テレビとうさん

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「病原体名」 と 「病症名」

2021年12月31日 | ニュース
 芦屋市で何かの仕事をしている「松もとオジサン」は、

【新型コロナウイルスは、現在流行しているCOVID-19とSARS-CoVとMERS-CoVの3つです。COVID-19の正式名称はSARS-CoV-2です。遺伝子配列がSARS-CoVに酷似しているため「-2」、つまりSARSの亜種です。】

と、分かったような事を言ってますが、正しくは「COVID-19」は武漢肺炎の「病(症)名」、「SARS-CoV-2」は武漢型コロナウイルスの「病原体名」で、英語表記はいずれも国際正式名称です。良い子の皆さんは騙されないようにしてください。これ、テストに出るので忘れないようにww

 ところで、インフルエンザウイルスやコロナウイルスは「広義の感冒の病原体の一種」とされていて、その感染症の流行状況から「流行性感冒」に分類される事がありますが、通常のコロナウイルスは珍しくもない感冒の30%程を占める「普通感冒」の病原体とされています。更に、「普通感冒」で重症化率や致死率が低ければ「ただの風邪」と言えます。

 勿論、平坦な道で転んだり、入浴中に死亡する人もいるくらいなので、「ただの風邪」でも注意するに越したことは無いのですが、全く罹らない場合は寧ろ危険と言えます。或いは「自殺行為」と言った方が良いかもしれません。流行の様子を見て「重症化率」が低ければ先に感染した方が免疫を獲得でき、変異株にも耐えられる体質を得ることが出来ます。また、流行の初期には医療体制も崩壊していないので、
診療拒否も受けにくくなります。

 「変異株」に注意が必要な人は、特定の機能を持ったワクチンを接種した人や、弱毒性の内に感染できなかった人で、あとは運しだいと言えます。

 この「弱毒性」には、定義によって有害・無害とは一致しない場合が有ります。例えば、花粉は一般に無害ですが、クシャミ・鼻水・涙目を発症し、それを不快に思う人には有害と言えます。また、「美人が、涙目でより美人に見える」場合は・・・・もとい、
「美人を美人と言ったら」上のオバサンに「毒づかれる」かもしれないので、外見については何も申しますまいww

 それはさておき、「ウイルスの感染力と毒性は反比例するというのは実際は結果論です。」ともオジサンは言ってますが、その「結果論」についての「思い」を別のウイルスを持ち出して説明しています。この「反比例仮説」は、同一種ウイルスの変異株に対する過去のデータを説明しているだけなので、「オジサン仮説」は科学的反証にはなっていません。

 ウイルスの「毒性」についても、宿主細胞に対する破壊力や感染後の増殖力、或いは免疫反応も含むか、またはウイルス自体の「毒性」のみにするかで様々な定義は可能になりますが、これらは総て「病原性」に纏めることが出来ます。

 「PCR陽性者」と「ウイルス感染者」が違う事は明らかですが、多くの専門家や厚労省の
「報道関係者向け発表」では、「陽性者と感染者を同じ意味」で扱われています。

 専門家の、定義も定かでない自分の「思い」がニュースとして取り扱われる間は、いつまでたっても「コロナ茶番劇場」は終わりません。



2 コメント

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Unknown (mamazones)
2022-01-01 16:22:28
明けましておめでとうございます。
今年も飛躍と愛溢れる1年になりますように
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Unknown (yk-soft-85)
2022-01-01 19:04:40
mamazonesさん、今年も生きていておめでとうございます。
私も、朝起きたら生きていましたww
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