テレビとうさん

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「人口減少」 と 「コロナ禍」

2023年09月27日 | 統計
 ロシア語教師のジェーニャさんが、日本の人口減少数が世界2位になって心配してくれています。

 おそらく、外国人を含む2022年と2021年の人口の差だと思いますが、

 国名  :減少数 :減少率 :平均寿命
(地域名):(千人): (%):(2023年版)
ウクライナ:2957:6.51: 73.0
日本   : 657:0.53: 84.3
ロシア  : 269:0.18: 73.2
中共支配地: 216:0.02: 77.4
イタリア : 167:0.28: 83.0
レバノン : 136:2.57: 76.4
ブルガリア:  94:1.35: 75.1
ドイツ  :  75:0.09: 81.7
セルビア :  72:0.81: 75.9
ギリシャ :  44:0.42: 81.1
スペイン :  39:0.08: 83.2
ベラルーシ:  36:0.38: 74.8
韓国   :  32:0.06: 83.3

だそうです。人口比(減少率)で見ても上位にある事は確かなようです。

 減少数には「出生数-死亡数」の他「外国人人口」「国籍離脱」なども影響します。「宇露戦争」の影響でウクライナの人口減少(戦死者は数万人?)が顕著ですが、殆どが「脱出組」だと思われます。ロシアの主張では「特殊軍事作戦」なので、ロシア本土は紛争地域では無く、あまり影響していないようです。現下の国際情勢では「国外逃避」の影響が大きいように思えます。

 2022年の日本は、「出生数-死亡数=-798(千人)」ですが、「人口減少数=657(千人)」です。つまり、外国から日本へ「141千人の流入超過」が有った事になります。また、理由は分かりませんがww同期の超過死亡は11万人です。

 自然現象として、平均寿命が長いほど、人口や人口減少率に占める高齢者(65歳以上)の割合は大きく成ります。

 日本政府は何を勘違いしたのか、65歳定年制を布いた事で生じた労働力不足を補う為に、実質的に「外国人労働者」を使役する事に補助金を与える「技能実習制度」を施行し、当座を凌ごうとしています。これでは、「労働力」は賄えても「国民の人数」は増えません。「日本人の人口減少」を狙ったと考えられなくもありません。

 日本と韓国は、コロナ感染症(2023/3/10までの累計)に関して、

  :陽性数/人口:コロナ死亡数:致死率:人口減少率
  :   (%):   (人):(%): (%)
日本:  26.7: 73046:0.2:0.53
韓国:  59.0: 34093:0.1:0.06

です。コロナ陽性数は人口比で韓国は日本の2倍以上ですが、致死率が1/2で、死亡数は半分以下(人口比ではほゞ同じ)です。

 2022年の日本人の平均寿命が2年連続で前年を下回ったようです。韓国と日本の「人口減少率」を見ると、「コロナ感染症」と「人口減少」には相関性は無く、コロナ感染症自体は人口減少に殆ど影響は無いと言えます。

 正確なデータは分からないのですが、韓国は2022年2月頃にはワクチン接種数は減り始め、日本は逆にそれ以降、積極的に「追加接種」が始まりました。

 但し、2022年の日本の人口減少数が韓国の20倍(減少率は9倍)なのは、「ワクチンの追加接種」と関連性が有るかどうかは分かりませんww

 また、「ワクチンのロット番号によって接種後の死亡報告数が違う事が、韓国と日本の人口減少の差である」とも、言ってはいけませんww


「感染死亡率」 と 「例年の死亡率」

2023年08月01日 | 統計
 「JX PRESS Corp」の少し古い新型コロナウイルス 日本国内の最新感染状況マップ(最終更新: 2023.05.09)」を抜粋すると、

国名など:感染者数 :感染死亡数:致死率:総死亡率
    : (万人): (百人):(%):(%)
(世界 :67661:68820:1.0:0.09)
アメリカ:10327:11240:1.1:0.34
中共領土: 9925: 1210:0.1:0.01ww
インド : 4495: 5316:1.2:0.04
フランス: 3393: 1629:0.4:0.25
ドイツ : 3840: 1730:0.5:0.21
ブラジル: 3745: 7015:1.9:0.33
日本  : 3382:  747:0.2:0.06
韓国  : 3118:  345:0.1:0.07
イタリア: 2579: 1897:0.7:0.32
イギリス: 2458: 2241:0.9:0.33
ロシア : 2286: 3984:1.7:0.28




注)
感染者数 ;PCR検査や抗原検査での累計陽性判断数で、重複を含む。
感染死亡数;全死亡者の内、コロナ陽性と判断された累計人数で、感染が死因とは限らない。
総死亡率 ;人口に対する、(累計)感染死亡数の割合。
ww   ;陽性者が発見された地域全体が封鎖されて建物の玄関も溶接される為め、運よく入院出来た人が死亡した場合に「コロナ陽性」と判定された患者が「感染死亡」とされる。中共領土での火葬数は、2022年10月から公表されていないので、「感染死亡」どころか「総ての死亡数」も不明。

です。


 今回の「パンデミック」では、確実にコロナに感染しても検査をしなければ「感染死」とはされませんし、逆に感染していなくても「コロナ陽性」ならば「感染死」とされます。また、ワクチン接種での「刈り取り効果」は加味されません。

 3年間で世界人口の0.09%(1年当り0.03%)がコロナで死亡したとされていますが、総人口の1%以上は毎年何らかの理由で死亡するので、最大で総死亡数の3%が「コロナパンデミックの被害者」になります。

 日本の場合は、
コロナ禍(約3年間)の総死亡数と、2021年の死因を問わない総死亡数は、

      :(千人):60歳以上(%):60歳未満(%)
コロナ死亡数:  61: 95.8   :  4.2
全死因死亡数:1440: 93.6   :  6.4

で、60歳以上の高齢者は、死因を問わない2021年の死亡割合に比してコロナ陽性者の方が2%ポイントほど死亡確率が高くなるようにも見えますが、その分析が正しいとすると「60歳未満の人は、コロナ陽性になると35%死に難くなる」事になり、これらは単なる「数字のマジック」です。

 そもそもの話、「コロナ陽性者の死亡」が、

・感染が原因
・高齢化が原因
・ワクチン接種が原因
・持病が原因
・感染対策が原因
・単なる偶然

等々、どれに当てはまるのかが判然としないのですが、日本人で60歳以上の人には「陽性致死率が0.2%で、3年間の累計死亡率が0.06%のパンデミック」とは言えても、60歳未満の人には「コロナ対策パンデミック」としか言えません。



「PCR検査」 と 「感染率」

2023年06月13日 | 統計
 「PCR陽性者の実際の感染率を知りたいです。」と、Bingチャットに訊ねると、

PCR検査で陽性と診断された人の感染率は、検査を受けた人数や検査方法、検査時期などによって異なります。ただし、厚生労働省が公表しているデータによると、2021年4月に行われた検査では、56人中6人が感染していたことがわかっています。つまり、PCR陽性者の感染率は約10.6%でした¹。

ご参考になれば幸いです。

ソース: Bing との会話 2023/6/10
(1) 新型コロナ濃厚接触者、基本属性・接触場所別の陽性率公表 .... https://www.qlifepro.com/news/20210413/covid19-3.html.
(2) 新型コロナウイルス感染症の国内発生状況等について|厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html.
(3) オープンデータ|厚生労働省 - mhlw.go.jp. https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html.
(4) データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-. https://covid19.mhlw.go.jp/.
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000856819.pdf
(原文の儘)

だそうです。

 この値(10.6%)を利用すると、現在までに「検査陽性者数累計 33,537,123 名」なので、「350万人が感染」した事になり、コロナ感染累計死亡数は7.5万人なので「コロナ感染致死率=2.1%」です。

[コロナ感染致死率]
=7.5万人/350万人
≒0.021

(参考)
[コロナ陽性致死率]
=7.5万人/3354万人
≒0.0022

 2022年の死因を問わない死亡者数は158万人で、日本の総人口を12500万人とすると「死亡率は1.3%」なので、感染した方が死に易くなるようにも見えます。

[死因を問わない死亡率]
=158万人/12500万人
≒0.013

 ところが、死亡者の90%以上は65歳以上の老人なので、老人に注目して計算し直します。

 全年齢に対する老人の死亡割合は、コロナで95%、死因を問わない場合は90%です。2022年の総死亡数は158万人なので、老人は140万人死亡した事になります。

 日本の老人人口(65歳以上)を3630万人として、死因を問わない「老人の死亡率は3.9%」です。一方、上記の通り「コロナの致死率は2.1%」なので、「老人は感染した方が死に難くなる」と言えます。

[死因を問わない老人死亡率]
=140万人/3630万人
≒0.039

 「コロナ死亡者」は、全ての死亡者の内「コロナ陽性」と判断された人なので、例え老衰で死亡してもコロナ陽性ならばコロナ死亡とされる事から、コロナ死亡者数を過少に計数する事はありません。

 老人がコロナに感染している場合は、例年の老人死亡率よりも「老人感染者グループ」の方がコロナ死亡数が上乗せされ「死亡率は高くなる」筈ですが、そのようなデータは探しても見つかりませんでした。

 これが「屁理屈」と思うかどうかは自分次第ですww



「コロナ死亡者数」 と 「老人人口」 其の弐

2023年06月02日 | 統計
 東洋経済ONLINEの「新型コロナウイルス国内感染の状況(最終更新:2023年5月8日)」の「コロナ死亡数」と、各地域の死因を問わない「全死亡数(死因を問わない死亡数;表には示していない))」を「老人人口」で除した「全死亡比」を、「老人人口」順に上下12傑を表にすると、

都道府県:コロナ死亡数:老人人口 :参照比:全死亡比: 死亡率
 (日本: 74669:36270:2.1:37.6:1097)
東京  :  8124: 3202:2.5:37.2: 894
大阪  :  8557: 2442:3.5:36.6:1036
神奈川 :  4335: 2376:1.8:34.7: 916
埼玉  :  4009: 2000:2.0:33.9: 943
愛知  :  4363: 1918:2.3:35.9: 940
千葉  :  3944: 1748:2.3:34.0: 970
北海道 :  4609: 1686:2.7:38.1:1222
兵庫  :  3908: 1608:2.4:35.8:1065
福岡  :  3205: 1445:2.2:36.9:1056
静岡  :  1408: 1099:1.3:38.2:1172
茨城  :  1300:  860:1.5:38.3:1140
広島  :  1373:  827:1.7:37.9:1129
・  (老人人口上位12地域の平均:2.4:39.6:1040)


沖縄  :  1016:  339:3.0:35.9: 849
石川  :   523:  338:1.5:37.6:1126
富山  :   324:  337:1.0:38.8:1262
和歌山 :   530:  308:1.7:42.4:1406
香川  :   626:  303:2.1:40.2:1278
山梨  :   421:  252:1.7:39.3:1232
佐賀  :   496:  251:2.0:40.3:1244
徳島  :   423:  247:1.7:40.5:1369
高知  :   602:  245:2.5:41.8:1460
福井  :   200:  236:0.9:39.1:1210
島根  :   304:  229:1.3:42.5:1449
鳥取  :   267:  180:1.5:40.6:1315
   (老人人口下位12地域の平均:1.7:39.9:1267)

コロナ死亡数;生前死後を問わず、コロナ陽性と判断された死亡者数。
老人人口  ;65歳以上の人口(千人)。
参照比   ;(「コロナ死亡数]/[老人人口])X1000
全死亡比  ;([全死亡数]  /[老人人口])X1000
 死亡率  ;人口10万人当りの死因を問わない死亡数。

[参照比]の最高/最低; 3.5/0.9 =3.89
[全死亡比]  〃  ;42.5/33.9=1.25
[死亡率]   〃  ;1460/849 =1.72

です。

・各地域の高齢者率は考慮していないのですが、概して「
老人人口」の多い地域は「死亡率」が低くなっています。
・「老人人口」の少ない地域は、「死亡率」が高くなる傾向にありますが、「参照比」は全体としては低くなっています。
・「全死亡比」は、「老人人口」の多少にかかわらず、あまり差がありません。


 この表から、殆ど死ぬことのない若者を加えた「全人口」ではなく、例年の「年間総死亡数の90%が65歳以上」で、且つ必ず死亡する「老人人口」を母数に使用した方が死亡統計の精度も上がり、対策の的を絞りやすくなると思います。

 「参照比」を見ると、「コロナ死亡数」と地域別の「老人人口」には相関性が無いと思われ、大阪(3.5)・沖縄(3・0)を、福井(0.9)・静岡(1,3)・島根(1.3)と比較し徹底的に検証する事で、「コロナ禍」或いは「コロナ対策禍」の問題点を炙り出すことが出来るような気もします。

 ちなみに人口分布を見ると、島根・福井は全国平均に比して老人が多く、沖縄と大阪は少ないようです。つまり、老人比率が高ければ「コロナ死亡率」が低くなり、逆に老人比率が低い地域はコロナで死亡し易くなると言えます。

 但し、「老人人口」が多い12地域の方が「参照比平均」が大きいので、「老人の人数が多ければコロナ死亡確率が高くなる」ようにも見えます。

 ところが、「死亡率(死因を問わない10万人当りの死亡数)」は、「老人人口」が多い地域の方が小さくなっています。これが成立するには、老人が多ければそれ以上に若者も多くなる必要が有ります。これを逆に言うと、「老人人口」が少ない地域では若者も更に少なく、老人比率が高くなる傾向がある事になります。

 老人比率が高ければ「コロナ死亡率(地域の全人口が母数)」も高くなると思われがちですが、「参照比(地域の老人人口が分母)」の値が分散している事から、「老人はコロナ感染で死亡し易い」とは言い切れない事を示唆しています。

 「コロナ陽性判定された老人」の、特に「老人人口の多い地域」での、死亡原因は他にあるようにも思えます。



「コロナの死亡割合」 と 「例年の死亡割合」

2023年04月23日 | 統計
 日本の2023年4月11日時点での「年齢が分かっている人のコロナ感染死亡数」と、その「年齢区間(階級)別死亡割合」は、

年齢区間 :死亡数(人):割合(%)
------------------
90~  : 17971: 29.3
80~89: 24994: 40.7
70~79: 12034: 19.6
60~69:  3804:  6.2
50~59:  1650:  2.7
40~49:   631:  1.0
30~39:   193:  0.3
20~29:    77:  0.1
10~19:    21:  0.0
  ~ 9:    39:  0.1
------------------
  (総数: 61414: 100)

です。

 一方、日本人の理由を問わない総死亡数を示す、2021年の「
年齢階級別の死亡数」と、その「年齢区間別死亡割合」は、 

年齢区間 :死亡数(千人):割合(%)
-------------------
90~  :    432: 30.0
80~89:    517: 35.9
70~79:    295: 20.0
60~69:    110:  7.7
50~59:     49:  3.4
40~49:     21:  1.5
30~39:      7:  0.5
20~29:      5:  0.3
10~19:      2:  0.1
  ~ 9:      2:  0.1
-------------------
  (総数:   1440: 100)

です。ザッと見て「なるほどね!」ですがww

 「総死亡割合」に比して「コロナ死亡割合」が多いのは、小数点以下の違いを除くと、「80~89歳」での5%程度で、逆に「50代と60代」は1%程少なくなっています。

 この事象を正確に説明すると、

死亡者を「PCR陽性者(コロナ感染とされる)」と「PCR陰性者(コロナ非感染者とされる)」に分け、その「年齢区間別の死亡割合」を調べた結果、PCR検査で陽性判定されると、平均寿命帯にある80代だけ死亡割合が5%多い。但し、「PCR陰性者年齢区間別死亡割合は不明です。

と、なります。

 おそらく、この「80代」の多くはワクチン接種などの感染予防対策が整った高齢者施設内での「集団感染の被害者」のような気もしますが、精緻なデータが公表されていないので、これ以上は何も申しますまいww

 それでも、パンデミックにしては笑えるほどの差しか無いのですが、世間ではこれを「コロナパンデミック」と称して、実際に恐怖のコロナ騒動が起きました。

 医療専門家(自称)の多くは、これは「マスクのお陰」とか「ワクチンの効果が有った証拠」とか主張しているので、「マスク着用の有無」「ワクチン接種の回数別」を比較した臨床結果も調査・公表して貰いたいと思います。

 「コロナ騒動」を
年次統計で見ると、

 年度 :総死亡数:コロナ死数: 超過死亡 :過少死亡
---------------------------
2019:1381: --  : 1~ 11:1~15
2020:1373:  3.5: 0~  8:9~43
2021:1452: 14.9:13~ 54:0~ 2
2022:1582: 39.1:50~118:0~ 0
---------------------------
3年計 :4407: 57.5:63~180:9~45

死亡数単位;何れも千人。
コロナ死数;PCR陽性確認死亡数。
3年計  ;2020年~2022年の3年間合計(期間統計)。

です。

 3年間合計では、「コロナ感染死亡数」は57.5千人で、「総死亡数」約4407千人の「1.3%」を占めています。

 2019年は、「超過死亡」と「過少死亡」が差し引き0なので、平穏な年だったと言えます。

 2020年は「コロナ元年」で、3,500人がコロナで死んだのですが、逆に総死亡数は減少しました。総死亡数は前年よりも8千人減ったので、コロナ死亡者を加味すると、1万1500人の天寿が先送りされた事になります。

 2021年は「コロナ対策元年」とも言え、ワクチン接種が開始されました。「総死亡数」と「超過死亡」が共に急増しましたが、2020年に先送りされた天寿が含まれているのかも知れません。

 2022年には、国内の総死亡数が158万2千人と急増し、前年より8.9%増えたようです。「総死亡数」が前年比13万人増え、「コロナ感染死」は3万9100人なので、「9万900人がコロナ以外で余計に死亡した」事になります。

 「コロナによる死亡数」を除けば、何かの理由で死亡した約9万人は「超過死亡5万人~11万8千人」の範囲内に収まります。なので、私は「コロナ対策禍の被害者は9万900人」と推定し、「コロナ死亡数」とされる3万9100人は「予想される例年の肺炎による死亡」であり、何かの流行や災害を想定す
る「超過死亡」の範疇外と解釈しています。

 これが「ワクチン禍」である事を証明するには正確な臨床データを必要とするのですが、科学を否定する所謂「専門家」は、退職するまで秘匿するかも知れませんww