日々是ぽちぽち

迷うことばかりの日々、自分探しの日々…。
綴りながら、次のステップにつなげていきたいと願って…。

読み聞かせ

2015-02-10 | 読み聞かせ
今年度最後の読み聞かせ、1年生のクラスに入った。
ちょっとこどもっぽいかなあと思いつつも、次の本を読んだ。
子どもたちはその年齢でちゃんと絵本を楽しんでくれますね。

とびだす!うごく!えほん
「うんちしたのはだれよ!」  偕成社
  作: ヴェルナー・ホルツヴァルト
  絵: ヴォルフ・エールブルッフ
  訳: 関口 裕昭

    
「ことりのちいさなちいさなたまご」  講談社
  作・絵: フランセス・バリー
  訳: たに ゆき

1冊目はドイツの作家さんの書かれた仕掛け絵本「うんちしたのはだれよ!」。
ある日もぐらくんの頭にうんちが落下!怒ったもぐらくんがうんちを落としていった犯人探しをするという本。
ウサギ、ウマ、ウシ、ブタ、ハト、ヤギ…と探し歩き、うんちを見せてもらっては、そのたびに違うことを確認。
そして、ついに、にくき犯人を突き止め、かわいらしい復讐(?)をするというお話。
子どもたちはうんちの出る音や臭い、質感まで感じて、あーだ、こーだの大騒ぎ!最後まで夢中でした。科学絵本としてもいいですね。

2冊目は春を先取りの仕掛け絵本「ことりのちいさなちいさなたまご」。
ページをめくってゆくと、放射状にページが広がり大きな桜の木がまあるくできる絵本。
小鳥がつがいになって、巣をつくり、卵を産んで、ひなが生まれる…
知っているけど、ワクワクしながら、大きく広がっていく桜と一緒に楽しんでくれました。
知っていることをアピールするのも、子どもたちの喜びなんだなあと感じた瞬間でした。
まだまだ、寒いけど、春になったら2年生になるみんながまぶしく見えました。

読み書かせ

2015-01-27 | 読み聞かせ
6年生の読み聞かせ最後の日。
6年間に、読み聞かせで色々な本と出会い、あんなことこんなことあったわね。
最後にふさわしい本は? あれこれ考え、次の2冊を読みました。

「うさぎのさいばん」  少年写真新聞社 
  文:キム セシル  
  絵:ハン テヒ  
  訳:神谷 丹路
  
「オレ・ダレ」     講談社
  文:越野 民雄
  絵:高畠 純
  

1冊目は、韓国の作家さんが書かれた本。穴に落ちた虎を助けた若者。命の恩人である若者を食べようとする虎。松の木や牛の裁判官。若者危うし!というときに現れたうさぎ。うさぎの下した判決は…。
読み聞かせで教訓的な話は避けて方がいいといわれるが、この本は表面的にはとっても展開が楽しく奥には深い意味が込められている。そうきたか!と子どもたちもご満悦でした。

2冊目は大好きな高畠純さんの本。「夜になったら、でかけてみよう。たのしい仲間が、たくさん待っている…。」帯のキャッチコピー。青と黄色と黒・白だけで描かれた夜の動物たち。リズミカルな言葉。こんなにも本人(11種類の動物)になりきって話せる本は初めて!! うまくなった気分。6年生もすっかり童心に帰って楽しんでくれました。

今回は「かさの女王さま」も候補に挙げていました。来年度読んでみたいと思います。