石原東京都知事 「やっぱり天罰」 「津波で我欲洗い落とす」

2011-03-15 23:20:23 | 本:ことば
東日本大地震
石原慎太郎・東京都知事は、「日本人のアイデンティティは我欲。この津波をうまく利用して我欲を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」
都内で報道陣に、大地震への国民の対応について感想を問われて答えた、ことば。
一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた、と記事にあった。
地震発生して以来、新聞紙面は災害状況一色で、大きな白抜きゴシック文字と災害写真で、悲惨な現場を取材した異例の紙面をつくっている新聞だ。

TV報道もしかり、だ。
(生々しい災害現場報道が、一斉に日本全土へ流される。老人や小さな子供むけの“番組“が、考えられていいのではないでしょうか。災害惨状を伝えるTV画面から、こころの荒廃と精神的な不安定が増長されます)
(地域報道が乏しい。現場に立ち入るためには救済支援が優先されるなど様々な制約がある。だからこそ、取材のために現場へ到達できる立場にある在京民放キィ局は、各地域をそれぞれに分担して担当し、地域の状況と要望、とくに安否確認を詳細に特集するなどの緊急措置と報道の姿勢が必要と思われます)
=釜石市天神町・磯崎咲子の安否は=現に、釜石市の情報は周辺他市町村に比べて無さ過ぎる。それだけ釜石市は甚大な被害と予想するが、岩手県経由とか他市町村との行政連絡は出来ているのだろうか、それすらも不明。

その中にあって、わずか(?)34行記事と、この見出しだ。「天罰」とは、なんだ。発言の神経を疑う石原知事のコメントは、腹立たしい限りだ。

宮城沖地震以来、東北地方には地震予知すら聞かれなかった。むしろ、首都圏直下型地震や東海地震など、大都会での地震予知が喧しかった。
突然に遭遇した東北地方の人々は、日本列島の中でも、とくに素朴な人間性で、方言をしゃべり、海・山の自然を相手に暮らしてきた人間だ。

春の都知事選挙が迫っているが、自身の立候補の態度もはっきりさせないで“後出しじゃんけん”だった。(これが、現職知事の強み!)
これを受けて、先に立候補表明していた神奈川県の松沢知事、東国春・そのまんまらは、どうやら・・・辞退する事態となってきた。
石原慎太郎知事とその陣営は、これでシメシメなんだだろう。
が、とんでもない事態に発展しそうな気配を感じる。
(「天罰」とは、なにごとだ)
(4選は、当然・多選批判だ)
(有権者は、どう審判するか)

今、余震がすごい・・・・
震源地は・・・、
「東北」?じゃない!
・・・・えっ?「静岡」。震度6強。ここには、浜岡原発がある。

当分の間、不安な日々  安否情報もまだない

謹んで地震災害のお見舞い申し上げます。


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