テレビとうさん

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「石油」 と 「石炭」

2023年01月26日 | 環境・自然
 「化石燃料の使用を止めよう」と叫ぶ声が大きくなってきました。

 「石炭」は、植物が腐敗分解する前に地中に埋まると生成される、植物の化石と言われています。

 「石油」には、「非生物由来説(無機誘因論で、この場合は化石燃料では無い)」と「生物由来説(有機成因論)」とが有り、現在は「生物由来説」が主流です。「生物由来」の場合は、「石油資源有限説」と「偏在説」の根拠になっています。数十年前に、「このままでは、石油資源は30年で枯渇する。」と言われていましたが、それがウソである事がバレると次は「地球温暖仮説」が流行りだし、「二酸化炭素」が地球温暖化の主犯であると主張し始めました。

 一方、現在は否定されている石油の「非生物由来説」の場合は、石油資源の偏在は無く海底や地中を深く掘削すれば全ての地域で産油可能であるとされていて、日本周辺の「メタンハイドレート」はその証左と言えるかもしれません。

 科学的には、地球の炭素の推定総量から算出した「化石燃料」は、少なくとも現在の年間消費石油換算で数百年分が地下に埋蔵されているそうです。

 植物系生物は、CO₂が豊富に有れば大量に繁殖できるのですが、現在は苦境に追いやられているようです。この状況が継続すると草食動物も、更に肉食動物も減少するように思えますが、飢饉にイナゴが大量発生したと云う話も聞きます。

 通説とは違うかも知れませんが、動物系生物は生存の危機に陥ると大量繁殖する事で、変異種(短期的には相変異も含む)を産生し易くし、その環境に合った種が生き残る可能性に賭けると考えるのが、合理的と言えます。

 現在は、薬剤散布で蝗害を防いでいますが、蝗(イナゴ)がこれに対抗(適応?)するためには変異種に期待するしかありません。その為には「ウイルス」と同様に「大量発生」が確率的に有利と言えます。

 それは兎も角、大気中のCO₂が多ければ大木が成長し、地殻変動と共に植物由来の「石炭」が量産され、CO₂がある程度減少すれば植物が減少し、逆に昆虫類が大量に発生し、食物連鎖で大型動物(海洋動物も含む)も増えて、地殻変動と共に動物由来の「石油」が増産される可能性も否定できません。

 ただし、メタンハイドレート系の低分子量系燃料の場合は「無機由来説」も否定できません。何れにしても、人間の生活も含め「二酸化炭素は自然循環している」と言え、そこに人間が「カーボンフリー」などで、意味不明な強制介入をすると、「公害2.0」とも言える「蝗害」のシッペ返しを受けるかも知れません。

 大気や海中に、ある程度のCO₂が安定的に含まれていれば植物が恒常的に繁茂し、動物も安定的に生存できるので、変異する必要が無くなって大量発生などの異常現象は起き難くなると思います。

 大気中のCO₂の適正量は分からないのですが、何れにしても、少人数で声の大きな「口害」には、騙されないようにしたいものですww




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