9月13日(火)今朝の魁新報の記事です
これら、一連の問題を受けて、ついに横手市としても動きがあったようであります。
横手市における空間放射線量測定値への対応について
●10月から小中学校・保育施設等の定期観測を実施します。
とのことです。
4ヶ月前は、『市では何の権限も義務もないので、秋田県の指針・数字に沿っていればいい
という回答で、放射線のデータ公表などの情報提示は考えていない』という状況でしたから
かなりの進歩かなと思います。
ご尽力いただいた、せいご議員、あおやま議員には感謝申し上げます。
●植栽工事等の資材も対象 目安は毎時0.12マイクロシーベルト以下
国が基準を示すまでの、対応基準(目安)を市として市が発注する植栽工事等(芝生、樹木)
に対応するそうです。
この数値は、私がいつも言っておりました、年間1ミリシーベルトを1時間あたりに換算し、
小数第3位を切り上げて出したもののようです。
これは、これで、4ヶ月前の対応からすれは画期的なことであることには間違いないのですが、
あくまでも 『市が発注する工事』ということで、今回のような問題になった私立の保育園や
一般の会社・家庭の場合はどうなのか?
また、仮にその基準値を超えた場合、たとえば今回の保育園のように、0.128という数値が
出た場合、どのように対処するのか?
1回だけそのような数値が出たからといって、即撤去してしまえ!
っていうのはいかがなものかと存じます。
たとえば、芝生の刈り込みをより深く、すなわち葉を短く刈ってもそのような数値が出るのか、
今あちこちデータをさがしておりますが、芝生の場合、根まで汚染されている場合は少なく
葉の先に付着している場合が多いと聞いています。
いずれにいたしましても、今回の横手市の対応には敬意を表します。
今後も、市民の安全安心を守るためのご対応を望みます。