テレビとうさん

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「感染対策」 と 「副反応」

2021年01月31日 | 統計
 例えば、1万人が死亡する「交通事故対策」で、速度違反取り締まりの為に罰則を強化し「覆面パトカー」を増車した結果、交通事故死が4千人に減った場合は「良い政策」と言われると思います。しかし、「罰則の厳しさ」からパトカーの追跡を逃れるために、無謀な逃走をして一事件単位の被害が大きくなると云う「副反応」が現れるかも知れません。

 例えば、例年1万人が死亡する「インフルエンザ」で、流行を抑える為に「ワクチン接種」を強化した結果、インフルエンザ感染者が激減し、感染症による死亡者が4千人に減少した場合は「良い政策」と言われると思います。しかしその理由が「インフルエンザウイルスの減少が原因で、コロナウイルスに感染し易くなった」結果として死亡者が4千人になった場合は、「コロナウイルス」が最悪の感染症の原因と言われ、今度は「コロナ対策」が練られます。

 例えば、五千人の死亡原因である「武漢ウイルス」を排除したせいで「インフルエンザウイルス」が蔓延し、例年の様に一万人が死亡した場合、若しかすると裁判沙汰になるかもしれません。

 「武漢ウイルス」の感染で「インフルエンザウイルス」が排除され、感染症による死亡者が一万人から五千人に減ったと考えたら、この場合は「インフルエンザの予防薬」が「武漢ウイルス」で、その副作用で五千人が死んだとも言えますが、ワクチンの場合は、「ワクチン接種」で五千人が救われ、50%の有効性が証明されたと言われます。

 データの上では「インフルエンザワクチン」を5千万人が接種し、二千万人が「インフルエンザ」に感染し一万人が死亡(肺炎全体では十万人)しても問題視はされていません。

 日本人全員に「コロナワクチン」を接種した場合で、効果が現れなかったり「副反応」などで、若しも五千人が死亡(0.005%)した場合は今回の「武漢肺炎」での年間死亡数と同じになりますが、今回のコロナ陽性者(感染者ではない)の死亡率(1.3%)と比較すると「効果が有った」とも言えます。しかし、実際には「死亡数は同じ」なので、これは「統計の錯誤」と言えます。

 この錯誤を「有効な感染対策」と言っても被害数が同じなので許される範囲ですが、更なる問題が起こるかも知れません。「コロナワクチン」の接種で「コロナウイルス」が感染力を失い、代わりに「インフルエンザウイルス」が感染力を増す現象は推測の範囲ですが、「mRNAワクチン」の場合は経年副作用(副反応も含める)が定かではありません。ワクチン接種の効果が3ヶ月とされているので、一年に数回、毎年打たなければ感染予防効果は無いとされています。

 消化系を通す「遺伝子操作食品」に忌避反応を見せる消費者が、直接筋肉注射する「遺伝子操作ワクチン」を容認するとは、私の常識では考えられません。

 「インフルエンザワクチン」を年間5千万人が接種して1万人がインフルエンザ感染関連症で死亡するとされる「例年の感染予防対策」ですが、今の所年間30万人が「陽性判断」されて五千人が死亡したとされる「武漢ウイルス」対策で、過去の「緊縮財政の経済理論」や「陽性者と感染者とは違うとする医学・防疫学の定義」が変更されても、表舞台に出てくる学者の多くは、過去の理論を転換した理由を説明しようとはしません。

 それでも、次は「インフルエンザ・コロナ混合ワクチン」が待ち受けています。勿論、「一人の人命は、地球より重い」以外は、何の説明も無いと思います。一人を救うために多くの犠牲者が生まれる事は「地球の過剰人口の削減」には都合が良い「副反応」なのかも知れません。




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