「アマゾンの秘密」(松本晃一著:ダイヤモンド社)という本を読んだです。
「アマゾン」といっても、南米のアマンゾン川の謎やそこに生息する不思議な生物の秘密を解明する、ということではなく、世界最大のインターネット書店~eショップサイトamazon.comの日本での立ち上げに参加した著者が、それを通じて見聞・体験したアマゾンドットコムの様々な先進性や、外部では知られていない秘密について書いた本である。
そこに書かれている著者の姿勢は、一貫して、暴露的な秘密の解き明かしではなく、サイト立ち上げ時のさまざまな苦労や熱気の記録を通じて、さあ、この中から秘密と思われることに気が付いて発見して下さい、というものである。
読者の知識や興味関心事によって、マーケティングの秘密、サイト編集の秘密、カスタマーリレーションの秘密、企業内ITの秘密、などが発見できるかも知れない。
基本的にインターネットビジネス系の本なので、関心のない人にはつらいかも知れないが、それはさておき、「本来、秘密は、秘密を感じた人にとって秘密なのである」ということが思い起こされる。
いまの世の中、さあこれが秘密とか謎なんですよ、いまからそれを解明して差し上げますよ、といった誘導型、でっちあげ型の話が多いだけに、あらためて、秘密や謎を見つけだす側の「秘密発見力」とでもいうものを再認識してみたい、今日この頃でありました。
そもそも、生きていくうえで、世の秘密や謎と無縁なほど幸せなのかも知れないけどね。
「アマゾン」といっても、南米のアマンゾン川の謎やそこに生息する不思議な生物の秘密を解明する、ということではなく、世界最大のインターネット書店~eショップサイトamazon.comの日本での立ち上げに参加した著者が、それを通じて見聞・体験したアマゾンドットコムの様々な先進性や、外部では知られていない秘密について書いた本である。
そこに書かれている著者の姿勢は、一貫して、暴露的な秘密の解き明かしではなく、サイト立ち上げ時のさまざまな苦労や熱気の記録を通じて、さあ、この中から秘密と思われることに気が付いて発見して下さい、というものである。
読者の知識や興味関心事によって、マーケティングの秘密、サイト編集の秘密、カスタマーリレーションの秘密、企業内ITの秘密、などが発見できるかも知れない。
基本的にインターネットビジネス系の本なので、関心のない人にはつらいかも知れないが、それはさておき、「本来、秘密は、秘密を感じた人にとって秘密なのである」ということが思い起こされる。
いまの世の中、さあこれが秘密とか謎なんですよ、いまからそれを解明して差し上げますよ、といった誘導型、でっちあげ型の話が多いだけに、あらためて、秘密や謎を見つけだす側の「秘密発見力」とでもいうものを再認識してみたい、今日この頃でありました。
そもそも、生きていくうえで、世の秘密や謎と無縁なほど幸せなのかも知れないけどね。