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ハーモニカと独り言 - Chromatic Harmonica Monologues

趣味のハーモニカ、音楽、天文、コンピューター、アメリカ情報、生活、思い出、自伝、日記など気ままに書いてます。

クロマチックハーモニカを始める (その2)

2011-01-05 23:58:32 | ハーモニカ (Harmonica)

holes

僕が一番最初にクロマチックハーモニカを始めた時、色々面白い難関にぶつかりました。 まず色々、付近の教えている所がないのか捜してみましたが、中々なく、最終的にサンフランシスコの交通がわりと不便な所(歩いて坂を上がったりする)に行ってみました。日本みたいに駅前のカルチャーセンターとか大きな楽器店でレッスンとかがないので、ここは先生の自宅ってことになります。このアメリカ人の先生はプロみたいですが、メインは10ホールで、クロマチックは副業見たいでした。僕は独学でもうこの時点で少し吹いてたので、多分、既に自分なりの理解と主義みたいなのが出来てて、どうも誰かに教えてもらうって事がしっくりこなく、一回で止めました。

思ったのですが、先生とか誰かに習うなら、一番最初から白紙から始めないと、ヘタに独学始めると、或る程度自分流が出来上がってしまって、教えられにくくなる様ですね。その方が良いって場合と生徒によると思いますが。

僕は、結局ネットで色々検索調査したものを読んだり、一番したのは(基礎的な事意外)”トゥーツ”のコピーでした。目標が高すぎるかも知れませんが、長点もあります。少し似てきたフレーズがあると励みになりました。

 

それから、もちろん最初は本当に自分でもうるさい音でしたが、とにかく毎日あきらめず吹き続ける事。口の周りの筋肉がよく疲れました。これは重要です。もう何処に行くのでもハーモニカを持って行って練習しました。余りお勧めじゃないですが、車の走行中でかなり練習しました(ちょっときわどい状態以外は)。仕事と家庭が忙しいので、その時しか時間がなかったりして。沢山の人達は最初の1,2ヶ月で進歩が見えず挫折してあきらめて辞めたりするそうです。 絶対、あきらめないで、一日どれだけの時間でもいいので、とにかく毎日吹いてたら、2,3ヶ月でちょっと自分で辛うじて聞ける状態に進歩します。

ちょっとした工夫も必要で、例えば色々な場所で吹いて見て、どこが一番いい音に聞こえるか試してみては?例えば、風呂、シャワー場所、エコーがかかる様な天井が高い部屋、それと屋外が以外と音が良くなります。小さい部屋とか、車の中は吹いてる自分の頭蓋骨を通して感じてる音と耳から聞こえる音がまざって実際の第3者の聞いてる音と違っています。リバーブのあるアンプを通して聞いてもいいですし。 それと、僕は小さいタオルを折るか巻いてハーモニカの後ろにあてて吹いたりすると、音がうるさい場合の消音にもなるし、それがわりといい音に聞こえるんです。やった人も多いと思いますが。 それから自分の好きな曲を練習するのも大切です。

straiht

一つの僕の難関は、僕は既にピアノ、キーボード、トランペットとかギターとかやってたので、楽譜はもう問題なかったですが、頭の中の鍵盤のイメージがどうしても消えなくて、ハーモニカ吹いてても常にピアノ鍵盤が頭の中で見えてて、どうしても穴から穴の移動が鍵盤の動きになって間違った穴に到達するのでした。面白いもので、段々慣れてきて、ある日、「ピアノだとこんなに距離を移動しないといけないのに、ハーモニカだと動かなくても良かったり、短い距離で目当ての音に到達出来て、トクしたじゃん!」って思うようになったりしてました。

とにかく「イメージトレーニング」見たいなのは重要だと思います。

まだ未熟ですが、僕の意見でした。またつづきますので、よろしく。

つづくーーーーーーー

 

 


SPAH 2009 Harmonica Festival Scene 1 - アメリカ ハーモニカ フェスティバル シーン

2011-01-01 20:34:17 | ハーモニカ (Harmonica)

毎年一回、アメリカで催されるSPAHハーモニカ祭。ほとんどアメリカ東部で開催される為、僕は遠くて行きません。2009年は珍しくカリフォルニア、しかも近くのサクラメントで開催され、毎日行きました。それまで、(日本と違って)まわりにハーモニカ愛好家がいないと嘆いていたのに、いきなり会場のホテルに4,5日間、どこを見てもハーモニカ好きが所かまわずジャムセッションしてたり、ハーモニカの話をしてたり、楽しく、天国でした。出席したセミナーも役に立ったし、色々と有名プレヤーとも知り合いになったり、もちろんコンサートも観て来ました。コンサートのビデオの幾つかは僕のYOUTUBEで公開してます。 その他、スズキを含めた楽器メーカーの展示も楽しめました。

まだ誰にも公開していない撮った色々なビデオがあるので、ハーモニカファンにここで少し公開します。これは、会場の廊下の一シーンです。 前にいるオジサンはDick Gardner、元アメリカの伝説のハーモニカ3人グループ、Harmonicatsの一員です。セミナーの講師も勤めました。主にバスハーモニカを吹いてた様に記憶します。後ろで楽しそうに即席トリオをしてる一人はWater "Wally" Petermanです。ショパンの幻想即興曲みたいですね。

Dick Gardnerさんには、僕が一番最初にハーモニカを始めた頃、色々お世話になりました。ところで彼は修理とかもやってます。メールとかで色々練習のアドバイスとか親切に指導してくれたり、励ましてくれました。 Nice Guyです。

又、カリフォルニアで開催しないかなぁ?


クロマチックハーモニカを始める (その1)

2010-12-31 23:33:08 | ハーモニカ (Harmonica)

僕が最初にクロマチックを始めた数年前、日本ではわりと各地でサークルやハーモニカ教室があったり、ウェブ上でも、クロマチック関連サイトがありますが、ここアメリカはその点、かなり乏しいです。ローカルでのそういう情報がないでの、僕は日本のサイト、プレーヤー、愛好家のブログとか読んで大変勉強になりました。毎日、あちこち情報を求めて検索、感謝でした。初心者の頃はどんな情報でも貴重なものです。

僕は現在もまだ初心者の域を超えてませんが、これまでの発見したり学んだことを最近始めた人、始めようにとしている方達に参考になるよう少しでも伝えて見たいと思います。(英語圏の方達の為に出来るだけ英語でも書こうと思います。)

まずは、きっかけ。まだ日本にいた小学生に頃、もちろん皆と一緒で音楽教材の学生仕様のハーモニカを吹いてました。幼いながら、ハーモニカのもの悲しい音色に感動してよく一人でどっちかと言うと悲しい系の曲を吹いてましたね。その後、ピアノ、ギター、トランペットとかの道をたどるのですが、その話は置いといてまた違う機会にする事にして、時間はいきなり40年後の数年前に飛びます。

その頃、勤め先が遠いので、通勤に運転、渋滞と奮闘しながら片道2時間とかかかってました。色々忙しかったのですが、何か楽器の上達に時間が欲しいと思ってた頃、ピアノ、ポータブルキーボード、ギターなどは持ち運びが大きすぎるし、他に何かないかと思ってたときに、10穴、ブルースハーモニカを買いました。これならポケットに入ってどこでも出して練習できます。音も大きくなく迷惑じゃないし。

実話、最初はクロマチックハーモニカの存在は知らなく、ハーモニカは皆同じだと思ってました。でも音も好きで本気で習うつもりでしたが、段々調査する内に、10ホールスって一台、一個のキーしかできないんだって発見しました。全てのレパートリーを演奏するには12キー、12台のハーモニカが必要、更に各、半音とか付いてなく、やるにはベンドとかテクを習う必要があるって事がわかりました。それでクロマチックを初めて発見しました。でも、そういえば、小さい頃、親戚に中国製のレバー付きで立派なハーモニカをもらった事を思い出しました。当時、このレバー何の為だと不思議がってました。残念にそのハーモニカはいつか行方不明なってました。クロマチックだと一台で何の曲、キーでも大丈夫だと発見し、早速クロマチックを捜し始めた。

10holes

アメリカは楽器店など、余りクロマチックがなく、10ホールが主流です。オンラインで買う事は余り当時しなかったのです。結局、ある楽器点でホナー社のクロメッタの10穴クロマチックを買えました。これが最初のクロマチックです。値段も手頃で、かわいくて、それでも音も悪くない一台です。

その頃、ネットで色々検索してる時に、僕にとっては衝撃的な、あのトゥーツの演奏と音色に遭遇します。凄い、これがずっと求めていた音だと思い感動しました。何故今まで聞いてなかったんだろうと悔やみました。それからずっと今まで、聴く音楽はほとんど全てトゥーツ、毎日、毎日数時間聞いてました。 ところで、上達には出来るだけいっぱい人の演奏を、とにかく聴くのが大事だそうです。 その後、僕のハーモニカ熱はエスカレートして行き、ああいう風に吹けたらなぁと思い始めました。

mellowtone

そこから、オンラインでどんな機種でも買える事を発見。しかも、トゥーツと同じ機種が手頃な値段で買える事も知る。プロが使用してる楽器をこんなにも手頃な値段で買えるのはハーモニカ位じゃないかな?サックスとトランペットとかギターとかと比べて。それからホナー社のスーパー64とかメロートーンとか買い始めました。

次回はどういう風に独学で練習始めたか、書こうと思います。 よろしく、

 

つづく ------

 

 


今週の演奏- This week's harmonica performance

2010-12-24 20:36:47 | ハーモニカ (Harmonica)

今日は久しぶりShilohとDuet出来ました。彼は大学が忙しいので夏休みとか以外は参加出来ません。でも観客もハーモニカだけでは少し飽きてきた分もあるのか、ボーカルが入ると更にうけます。彼はsoloと僕とのハーモニカ共演も含めて6曲やりました。

!. The Impossible Dream

2. Laura

3. Besame Mucho

4. 上を向いて歩こう

5. ゴッドファーザーのテーマ

6. I left My Heart in San Francisco

でした。僕は2曲新アレンジで:

1. Ebb Tide

2. Sunrise Sunset

を含めた6曲位演奏しました。 「Besame Mucho」はStevie Wonderを参考にしたハーモニカソロで皆さんに喜ばれます。

「Ebb Tide」は日本語で「ひき潮」(かな?)と呼ばれていて、多分60年代の曲です。(映画かな?)。これは少し僕の思い出の曲で、まだ日本にいた1960年代、中学生位の頃に独学で始めたピアノ、最初の頃に買ったお気に入りのピアノ映画音楽集の中の一番最初の曲、何度も何度も学校の音楽室に無断で忍び込んで練習した曲でした。 ちゃんと歌詞があっていい曲です。個人的にはボーカルかピアノが合うと思いますが、ハーモニカも悪くなさそうですね。 皆さん気に入ったみたいでした。 バッキングトラックはMIDIバージョンを見つけてきて編集アレンジしました。その内 YOUTUBE にUpしようかなと思います。

 

 

 

 


SWAN Chromatic Harmonica SW1664 感想 Review

2010-12-07 19:21:34 | ハーモニカ (Harmonica)

数年前に何人かにクロマチックを教え始めた際、出来るだけ値段が手頃なハーモニカを提供する為、捜していました。色々、検索したり他の人の意見とかを読んだ後、中国製のSWAN社のを試す事にしました。更に安く手に入れる為、eBAYにあった輸入会社で数個まとめて購入しました。値段は16穴で$59-60ドル台、 48穴は$40ドル台位でした。僕は16穴、12穴、シルバーとかゴールドと色々取り寄せました。

音は値段にしてはまぁまぁです。個人的にはホナー社のより、ハーモニカっぽい音です。吹き方によりますが、ホナー社の物は、よく音色がハーモニカっぽくないねと言われますが (それが意図なのですが)、SWANはややハーモニカっぽいです。12穴ゴールドが一番見た目は高級っぽいですが、メッキがわりとすぐ剥げてきました。音は弱いですが、ベンドとかのコントロールはかけ易い。バルブとかすぐビビり易い様に思います。

一番のお気に入りは16穴シルバーバージョン。何をかくそう、僕は殆どこのハーモニカは何もメンテしません。外部を拭く位です。大体、車の中に常時置いてて、最適の練習用です。かなり過酷な環境にあるのに関わらず、いつもケースから出したらすぐ吹けます。息がかなり弱くても吹けて、早いフレーズの練習に最適です。本当は練習も本番も同じ機種なのが理想でしょうが、僕はホナー社Super64が本番、練習は大体SWAN1664ですね。バルブがくっついた事はありません。人に寄るのでしょうが、僕は大体、静かに吹くタイプです。スライドはストレート式で、スライドが軽いだけでなく動く距離が今までで一番短いように思います。 マウスピースが薄めで咥え易く吹き易い。音量は弱めで、余り大きな音は出ませんが、アンプとかを通せば充分。リードもバルブも短くて少ない息でも大丈夫みたい。

12穴シルバーも16穴の感想と似てます。形とか見た目はこれが一番好きです。どの機種も特に初心者にとっては吹き易いと思います。ベンドとかのコントロールも反応がいいです。もちろんホナー社やスズキ製の方が品質いいと思いますが、値段、初心者、又は二個目のハーモニカにはいいのでは。

人によっては、もちろんSWANをメインに使用してるのも沢山います。

僕は一つだけYOUTUBEに出したのがあるので、聞いて下さい。

<!-- SWAN 1664 デモ -->

 

Once I had an opportunity to purchase chromatic harmonica for others.  I was looking for the least expensive but still as good a quality chromatic. After search and reading comments from others, I decided to purchase few models of SWAN Chinese made harmonica.  I got some 16 holes, and 12 holes Silver and Gold version. The price ranged from $40 to $60. The next least expensive Hohnor such as Chrometta was about $80 and higher.  I was skeptic at first. But, I am satisfied with SWAN very much.

To me, 1664 model is perfect practicing harmonica. I leave it in car and go with me everywhere.  Regardless of weather, I can just pull it out and play without any problem.  I hardly ever maintain  them.  Valves never gave me any problem. Of course, many use SWAN for their main instrument.  I use it for practice, and use Hohner and Suzuki for performance.  For the price, the sound and control are not too bad. Volume is on low side. Their reed and valve a quite shorter than Hohner.  But, as result, I think it is perfect for beginners since little air is needed to play. The slide is straight holes, and require very short distance to deploy the lever.  Lever is very light.  Mouse piece is thinner than the competitors’ model.  Again, makes it easy to play.

12 hole version are similar except gold coating wear out pretty quickly. And Gold version seems to require more maintenance on valves. And, gold plating seems to had a funny taste that I do not like.  Silver version is OK.

Sound is good especially through amplifier. I really recommend for beginners and/or as 2nd instrument in my opinion.

I have a sample play up on YOUTUBE.