オメガねこ

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「放射線」 と 「健康」

2021年05月07日 | 雑感
 「デブ(BMI>30)」の発がん相対リスクは「1.29倍」で「ヤセ(BMI<19)」は「1.22倍」なので、発がん性のある放射能を毛嫌いする人は「19<BMI<30」に収まっていると思います。

 
放射線の「mSv/短時間1回」での発がん相対リスク(倍)は、

 100 以下  :検出不能
 100~ 200:1.08
 200~ 500:1.19
 500~1000:1.4
1000~2000:1.8

だそうです。

 日本人は、平均「2.1mSv/年」の放射線を自然から受けていますが、健康維持の為に温泉や岩盤浴に行ったりレントゲン(胃部:0.6mSv/1回)、CT(胸部:6.9mSv/1回)を受けると、人工放射線が加算されます。また、上空は放射線の宝庫なので、ジェット機で東京~NY間を1回往復すると「0.2mSv」受け取る事になります。

 そこで、放射能に汚染された廃棄物による「公衆被曝線量」を最大「1mSv/年間」に設定していて、これは健康維持の為に自らの意志で浴びる線量よりも低く設定しています。パイロットが癌に成り易いと云う話を聞いた事が無いので、妥当な値だと思いますが、健康を考えればもう少し多くても良いと思います。

 韓国ソウルでの自然被曝線量が「3mSv/年間」なので、元気が良いのも納得できます。

 それは兎も角、恐らく「新しいテーマパークを日本の何処かに作りたい」と大企業から提案されれば、多くの自治体は競い合って誘致すると思います。しかも、企業に対して「迷惑料」を要求する事は考えられず、それどころか「税の減免」を申し出ると思います。

 「核廃棄物処理場を日本の何処かに造りたい」と国が提案しても、多くの自治体は押し付け合います。また、近くの自治体が「受け入れを容認」しても、周辺自治体は確実に反対側に廻ります。

 過去の原発誘致は「原発に対する安全神話が有ったからだ」と言う話がありますが、本当に安全と信じていたなら、誘致する自治体が電力会社に補助金を出していた筈です。ところが、逆に国側からの補助金を受け取っていました。つまり、「安全神話」自体が、報道機関が偽造した「おとぎ話」に過ぎなかったという事です。

 受け入れ自治体の住民が本当に「安全神話」を信じていたなら、「テーマパーク」と同様に補助金を要求する筈は無いし、精々「何か腑に落ちないが、くれるモノは貰っておく」程度だと思います。

 最近「武漢肺炎騒動」で、あちらこちらの自治体から「今は遊びに来ないで!」と他県人排斥運動が行われています。つまり、「テーマパーク」は迷惑施設になった事になります。「原子力施設」は放射線の発生源で、「テーマパーク」はウイルスの発生源と考えているのかも知れません。

 汚染廃棄物の処理では、埋立作業員でも「追加被曝線量1mSv/年」を下回るように、安全確保のため「8,000Bq/kg以下」「8,000Bq/kg超」という、濃度による廃棄物の処理基準や、放射性物質が施設外に漏出しないための処理方法、作業条件が決められているそうです。

 また、WHOが示すトリチウムの飲料水中の濃度基準は「1万ベクレル/リットル」で、この水を「1年間毎日2リットル」飲んだ場合の被曝線量は「0.13mSv」になるそうです。

福一処理水:1000兆Bq(処理水貯蔵総量)
玉川温泉 :15~20ミリシーベルト/年(ラジウム)

 但し、これらの値は「嘘つき東電・学者・政府」のコラボなので、信用できない人は「平和を愛する諸国民」に訊いた方が良いかもしれません。

アメリカ:福一原発の一・二号機は米GE社製。
中国  :東トルキスタンで核実験。
韓国  :トリチウムの放出量「200兆Bq/年」




6 コメント

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Unknown (camper)
2021-05-07 23:05:43
えっつ、意外!!「パイロットが癌に成り易いと云う話を聞いた事が無いので、妥当な値だと思いますが」って・・・・
航空機搭乗者のがん発生率が高いというのは常識に近いと思っておりました。そのようなレポートを信じるか信じないかは別にして、聞いたことがないと言われると・・・思わず突っ込んでしました!!
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Unknown (yk-soft-85)
2021-05-08 07:43:05
例えば、「高圧送電線の下に住むと癌になる」とか「5Gは脳腫瘍の原因」などなど、様々な「うわさ」は聞きますが、これを「話」に加えるのなら「聞いた事が無い」はウソになります。
一般に言う「話」とは、実際の被害者からの「話」や調査結果が公表された「話」です。

また、「パイロットが癌に成り易い」と云う「うわさ」は、「紫外線による皮膚がん」が「放射線による”がん”」として伝わったという「話」は聞いた事があります。この「皮膚がん」は北方系の乗務員が赤道近くの海岸でサングラスを掛けて休暇を過ごすイメージからも想像に難くは有りません。

パイロットが放射線で癌になりやすいのなら「職業病」に指定されると思いますが、裁判も含めて聞いた事がありません。

若し「関連資料」が有るのなら(リンクで)教えて下さい。
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Unknown (camper)
2021-05-08 15:40:58
そうですね。改めて調べてみると、なかなか裏打ちしてくれる資料が出てこないですね。「航空機に搭乗すると、その搭乗時間に比例して発がん率が上がる」などと言う研究をしても、利益を得る人は誰も居ないですものね。探し出した「関連資料」を貼りますが、既にご存じかとも思います。
 
常識じゃないの と思いこんでいる事、証明するとなるとなかなかに難しいですね。

民間機乗務員のがん発生率、一般平均より高い傾向

https://www.afpbb.com/articles/-/3180146?cx_part=search

長期間の飛行経験を有する航空機パイロットにおける染色体転座の頻度の増加
https://www.cancerit.jp/2084.html
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Unknown (yk-soft-85)
2021-05-08 17:00:59
有難う御座います。

私の単なる「カン」ですが、BMI別に分けて調査すると、恐らくは「ガン発生率の乗務員と一般人との有意な差」は無いと思います。

乗務員の多くは(飛行燃費を考慮して)スマートな人が多く、健康意識が高いので勤続年数が長くなるほど痩せてきて、「発がん相対リスク」が高くなるのではないかと、冗談のような理論的な考察が成立すると思います。

「常識」と云うのは、平均的な解決策には繋がりますが、意外性を無視します。私は10年程前までは一月に1回くらい嘔吐するほどの片頭痛に悩まされていて多くの病院で診てもらいましたが原因不明で終わりました。

しかし、通常の健康診断の為に小さな診療所で「血圧150は少し高め」と言われましたが、私は「くすり嫌い」なので大丈夫ですと断りましたが、試しにと最低限の「アムロジピン錠2.5㎎」を処方されて服用し続けると、それから嘔吐どころか軽い頭痛も起きた事がありません。

常識では「片頭痛は血管の拡張が原因」と聞かされていましたが、「血管拡張剤」で治りました。ところで、camperさんは、「片頭痛」で高血圧の患者に「アムロジピン」を処方しますか?
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Unknown (camper)
2021-05-08 21:58:25
アムロジピンは、血管拡張剤なのですが、片頭痛は一旦収縮した血管が拡張したときに出現する病態とされていて、アムロジピンは片頭痛の治療薬には使用しませんが、予防薬としては使われているそうです。(知りませんでした)
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/556ea1f7e7880c1903703007.html

私は、患者さんの病態によりますが、βブロッカーであるインデラルやセロケンを使う事が多いですかねぇ。Caブロッカーのミグシスも使ったことはあります。アムロジピンは高血圧患者さんに対しては日常的に使っています。(特に新型コロナが流行ってからACE、ARBが少し使いにくくなったので:私は服用していますが)いい薬だと思いますよ。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-05-09 08:38:48
なるほど!

今までのモヤモヤが晴れました。
治療ではなく予防ですね。

有難う御座います。
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