9月1日は防災の日です。

近頃天災による被害件数も増えてますし、規模が大きな災害ばかり。
幸いにも富山県は今のところ無傷ですが、この世の中、いつ何時何が起こるかわかりません。
うちにも防災セットの一つくらいは置くべきなのではないだろうか、と思う今日この頃。

千葉県に住んでいた頃は、地震がかなりの頻度で起こる地域だったこともあり
市から各家庭に1個ずつ防災セットを配布されていた記憶があります。
1年に1回、防災の日に中身の古い乾パンとか缶詰とかを食べたり処分して
新しいものを詰め替えてたっけ。
小学校の椅子には、防災頭巾兼座布団があった。
いざとなったら、それをひょいっとかぶって非難できるように、
いつもお尻の下に敷いていて、防災訓練になるとみんなかぶって避難訓練していた。

この防災頭巾、富山県にはないんですって。
日本全国どこの小学校にもあると思ってたんですけど、
こっちはあんまり地震が起きないからでしょうか。
富山の友達やいろんな世代の人に聞いてみましたが、
みんな一様に「初めて聞いた！」と驚いてました。

そんなわけで、防災セットを置こうと思ったら自腹で容易しなくちゃいけないんですけど
防災セットにありがちな銀色の巾着袋みたいなリュックでは
いくら防災とはいえ、もうちょっとデザイン的になんとかならないか？と思うのも事実で。
防災セットはやはり目につくところに置いてある方が、いざと言う時に役立つものです。
あの巾着リュックがダサいばっかりに、押入れの奥にしまってる家庭が多いのではないでしょうか。
もうちょっと見栄えがよければ、リビングの片隅にでも置いておけるのになぁ、と。

そんなときに見つけたのが、無印良品の防災セットです。


一見、化粧道具が入ったメイクボックスのようにも見えますが、
これが防災セット一式なのですよ。
さっすが無印。防災セット作らせてもオシャレさんですねぇ。
これなら、リビングに置いてあっても無駄に目立つことも無く、
必要な時にすぐに持ち出すことが出来ます。
バッグは黒とオレンジのリバーシブル。
黒で地味すぎる場合はオレンジにすれば銀色のように悪目立ちすることなく、
目立ちながらもインテリアを損なわないのです。

バッグだけでなく、中身もかなり充実してます。
私が注目したのは、携帯電話充電器付き携帯ラジオと４リットル入る水用携帯容器。
特に、水用携帯容器は水を入れると自立して、
密閉ファスナー付きなので持ち運んでも水がこぼれない。
バケツのように幅を取ることがないので、防災バッグに折りたたんで収納できます。

こういう防災グッズって、自分が予想して入れるものと
実際に役立つものって結構違ってくると思うので、
この無印の防災グッズの中身を見ると、こういうのが必要なものなんだ～と結構勉強になります。

お値段は12600円のセットと6300円のセットの2タイプ。
この値段を高いと見るか、安いと見るか。
12600円で安全を買うと思えば、それほど高い買い物でもないのでは、と思いますね。