金剛紀泉山脈が、大阪湾に落ち込む手前の山塊を 紀泉アルプスと
いうらしい。大阪府阪南市、岬町、和歌山県和歌山市にまたがる山塊だ。
第三番経塚へは 前回は和歌山市の六十谷駅(むそた)から登った。
今回地図を眺めていて、阪南市の「桃の木台」住宅地に P(パーキング)
のマークがあるのに気づいた。
そこで今回は、桃の木台から紀泉アルプスを歩いて 大福山へ行った。
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ピンクのラインが往路、ブルーのラインが復路である。
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桃の木台住宅団地の最上部にある、広い駐車場。もちろん
無料だ。ここで登山支度をしていた方に、山の情報をお聞きする。
道は整備されていて、分岐標識も多くまず迷うことはないと おっしゃった。
その方の今日のコースと同じコースを歩くことにした。
右奥にゲートがあるが この道路は展望広場へ続く道だ。
私も支度して午前11時に歩き出した。
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歩き出すと、桃の木台団地の住宅の向こうに 関空が見える。
今日は少し霞んでいて 淡路島は見えない。
展望台への道路の途中に 「俎石山(まないた いしやま)登山口」の大きな
標識があり そこから一旦降りてから 登り出す。
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小川沿いの道を歩く。よく整備されていて、人気のコースらしい。
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あちこちに 休憩所も設置されている。
散歩がてら この尾根まで上がってきて、降りる方に何人かお会いした。
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尾根道のコースには沢山の 分岐合流地点があるが 皆標識があり、
迷うことはない。木々の間から所々 関空や海が見える。
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俎石山到着。標高420m。結構アップダウンがあった。
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大福山のすぐ手前に「第三番経塚跡」という標識があった。
前回六十谷(むそた)駅から登ったコースでは ここを通らなかった。
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これが元来の 「第三番経塚」だそうだ。
あるとき何らかの事情で 大福山山頂へ経塚を移設したのだろう。
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大福山山頂到着。あちこち寄り道して2時間弱だった。
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多奈川火力発電所が足元に見える。
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紀ノ川に架かるのは阪和自動車道路か。
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昼食の跡出発。ここは懴法ヶ岳(せんぼうがだけ)西峰。
ここも見晴らしがよい。
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懴法ヶ岳の説明文。
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東峰からは、友が島が見える。
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しばらく道を下ると、井関峠に出た。
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しばらくは林道歩きが続く。変化がなく、実に面白くない。
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40分くらい歩くと、ダムの湖水が見えてきた。鳥取ダムだ。
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帰りの峠越え道の分岐が分からず、ダムまで来てしまった。
地図を見ると完全に行きすぎだ。引き返して、分岐を探す。
地図に依れば 流れ込んでいる渓沿いに上るようだ。
流れ込んでいる谷を探すと足跡、踏み跡が見つかった。
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これだけ標識が整備されているのに、この谷への分岐が何もない。
小さな標識を取り付けた。
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しばらくは道が手入れされているが、所々崩れていて、危険な箇所もある。
注意深く 迂回しながら進む。
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しばらく歩くと 朝歩いた尾根道に出た。道は合ってたようだ。
よかったよかった、直ちに下山する。
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登山口入り口に経塚の標識を付けさせてもらった。
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今日歩いたコースは 全長約10キロ。時間は4時間プラスお昼ご飯。
こうしてみると、帰りの峠越え道はかなり急な登りだった。
半信半疑で登っていたので、あまり木にはならなかったけど。
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全体にはかなり道も標識も整備されて、楽しいハイキングコースだった。
私にコースを教えてくれた方は 20分前に歩き出されたが、
ついに追いつくことはなかった。
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