'夜スグリ'

  …悪魔の果実は夜の色――

三年の昔を振り返る。

2011-01-31 14:34:21 | 日記
日記とは違うのですが。
三年前の自分の手帳を見付けて、なんだか今の自分は随分幸せだと思ったので。
得意のあれです。詩みたいな何かをかい摘まんで載せます。
あまり明るい内容ではないので、ご注意を。
しかし高校受験の頃はこんなに追い詰められてたのか。15歳ですよ、15歳。
…少し見習わなきゃなあ。


***

真夜中に目を覚ます
一番安心するとき
まだ 朝を迎えずに済む
まだ 光を見ずに済む

***

恐くて開けられないもの

席替えのくじの紙切れ
一日が始まる教室の扉

***

独り、

いられないのなら
黙っているしかない

黙って
笑っているしかない

***

あちこち――に、ガタがきていて

***

もういい
何も言わなくていい
何も考えなくていい
何も気にしなくていい
大丈夫

***

教えてください
答えが聞きたい
「私は、存在するに足る存在でしょうか?」

***

だけど、蝉は死んだ。

***

震えんなよ、
情けねーな。

***

俺の考えってのは要は
それはもう絶対的に全くこれっぽっちも
理解されない訳で

***

もうやだ。
何が嫌って、もうやだって思ってる自分が嫌だ。

***

しねばいいのに

***


…。だいたい11月から翌年2月くらいまでのメモです。
毎日毎日こんなことばっか書いてある手帳て。ほぼ日さんに謝れ。
10月には「来年の手帳届く。カバーの色が綺麗。生きててよかった」とか書いてあるし。
手帳ひとつで生きててよかった…理解し難い感覚である。衝撃。
しかしこれらのストレスをほぼ自分ひとりで吸収してたのか。すげえな俺。
すげえなっつーかそら自傷にも走るわなっつーかえええ。衝撃すぎるわ。
これ俺よく自殺しなかったな…あ、いや、自殺は失敗したときに怒られるから嫌だったんだ。
両親に難癖つけられんのが嫌で自殺するのにそれ原因で難癖つけられたらそれこそ死にたいもんな。
自分に対して「死にたい」じゃなくて「死ねばいいのに」も相当だけどな。

いやはや…もうすげえくらいしか言うことねえわ。すげえわ。
今の俺?うーん、ここ1ヶ月くらいだと面白いこと何も書いてないですね。
「菊さんからお茶貰う!わーい!」とか「ねむい」とか。
センター翌日の欄には「今日は一日うすぼんやりするって決めたから。」と。
去年になると、まだそこそこダークなワードを拾えるんですが。

何の話だ。勉強してきます。