ストレッサー 

2  コーピング 

3  ストレス反応 

4  耐 性













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 1


※耐性=環境の変化に対応していく生物の能力、病原菌などが一定の薬物に対して示す抵抗力 





























問題 64  回復期の特徴と患者の心理について、適切なのはどれか。 


1  疾患が完治しないまま緩やかに経過していく時期である。 

2  寛解期と増悪期が繰り返し現れる。 

3  精神的に不安定で感情が揺らぎやすい時期である。 

4  全人的苦痛(トータルペイン)に対応するケアが求められている。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 3


※寛解=全治とまでは言えないが病状が治まっておだやかであること

























問題 65  患者の理解について、適切なのはどれか。 


1  同じ疾患の場合は患者の思いや反応は同じである。 

2  疾患や治療が、職場との繋がりや役割にまで影響を及ぼすことはない。 

3  患者の疾患や治療が家族に影響を及ぼすことはない。 

4  病気は身体にとどまらず、精神状態にも影響を及ぼす。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)










・正解 4


1  同じ疾患の場合は患者の思いや反応は同じとは言えない。 

2  疾患や治療が、職場との繋がりや役割にまで影響を及ぼすこともある。 

3  患者の疾患や治療が家族に影響を及ぼすこともある。 























問題 66  クリニカルパス(クリティカルパス)について、正しいのはどれか。 


1  患者個々に作成される。 

2  医療従事者と患者の目標は別々の目標である。 

3  標準化した医療の提供を目的とする。 

4  ケアについての記載はない。















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 3


1  患者個々に作成されるわけではない。 

2  医療従事者と患者の目標は同じ目標である。 

4  ケアについての記載はある


※クリニカルパス=検査や治療の予定とタイムスケジュールを示した治療計画書 


















問題 67  急性期の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  救命と生理的機能の安定が最優先の時期である。 

2  検査をすることはない。 

3  治療を行えば、死に至ることはない。 

4  看護師は重症度や緊急度の判断はできない。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 1


2  検査をすることもある。 

3  治療を行えば、死に至ることもある。 

4  看護師は重症度や緊急度の判断はできる


※急性期=症状が急に現れる時期、病気になり始めの時期
















問題 68  慢性期の患者の特徴と看護について、適切なのはどれか。 


1  心理的には安定している。 

2  生活習慣の変更は簡単に行える。 

3  患者自身が主体的にセルフケア(マネジメント)できるよう援助する。 

4  生活や治療に対しては患者に任せて家族は関わらない。






















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
















・正解 3

1  心理的には安定しているわけではない。 

2  生活習慣の変更は簡単には行えない。 

4  生活や治療に対しては患者に任せて家族は関わらないわけではない


※慢性期=病状は比較的安定、治癒が困難、病気の進行は穏やかな状態
















問題 69  終末期の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  スピリチュアルペイン(霊的苦痛)という、自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛があ る。 

2  ボランティアや宗教などの社会資源の紹介は必要ない。 

3  看護師は家族の予期的悲嘆に関わることはできない。 

4  不眠を訴えたときはすぐに睡眠剤を投与する。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)














・正解 1


2  ボランティアや宗教などの社会資源の紹介は必要である。 

3  看護師は家族の予期的悲嘆に関わることはできる。 

4  不眠を訴えたときはすぐに睡眠剤を投与するわけではない


※終末期=人生の最期のとき、余命わずかになった状態

 予期的悲嘆=予期される喪失に対して、食欲不振や睡眠障害などの身体的反応など






















 
問題 70  ショックについて、正しいのはどれか。 


1  熱傷は心原性ショックを起こす。 

2  ショックの 5 徴候の 1 つに血圧上昇がある。 

3  呼吸困難を起こすことがある。 

4  速やかにファーラー位にする。 

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 3


1  熱傷は熱傷性ショックを起こす。 

2  ショックの 5 徴候のその他の症状として血圧低下がある。 

4  速やかに仰臥位で両足挙上にする。 


※ショック=何らかの原因で血圧が急激に低下し、さまざまな障害がおこる急性の症候群のこと

















<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!


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