吹奏楽の旅 The Rose

昔吹奏楽の旅という番組のコーナーがありました。
そこで数々の高等学校吹奏楽部が取り上げられ，取材されていたのですが，
最近ふとYouTubeを見ていると，京都橘高校のマーチングバンドが素晴らしいと話題になっていました。

元気いっぱい　笑顔いっぱい　夢いっぱいの高校生が3年生を中心に自分たちで振り付け？を考え，練習メニューを考え，後輩を指導していく姿に心を打たれました。そして，本番ではそんな裏の姿を全く見せなく，重い楽器をもって，笑顔で聴衆を笑顔にしていくのです。

　これは外国の方が京都橘高校吹奏楽部を紹介するために作ったビデオのようです。前半は京都橘高校の紹介ですが、私は、後半を子どもたちに見て欲しいなと思います。それはそれはすごい練習です。でも、指導者が強制してやらせているのではなく３年生、２年生が１年生を育ていくのです。それは素晴らしい伝統です。楽器を運ぶときも、声を掛け合って、駆け足でやります。それが体幹を鍛えダンスをしながら楽器を演奏するパワーに繋がります。

見所は後半です。

その京都橘高校が演奏していたThe Roseという曲がとてもいい曲ですのでYouTubeで聴いてほしいです。

「the Rose」
作詞：Amanda McBroom 作曲：Amanda McBroom

Some say love, it is a river
That drowns the tender reed.
愛を川だと言うがいる
優しすぎる人は溺れてしまうから
Some say love, it is a razor
That leaves your soul to bleed.
愛を剃刀だと言う人がいる
心を切り離して血を流させるから
Some say love, it is a hunger,
An endless aching need.
愛を飢えだと言う人がいる
欲しいと思う気持ちにキリがないから
I say love, it is a flower,
And you its only seed.
私なら愛を花に例える
あなたがその唯一の種子


It’s the heart afraid of breaking
That never learns to dance.
失恋を恐れれば
dream afraid of waking
That never takes the chance.
夢が散ることを恐れたなら
チャンスを得ることはない
It’s the one who won’t be taken,
Who cannot seem to give,
受け入れられようとしない人は
与えようとはすまい
And the soul afraid of dyin’
That never learns to live.
そして死を恐れれば
生きる意味はわからぬままだ

When the night has been too lonely
And the road has been too long,
あまりに孤独な夜が続いたら
道が遠すぎたら
And you think that love is only
For the lucky and the strong,
そしてあなたの考える愛は
幸運で強い人だけのものなら
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
寒い季節に思い出して
冷たい冷たい雪のずっと下に
Lies the seed that with the sun’s love
In the spring becomes the rose.
お日様の愛情を込めて埋めた種子が
春にはバラの花になるって

この曲は，映画「おもいでぽろぽろ」のエンディングで高畑勲監督の訳詞で日本語でも流れていますね。

「愛は花、君はその種子」

作詞：Amanda McBroom/高畑勲 作曲：Amanda McBroom
やさしさを 押し流す
愛 それは川
魂を 切り裂く
愛 それはナイフ
とめどない 渇きが
愛だと いうけれど
愛は花 生命の花
きみは その種子

挫けるのを 恐れて
躍らない きみのこころ
醒めるのを 恐れて
チャンス逃す きみの夢
奪われるのが 嫌さに
与えない こころ
死ぬのを 恐れて
生きることが 出来ない

長い夜 ただひとり
遠い道 ただひとり
愛なんて 来やしない
そう おもうときには
思いだしてごらん 冬
雪に 埋もれていても
種子は春 おひさまの
愛で 花ひらく

久しぶりに楽器やりたくなってきた。