日曜日に観てきた「ゴジラ」の感想です。
☆ネタバレを含みますので知りたくない人は読まないで下さい!☆
いやぁ、なかなかよかったです!
CG映画嫌いの俺ですが、この作品のフルCGゴジラは素晴らしい!
予告や宣材写真を見た時は、
やたら首が太くて角ばってて“ヘンなゴジラ”と思ってたけど
映画の中で動くゴジラは大迫力の力強い“カッコイイ”ゴジラでした!
(この宣材を見た時は、ほんまブッサイクなゴジラやな~と心配しましたw)
フルCGゴジラは着ぐるみゴジラでは表現できないであろうリアルな筋肉の動き、
瞼や目の動き、鼻息を吐く仕草など顔の表情も細かいところまで描かれています。
「トランスフォーマー」などの動きが速いCGには目がついていかないけど
ゴジラは動きが遅いのでじっくり細かいところまで観れました。
着ぐるみゴジラと同じ直立二足歩行で“威風堂々”重量感たっぷりに動きます!
なかなか全貌を現さない演出もよかったと思います。
ゴジラの足元からカメラがパーンアップして(画面が下から上へ移動すること)
ようやくゴジラの全貌が観えて・・・ためて・・・「ギャオァァァーーー!」と咆哮した時は
鳥肌が立つくらい感動しました! (ゴジラの咆哮の表記って難しいw)
おおーっ!この大迫力の咆哮、ゴジラや!
俺はハリウッドゴジラも認めるぜ!
ゴジラ好きは絶対、劇場の大スクリーン、大音響で観るべし!
ゴジラの登場シーンが少ないという意見もありますが
俺はこれくらいでいいと思います。
ゴジラは神々しい存在なのであまりその姿を見せすぎるとタダの怪獣映画になってしまいます。
口から吐く火炎放射能も安売りせずに「ここぞ!」と言う時にだけ吐いて下さい。
ラストの至近距離からの口移し火炎放射能攻撃という大胆で豪快な演出には驚きました!
ストーリーに関してはアメリカの御都合主義や
核爆弾、原発事故の恐ろしさが軽視されている部分もあってちょっと共感できない部分もあるし
敵怪獣がイマイチで残念なところもありますが
全体的には迫力満点の娯楽エンターテイメントカイジュー映画として高く評価したいと思います。
ゴジラが人類の味方でも敵でもなく
あらゆる生命体の頂点として、地球の守り神のような存在として描かれているのがいいです。
ラストは海に帰っていったし続編も期待!
映画館(イオン大日シネマ)のロビーには
過去のゴジラ作品のチラシなどが飾ってあってめちゃめちゃ懐かしかったです。