テレビとうさん

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「Xの法則」 と 「病気」

2023年12月06日 | 統計
 成功した人に「成功の秘訣は何ですか?」と訊くと、大概の場合「失敗を恐れない事」と答えると思いますが、これを聞いて「失敗が多いほど成功者に成れる」と思う人は「Xの法則」の信者かも知れません。

 この設問の間違いは「成功した人に聞いた」事に有り、失敗者に聞くと「成功の秘訣は無い」と言うと思いますww。コホート研究で人を何らかの要素に分け、失敗数を計測していくと、おそらく「失敗数の多さに比例して脱落者は多くなり、成功者数は反比例する。」との結論を得ると思います。

 「肺がんの主原因はタバコである」とされてから喫煙者が極端に減り、当然「副流煙」の被害者も殆どいなくなりました。それと因果関係が有るかどうかは判らないのですが、人間の寿命が大きく伸び、同時に「肺がんによる死亡者」が増加しましたww

 その関係性を示したグラフを解析すると、明らかに「Xの法則(原因要素が減少すると、結果指数が増加する)」である事が示されています。「喫煙者の減少」と「平均寿命の伸び」には相関性はある事は確かですが「因果関係」は不明で、「平均寿命の伸び」によって「肺がんの死亡数が増加」しているようにも見えます。

 但し、(適度な)喫煙が(有害な)肺がんを誘引すると云う科学的データは無いとされていて、「紫煙の毒性」も不明のようです。素直に見ると「喫煙者の減少が肺がん患者を増加させた」ように思えます。

 「マスク効果」や「ワクチン効果」についても「Xの法則」を示し、日本はマスクの着用率やワクチン接種率が高いのに「感染症の波」が長期に及んだ事から、「感染予防対策を強化すると感染者が増える」と言えます。但し、「ワクチン効果」は兎も角、医療用マスク(N95以上)を使用し、短時間(1時間程度)で使い捨て、正しく交換する場合は、口内は適度な湿度が保たれることもあり、感染予防は兎も角「マスクの効果」は発揮できると思います。

 若しも「マスクに感染防止効果が有る」とすると、そのマスクにはウイルスが付着している事になります。つまり、大勢が集まる場所は感染の危険があると考え、わざわざウイルスが付着いているマスクを着用する事になり、平仄が合いません。

 「ワクチン効果」の場合は、免疫獲得効果はさて置いて、「免疫抑制剤」が含まれていると思われるので、自己免疫の過剰反応が抑えられる事から、感染者数(正しくは陽性者数)は多くても、世界に比して重症者数や感染死亡数は少ないようです。但し、「免疫抑制効果」によって他の感染症による死亡数が多発し、「超過死亡数(数十万人)」の増加を齎した可能性は否定できません。

 この場合も成功者の調査と同様に、ワクチンを接種しなかった人を調査をすれば、「感染の原因」が判ると思いますww

注)ここでの「感染」とは、現在の常識である、病原体が外因性である事を前提にしています。私の推論である「ウイルス=病原性エクソソーム」の場合は、マスクは何の関係もありません。




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