テレビとうさん

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「老化」 と 「高血圧」

2024年01月13日 | 医学・健康
 「AならばBである」「BならばCである」から「AならばCである」が得られる「演繹法」で、人の死亡に関して読み解くと、
 
「高血圧(高血圧症ではない)は老人に多い」
「老人は死亡確率が高い」

から、

「高血圧は死亡確率が高い」

が得られ、業界の「常識」となっています。
 
 
 同様に「帰納法」で考えると、

「人は老化とともに、血圧上昇と死亡の確率が高くなる。」

となり、一般化された解が返ってきます。但し、「血圧上昇」と「死亡」との因果・相関関係は判らず、「老化」と「血圧上昇」との同時進行性が読み取れるだけです。
 
 
 更に、「逆行推論法」を持ち出すと、
 
・「死亡者の大半は老人」であるが、「人は必ず死ぬ」ので合理的。
・「脳血管障害(脳出血)」の多くは高血圧であるが、老化が直接の原因ではない。
・「脳障害(脳梗塞)」の多くは低血圧が原因であり、血圧が高ければ防げたかもしれない。
・「高齢者の多くは高血圧」であり、高血圧だからと言って老化する訳ではない。
・「高血圧者の割合」は世界平均に比べて日本人は多いが、「食塩摂取量」も多く平均寿命が最も長い。


 
等々が考えられ、老化後のボケを防止し長寿を望むのなら、食塩を控えることなく、「高血圧」を維持するのが望ましいと予想可能です。但し、ここで問題なのが「食塩摂取による血圧上昇」に関して、日本人の20%にしか効果が無いと云うことです。
 
 
 
武田邦彦先生の動画を見ると、「最高血圧」は、
 
「180以上」は少し注意が必要。
「110以下」と「130~139」の死亡割合が高くなり、「160(以上)」も少し高い。
 
で、百寿者を見ると、「最高血圧が高い(156~220)ほど自立度が高くなる」そうです。
 
 私は、普段は「155前後」なのですが、病院で計測すると「170以上」もあります。なので、健康のために「病院へ行くと長寿になる可能性も否定できませんww




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