メガネの向こう見ず

ギタリスト近藤光史による日記

アメトーク

2009年04月15日 | Weblog
昨日の話になりますが、
代々木にフジタユウスケライブを見に行ってきました。

ミニアルバム「一竿風月」の東京でのレコ発ということもあり、
盛り上がってましたね。

「フジタユウスケ」とソロプロジェクトでありながら、
バンドのまとまりがすごいわ。
1曲目から個々の音はもちろんすばらしく、
ユウスケくんのレスポールスタンダード-マーシャルの組み合わせからは、
潔く、存在感があって、開放感も持ち合わせた気持ちのいい音が響く響く。

ライブの場合、たいていバンド全体の音が馴染むのに、音響の調節とかもあって、
少し時間がかかるんやけど、
「雨男」でついに来ましたね。
この曲、最初はギターと歌だけで始まるんやね。
フロントピックアップで弾くコードは湿気を含んだ空気のようで、あたりを包み始める。
うんうん、ええんちゃう。
会場が湿気でいっぱいになったときに、
ギター、リヤピックアップ、ジャキーン!
バンド、ドカーン!
雨ザーッ!
みたいな。
雨ザーザズーッ!
みたいな。

これは来たね。
それぞれの楽器の居場所が、
パシッとそろって絶妙な一体感。
ギターとベースとドラムの音が一緒に出る、
デカイ楽器を演奏してるような感じ。
YES!
やられました。

で、この曲がアルバムに入ってないというのにもやられましたー。

ま、いうても雨の曲、すでに2曲も入ってるからね。
雨の曲ばっかやな。
でも、何気にユウスケくんの曲の中でも、雨の曲好きなんですよ。
昨日も昨日で東京はいい雨っぷりやったし。

これは、今年の雨・オブ・ジ・イヤーは間違いなしやね★

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