きょうで震災発生から2カ月 釜石の観光船・はまゆり解体へ

2011-05-11 08:38:30 | 3.11大震災・釜石
5.11きょうで、大震災発生から2ヶ月
死亡    14,949人 
行方不明   9,880人
避難   117,085人

生きて再会出来た喜びから、次の将来へ向けた目標探しの段階だが、何らその萌し、灯りが見えていない。磯崎家は、来月6月4日釜石教会で葬儀・お別れ会の開催を決めたが、教会との打ち合わせや参加者数と往復の足と釜石宿泊はマリン手配などでバタバタしている。

観光船「はまゆり」が大槌町の民宿の屋根に乗り上げて2ヶ月間、昨日クレーンで地上に下ろされた記事があった。船体の重さは200トン。一ヶ月かけて解体されるという。
この観光船には、いろんな思い出でがある。夏に帰省したときは、家族で母と一緒に、兄弟らで尾崎神社の奥宮まで渡ったこともあった。船上からの景色は、入り組んだ断崖の山肌、澄んだ海の色の変化、ウミネコとのことなどその時々の感動が忘れられない。だから、被災モニュメントとして保存しようという声には賛同したい気持ちでいたが、やはり現地を実際に観た兄妹に話を聞くと、「はまゆりの保存は無理だ、解体して、周辺の瓦礫整地が急な課題だ」ときっぱり。

 「全壊」自宅2階暮らし 
避難所縮小「家なら遠慮いらぬ」とはゆうもの・・・、 電気・水道もない、限界の避難生活だと・・・、朝10時と夜6時の一日2回、給配・食の時間に鍋を持って順番ならんでから食事し、そのあとは、遅遅として進まない家の後片付けと夜はローソク暮らし。我が家の2階を片付ける時もそうだったが、いつ崩落するか、余震に怯えること、たびたび。危険と隣り合わせ。危険家屋の烙印で、本当は?立ち入り禁止状態だ。「おっかない、あずましくない」
今は、赤い色の旗が、家の前に市役所の手で立てられている。全壊→行政で解体撤去=持ち主届け出=だが、いつから作業が始められるのかは未定。その後の連絡はない。

黙祷・・・午後2時46分

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