先週金曜日、シルバー大学の必修授業で比叡山延暦寺に
午前中は延暦寺会館で、千日回峰行をされた 藤波源信大阿闍梨のお話をうかがった。
きびしい修行のお話でしたが、回峰満行後のお堂での9日間の断食・断水・断眠・断臥について
生徒さんからその時は“無”の境地になるのか?という質問があった。
最初はいろいろ考えるけれど、最後は“無”というより
何も考えられない状態になる。
栄養が頭にまわっているうちは考えられるけれど、そのうち何もわからなくなってくる…と。
終わりの日にお堂を自分の力で3度回るのだけれど、促されて何とか歩いた…と。
そんな貴重なお話を伺いつつ…
その間も、年配の私たちは足が痛くて、腰が痛くて…もぞもぞ。
何とも恥ずかしい話である
そして、昼食後はちょっぴり行者体験
案内の方のお話をうかがいながら、行者道も通りながら西塔まで往復歩いた。
いろいろ体験させてもらえる学校である