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静岡地元クワガタ採集飼育記

主に静岡のクワガタの記録。silenthill.stagbeetle@gmail.com M

ヒメオオのいる場所

2016年05月15日 | 高山性クワガタ
ヒメオオのいる場所に確信を持ちたかった私は、前回思ったことを実践してみることにした。




写真の様な材から多く見つかった、といってもわかりづらいがスイーツのマカロンの様な、外はカリッと中はしっとりとしたキノコ(本当にそういうキノコがある)が生えている木がいい。
それも材はふんわりした所ではなく、てぐわを打ち込むとしびれるような硬さの場所に成虫が多い。




一発で出現した♂の新成虫




写真からわかるように、食痕はあるがほぼ白い部分である。
続いて♀



同じようなところから出現した。逆に表面を削ってみて黄色く食痕が無数にあり、少し柔らかめな所は既に出てしまった跡が多く見つかる。



これは少し大き目のメスの蛹の死骸だが、地中に埋もれていた水分のかなり多い材から出したもので、地面に接している小さめの上記の様な材にいるものは、今のところ全て前蛹や蛹の状態で死亡している。



これも同じ材で羽化不全で死亡していたメスの個体と、越冬しようとして死亡したと思われるオスの個体である。



これは蛹室にお風呂をためてしまっていたオスの個体、いい湯だったかどうかは定かではないが、気持ち良すぎて蛹のまま昇天してしまったようだ。



表面を少し削ってこのような感じなら当たりと思われる。食痕はあるが隣が真っ白、穴まで開いていたら後は慎重に取り出すだけだ。



出てきたのはかなり小型のオスだった。



こちらはぎりぎりの場所に蛹室を作っていた♂。蛹室も黒くなり始め、他の死亡個体と同じ運命を辿ろうとしていたのではと思った。

そして



出られなくなって死亡したばかりの♂。

帰宅後またいつもの「オレヒメオオクワガタ採った!」が始まったのでした


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