サッカークラブ事務局日誌

横手FC・横手市サッカー協会・東北クラブユースサッカー連盟の事務局日誌です。

スポーツ少年団による芝生グラウンド管理報告書

2009-06-13 21:57:15 | 芝生

スポーツ少年団による芝生グラウンド管理報告


(写真付きのPDF版は、こちら


1993年10月、記念公園多目的運動場として天然芝グラウンドがオープン


1994年5月、浦和レッズ元監督森さんらによる「ウェーブ2000キッズサッカースクール」を開催講師陣にグラウンドを絶賛される。しかしながら、数年後の夏、水不足のためほぼ全面にわたり芝生が枯れてしまう。その後若干は復活するも、かなりまだらな状態が続く。


 2005~2007年あたりは、スズメノカタビラ等雑草だらけとなってしまい、「芝生をなくし、クレーのグラウンドにしたらどうか」というような声まで水面下ではあったらしい。


2007年11月、日本クラブユースサッカー連盟主催の『天然芝グラウンド造りと管理』講演会を横手市で開催、市職員や教育関係者を含め30名ほどに参加者が芝生について特に土つくり肥料に関して勉強する。


それを契機に、「横手FC横手サッカースポーツ少年団」のスタッフ及び父兄による『グリーンプロジェクト』が開始される。


市の許可を得て2008年春から、肥料数百キログラムを投入、西洋芝のタネをまくなと1年間にわたり活動する。肥料代・タネ代は自費で捻出し労力はボランティアでスタッフ及び父兄でまかなう。


この活動の結果、2009年春には見違えるような状態となる。 この間、「米ぬか玄米酵素ぼかし」や「牛ふん堆肥」など有機肥料作りにも着手、また発芽率を高める実験にも取り組み、アミノ酸や海藻エキスを混入した液体に乾燥した芝生の種を数十時間浸けてそれを培養土に蒔くという特殊方法を開発した。(現在、特許取得を目指しデータ集積中)


こうした活動をより組織的にすべく、スポーツ少年団という枠を超えて『特定非営利活動法人 横手フットボール倶楽部』として法人格を取得、将来の指定管理制度も視野に入れて活動をしていくつもりであります。


平成21年6月13日                    (文責:横手FC代表 福田誠)


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