私がソウルへ行っても、その滞在期間中のほとんどが、ドラマのロケ地巡りやヨンジュンゆかりの地巡りに終わっています。
勿論、それ以外のところにも行ってますが、買い物ですら2の次のこの状態。
しかし今回の旅行のメインは、河回村(ハヘマウル)へ行く事だったのです。
ここはソウルからかなり遠いって言うイメージがあったので、この為に予定より一泊増やして4泊にしました。
私はネットでツアーを探しました。
個人で行くと4時間半から5時間かかるそうです。
それに、この地域は訛りが強くて、ソウルの言葉と違うせいか、聞き取りも難しいと聞いていました。
個人で行くなんて無謀中の無謀。
遠いので、ホテルのピックアップは朝の7時でした。
冬場だとまだ暗い時間です。
車で高速を飛ばしても、片道3時間かかります。
私がここに行きたかったのは、昔の韓国の建物を見たかったからです。
河回村は、両班(ヤンバン)と呼ばれた貴族の街というイメージがありました。
昔の伝統建物が沢山立ち並ぶのを見てみたかったんです。
高速を走っていると不穏な雲が・・・
ソウルは良いお天気でしたが、ここでは雨の予報です。
もってくれると良いけど。
安東は、慶尚北道に位置します。
釜山とソウルの間、むしろ、釜山に近いという話でした。
河回村に入る前に、最初に行ったのはお寺。
ここには韓国で一番古い木造の建物があるそうです。
そのお寺の敷地内でこんなのを発見。
キムチが保存されたかめが埋まっているのですが、これは昔ながらの保存方法で、
夏は涼しく、冬は凍らず一定の温度を保てるそうで、
これがあるとキムチ冷蔵庫ははいらないそうです。
まさに天然の冷蔵庫、都会のソウルでは無理ですね。
この建物が韓国で一番古い木造の建物だそうです。
韓国の鐘は腰の辺りで鳴らすんですって。
安東はいわゆる寺子屋が多く、沢山勉強が出来たようです。
試験に合格したら、庶民でも両班になれるということで皆が一生懸命に頑張って勉強をしました。
ここも、昔の寺子屋。
なんと、ヨンジュンのスキャンダルのロケ地でもありました。
南山韓屋村やソウル市内でのロケ地にはいくつか行きましたが、
まさか安東で、ヨンジュンの映画のロケ地にたどり着けるとは。
呼んだわね?kkkk
「どの場面ですか?」とマニアックな質問をして見ましたが、ガイドさんがそんな事を知るはずもなく。
夏休み中につき映像の確認が困難なのですが、
私が思うに、チョンドヨンが住んでいた家ではないでしょうか?
ここの庭先でヨンジュン演じるウォンがキスをして、彼女を落とすんですよ~~~@@
勝手に決め付けていますが、違っていたらミアネヨ。
さて、河回村に入る前に村が一望できる芙蓉台と呼ばれる展望台へ。
展望台って言いますが、山を登ります。
これが結構きつかった。
だって私サンダルだったし、それにこの辺りから雨が降り始めちゃって足元悪くなるし
かなりの運動になりました。
これが展望台からの眺望。天気が悪かったのでいまいち。
河にMBCのクルーが舞台設置の工事をしていました。
なんかイベントでもあるのでしょうか?
ガイドさんが、せっかくの風情が台無しだと憤慨されていました。
河回村の名前は、周りを河に囲まれているからついた名前だそうです。
河回村からさっきの芙蓉台を見ると断崖絶壁でした。
河回村に入って直ぐにお昼ご飯を食べました。
この辺りではさばの塩焼きが有名とかでその定食です。
おかずはカメラに入りきらないくらいの種類が出ました。
とても美味しかったです。
ただ、味噌汁にも唐辛子が入っていて、ぴりぴりしました。
それがちょっと残念。
その唐辛子の畑がありました。
ガイドさんの話によると、唐辛子は実は日本人が持ち込んだものだそうです。
豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに、寒いので足袋の中に唐辛子を入れてきたのが朝鮮半島で広まり、
それからあちらの料理にも使われるようになったそうです。
時代劇を見ていても、昔の料理には唐辛子は使われていませんもんね。
でも、こんなのを丸かじりしちゃう韓国の人の舌は凄いと思います。
河回村は仮面劇が有名なところでもあります。
仮面の博物館もありました。
あごが動くようになっているものが多いので、表情が豊かだそうですが、
イジュンギとカムウソンが出演した「王の男」に出てきたあんな感じの劇です。
両班や王族を風刺した、庶民のお遊び、唯一の娯楽だったようです。
が、結構下ネタが多いようで、ガイドさんはあまりお勧めではないような事を言っていました。
そういえば、王の男の中でも王様のそういう場面を面白おかしくやっていましたよね。
昔から、そんなのが娯楽になっちゃうのね。
私が見た劇もきっちり下ネタでした。(爆)
ここで詳しく解説はできましぇ~ん。
河回村の集落は今でも人が住んでいます。
昔は瓦屋根は両班、わらぶきは庶民と分けられていたようですが、
今ではその区別はないようです。
藁葺きだったら1年に一回は変えなきゃならないし、今では材料も技術者もいなくて大変なようです。
実際に住んでいる方も大勢いますが、別荘のように使っている人も多いようです。
また、民宿にしている家が沢山ありました。
これまたガイドさんいわく、都会の人は1泊が限界だろうと。
あまり快適ではないのでしょうか?
私は一泊くらいならとまってみたいと思いました。
で、ここも民宿なのですが・・・
なんと数年前にヨンジュンが宿泊したところだそうです。
ヨンヨン、又私の事呼んだ? kkk
どうせ泊まるならこの民宿だね。
当然ヨンジュン部屋に泊まりたいです。
河回村は柳(リュ)一族の村です。
って事でここはどこでしょう?
私は読めませんでしたが、上から2番目の表札には「リュシウォン」と書かれています。
そう、ここはシウォン君の実家です。
この表札は良く盗まれるそうで、2ヶ月間かかってなかったと聞きました。
みなさーん、窃盗は罪ですよー。盗まないでね。
玄関の重厚な扉。
立派なお庭
1999年に英国のエリザベス女王がこの地を訪れましたが、シウォン君ちのこの庭でお食事会が開催されました。
その時出された料理の模型、さながらチャングムの世界でした。
これは何だかわかりますか?
旅をする人のために、1食分の食事が出来るようにとお金を入れてある場所です。
この界隈では、シウォン君の家にしかないそうです。
オンマはヨンハとシウォン君のファンなので、ここにはずっと来たかったのです。
夢がかなってとても喜んでいました。
もっと沢山の建物と町並みを撮影したのに、ほとんどケンちゃんやオンマが入っているのでアップを断念しました。
消すのもめんどい。
河回村だけで2時間くらい歩いたでしょうか?
お天気がよければもっと楽しかったかな?
でも、水墨画の様な景色は古い建物にはぴったりかもしれません。
ガイドさんですら「ここまで来る人は相当なマニア」との事ですが、
私はもっと色んな韓国を見て行きたいと思います。
出来たら今の普通の暮らしをしている人の家にも行ってみたいけど、
なかなか難しいですもんね。
チング、誰か引っ越さない?
ソウルに帰ったらピーカンで雨は一滴も降らなかったと言われました。
何度も韓国に行きましたが傘を使ったのは初めてです。
後の日はとてもいいお天気でした。
旅行記はまだまだ続きます。
案内してくれたガイドさん、ご一緒した若いご夫婦、1日ありがとうございました。
それに行かれてたんですか?
さすがです。
オンマもシウォン君のお部屋が見たいって言ってました。
でも、もうここまでは行かないかな?
行けないと思います。
今回思い切って行って来て良かったです。
わたし、韓国の中で一番行ってみたいとこが河回村ですもの。
韓国にぜんぜん興味がなかった夫でさえ、歴史ドラマにはまってから、ここは行ってみたいと言ってます。
二番目に行きたいのがチェジュドなんですが、河回村とチェジュドは近いですか?
私も行きたい場所の一つがここです・・・
じゅんこさんのおかげで自分が行って来たかのような感じ!写真をアップして下さってありがとう幸せ♪
お部屋から今にもウォンが出てきそう!
ヨンジュン部屋に宿泊~うっ~夢だ!
先日知り合いのチングも「慶州」へいったそうですがソウルから5時間?プサンからの方が近いね!と「今度はそっち方面から行くわ!」と
話していましたけど
皆さんの行動に拍手です
いつか行けたら・・・いいなぁ~
一度はじっくり歩いてみたい場所ですが
雑念が多く(笑)
なかなか叶いません。
最近 イ・ミスクさんをドラマで見て
「スキャンダル」を
懐かしく思い出してたんです。
ウォンに会いたくなりました~。
お母さんも満足されて・・・
親孝行もできて良かったね。
こじんまりとした中にも、昔の暮らしぶりをうかがうことも出来てとても楽しかったです。
チェジュドは島で、安東は内陸なので、かなり距離は離れていると思います。
ついでに行ける場所ではなさそうですね。
世界遺産もあるし。
SGがいつも慶州でコンサートをするのですが、
お仲間は皆さん釜山に宿を取られてますね。
だからソウルからよりも釜山からのほうが近いんだと思います。
KTXにも乗ってみたいなー。
オンマは喜んでましたが、ケンちゃんは退屈そうでした。
でも、あの好き嫌いの激しい子が、
あのさば定食を凄く食べてくれて、美味しいかったと今でも行ってるので、それは良かったかな?
オンニ、今度一緒に旅行するなら、水原に行ってみない?
地下鉄で行けるみたいよ。
前に冬ソナのロケ地の春川に二回行きましたが、安東はそれよりもずっと遠かったです。
私もそろそろロケ地めぐりは卒業かしら?
でも又ヨンジュンがドラマや映画を撮ったら行くと思うけど。^^