イチョウの★ドキドキDIEアリー

音楽とか本とかエセ主婦生活とか。。。

新興宗教銀杏BOYZ

2008-06-24 12:09:51 | ライブ
昨日に引き続きHot Stuff 30th Anniversary「BLACK AND BLUE」のレポ。

天使のあとに出てきたのは峯田一人だけ。
ハーモニカだけ持ってアカペラで「人間」を歌って会場が大合唱に包まれて鳥肌立ちました。「人間」の前のMCは「この歌は鎮魂歌です」と話し、今日会場に来ている人、秋葉原の犯人や被害者に捧げるという内容でした。

あたしが銀杏に惹きつけられるようになったきっかけはRIJFES2004に聴いた「人間」でした。
あの時は“ゴイステの人の新しいバンド”くらいしか知らなくて、もちろん知ってる曲も一曲もなかったんだけど息をするのも忘れる感じのすごいライブでした。
あの時の心をワシ掴みにされた感じは一生忘れないと思います。

銀杏BOYZは歌詞の内容やライブパフォーマンスが過激でそういうのが先行して話題になったりおもしろがられる事が多いような気がしますが、そういう事ではなくて、本当に心の深いところに響いてくるライブをするバンドだからそれにみんなが気づいてくれればいいと思います。

「NO FUTURE NO CRY」「SKOOL KILL」などを演奏した後、楽しみにしていた
「銀河鉄道の夜 第二章〜ジョバンニに伝えよ、ここにいるよと〜」が聴けました。メロディラインは「銀河鉄道の夜」とほぼ同じで歌詞とサビのメロが新しくなっていて素敵な曲でした。元カノが入籍したらしく、元カノに聴かせた時に無反応だった「銀河鉄道の夜」はもう歌えないって言ってました(笑)峯田はどれだけ元カノを引きずるんだ。。。ちょっとジェラスィ。

最後は「僕たちは世界を変えることができない」で会場を幸せな雰囲気にしてくれました。
そしてアンコールは「駆け抜けて性春」
この曲はユキちゃんがコーラスで参加しているからユキちゃんとの対バンが決まった時に
もしかしたら生で「駆け抜けて性春」が聴けるかもって本当に楽しみにしていた曲でした。
でも一緒にやるわけないかなとあきらめてた気持ちもあったので夢みたいな瞬間でした。
峯田が途中で「ユキちゃ~ん」って呼ぶと赤と白のボーダーのワンピに着替えたユキちゃんが登場!
間違いなく、この日の最高の盛り上がりでした!

わたしはまぼろしなの あなたの夢の中にいるの 
触れれば消えてしまうの それでもわたしを抱きしめてほしいの 
つよく つよく つよく



と歌うユキちゃんを間近で見れてこんな日が本当に来るなんてって信じられない気持ちでした。峯田とユキちゃんが一緒に歌う姿は現実離れしていて今になって思うと妄想だったんじゃないかって思うくらいです。

悲しい過去や自分ではどうしようもない悩みを抱えているあたしを救い上げてくれるのは本でも映画でもなく、
音楽なんだなって改めて感じたそんな一日でした。



「新興宗教銀杏BOYZ」というタイトルで今度ライブDVDを出すそうです。
本気でそう思ってるわけじゃなくて冗談で付けたタイトルなんだろうけど、このタイトルを聞いて、
自分達で“新興宗教”っていう自覚がちょっとでもあるのかなって意外でした。
まぁ実際にこれだけ人の心を掴んでるんだから宗教と変わりないんですけどね。
しばらくはこの銀杏BOYZという新興宗教から抜けられそうにありません。


セットリスト

01.人間
02.NO FUTURE NO CRY
03.SEXTEEN
04.トラッシュ
05.SKOOL KILL
06.銀河鉄道の夜 第二章〜ジョバンニに伝えよ、ここにいるよと〜
07.あいどんわなだい
08.BABY BABY
09.僕たちは世界を変えることができない

<アンコール>
01.駆け抜けて性春

天使って本当にいるんだぜ。

2008-06-23 12:52:57 | ライブ
Hot Stuff 30th Anniversary「BLACK AND BLUE」の最終日、
銀杏BOYZ VS YUKIに行ってきました!

銀杏BOYZは今一番好きなバンドですがYUKIは何を隠そう中学生の時から
大好きでライブも何回も行ったしもちろん解散の日のライブも行ったくらい好きでした。
ソロになってからはワンマンに行くことはなくなってフェスで見るだけになってしまいましたが、
それでもユキちゃんラブの気持ちは変わっていません。
だから今回の対バンはあたしの中ではまさに奇跡の対バンでチケットが取れたときは
軽く身震いしてしまうほどでした。
(三千人のキャパに二万人の応募があったそうです)

普段なら開演時間ギリギリに行くのですが今回はチケットの整理番号が早かったので
開場時間に並んで入って2列目をキープ!
やった!ほぼ最前列と思って興奮していた所、ステージを見るとどう考えても
ユキちゃんのセット。

えっ?ユキちゃんが最初なの???
当然、銀杏が先だろうと思ってたあたしとダンナはビックリでした。
よく考えると色んな理由からその順番でうなずけるんですけどね。
だって銀杏が先にやって血やツバや色んな液まみれのステージにユキちゃんを立たせられないし(笑)
ユキちゃんファンの女の子で前を陣取ってる子たちは先に銀杏のライブやられたら辛いだろうし、
何より「駆け抜けて性春」があるしね~。

ってことで先に登場したユキちゃん。
出てきた瞬間に天使だって思いました。
そっか。天使の正体ってユキちゃんだったんだ

(↑カナリ本気で思った)

何から何までかわいくて目がハート。ものすごい近い距離で見れたのでもう言う事ないです。
「プリズム」のイントロが流れてきた時には中学生からの色々な思い出がこみ上げてきて自然と涙が出ました。
10代前半からずっと好きでたくさん影響も受けてきて、自分が27歳になった今も変わらず素敵なアーティストでいてくれること。今も10代の頃と同じ気持ちでユキちゃんを好きでいられること。
何かもう本当に色々な気持ちが溢れてきました。辛いことや悲しいことを乗り越えて、今も尚前に進もうとしているユキちゃんを目の前にして、自分も前向きに進んでいかなくちゃって素直に思うことができました。
当たり前だけどあたしが35歳になった時はユキちゃんは43歳で、いつまでたってもその距離は縮まらないんだけど、ユキちゃんみたいな35歳になっていたいと思います。(図々しいのは承知の発言。。。)
そしてきっと35歳のあたしはその時にユキちゃんみたいな43歳になりたいって言ってると思います。

そうやってずっとずっとユキちゃんラブの気持ちは消えないんだろうな~。
なにせ、実在する天使ですから。


セットリスト

01.ふがいないや
02.ビスケット
03.ハローグッバイ
04.長い夢
05.プリズム
06.汽車に乗って
07.66db
08.JOY
09.ワンダーライン
10.Rainbow st.



長くなったので銀杏レポはまた後日。



カフェじゃなくて喫茶店

2008-06-19 12:48:22 | 映画
「純喫茶磯辺」の試写会に行ってきました。

主演の宮迫はあまり好きではないのですが麻生久美子が好きなので
割と楽しく観れました。
それに宮迫の娘役の仲 里依紗ちゃんがすごい自然な演技で好感が持てました。
きっと素敵な女優さんになっていくんだろうなって感じ。

ストーリーは、妻と離婚して以来、高校生の娘と二人暮らしの冴えない中年男が
父親の死をきっかけに遺産が入りその遺産で喫茶店を開く。
その喫茶店のアルバイトで入った麻生久美子にデレデレする父親を気に入らない娘。
客の小説家に惹かれている娘が気に食わない父親。
客やアルバイトも含め、色々な事が起こる純喫茶磯辺のひと夏の物語。

笑える場面も多く、多感な年頃の娘の気持ちに共感できる部分も多くて
何も考えずに観られるほのぼの映画だと思います。
純喫茶磯辺のダサさが絶妙でリアルなダサさなんです。
壁のメニューの金額がガムテープで修正されてたり、電光掲示板の看板が置いてあったり、
入口に手書きの「やってるよ」「やってないよ」の札が掛かってたり。。。(笑)
そういえばこういう店って昔ウチの近所でも見かけたなって感じのリアルさ。

全体の雰囲気は“ほのぼの”なんだけど実はそれぞれに複雑な思いを抱えていて
それを押さえて暮らしている。その誰もが内に持っている複雑な感情がよく描かれていた気がしました。

絶対劇場で観るべきとは思いませんが、DVDになったら観てもいいと思うって感じの作品でした。

もしもいきなり大金を手に入れることがあって今みたいにあくせく働かなくても暮らしていけるなら
喫茶店をやるのもいいな~って思いました。
純喫茶磯部のありえない内装や家具を見て自分だったらアレを置いてこういう内装でって
妄想が膨らんだ人は多いと思います(笑)

ラーメン大好き夫婦

2008-06-17 16:15:12 | 食べる&飲む
前に従姉カップルに中華そば ふくもりに連れて行ってもらってすごいおいしかったので
またいつか行きたいと常々ダンナと話していました。
それで日曜にたまたま環七を通る機会があったので今日がチャンスとばかりに
車を近くのパーキングに停めて行ってきました!

お昼ちょっと前だったのもあってすんなり入れて奥の座敷でゆっくり食べれてよかったです。よくばって「肉そば」にしたらちょっと多くてお肉をダンナに何枚か食べてもらいましたがやっぱりおいしかった!!
それと餃子が絶品!!!家の近くにあればしょっちゅう通うのにな~。

次に行く時は、つけ麺に挑戦したいです。




料理教室

2008-06-16 13:14:08 | エセ主婦業
生まれて始めて、人に料理を習ってきました!
中学からの男友達のお母さんが料理上手で主婦の鏡みたいな人なんです。
昔からとてもよくして頂いていてたまにメールや手紙でやりとりしているのですが
ひょんな事から料理を習いに行くことになりました。
もう一人の友達と一緒に行ったのですがレシピがすでにプリントアウトされていて
準備万端で待っていて下さって感激!!

習ってきたメニューは

・鯛のひき肉詰め
・大根サラダ
・タケノコとしらす干しのお寿司
・豚バラと塩昆布のチヂミ
・白玉
・サツマイモとカボチャの蒸しケーキ

合計6品。

どれもとても丁寧に教えて頂いておいしく出来ました!

特に白玉や蒸しケーキはお菓子作りとは無縁のエセ主婦としては
感動でした!どちらもとても簡単で絶対家でもやってみようと思います。
写真撮るの忘れて残念。。。
もちろん他の料理も家で作ってレパートリーに追加しなくっちゃ。
(鯛のひき肉詰めはオーブンがない我が家ではちょっと無理だけど。。。)

2時頃から作り始めて4時には食べ始めそれからワイワイとおしゃべりしながら
ビールやワインを飲みつつ結局9時頃までお邪魔しちゃいました。
「また来てね」と言って下さったのでお言葉に甘えてまた行こうとたくらんでます(笑)

心もフラットを目指したい

2008-06-12 09:51:27 | お買い物
                 ↑これは何でしょう??


実はこれはキッチンの三角コーナーなんです!先日行った三井アウトレットパークで見て
思わずダンナと声を揃えて「買ってみよう!」と言っちゃいました(笑)
値段も500円くらいだったのでもし使いにくくてもあきらめがつくかと。

今までは普通の三角コーナーを使っていたのですがそれだと三角コーナーの底が
シンクについてヌルヌルしちゃうんですよね。。。
マメに掃除してたけどそれでもやっぱり清潔とは言い切れず。。。

でもこれだとシンクの底につかないからヌルヌルしないし
なんといってもフラットになって洗えるから掃除もラク&清潔!!



まだ取り付けたばかりで使っていないので何とも言えませんが
今日の夕飯準備から使ってみます!!使い勝手がよかったら親や友達にも
すすめてみようっと。




↑用無しになった三角コーナー君。

ウワサほどは混まず

2008-06-10 13:38:14 | お買い物
ゴールデンウィークの頃、駐車場に入るのに何時間待ちとか騒がれていた
三井アウトレットパーク 入間に行ってきました。

特に見たいお店があったわけでもアウトレットが好きなわけでもないのですが
ダンナが珍しく連休だったのでいっちょ行ってみるかってノリで。
フィッシュマンズとか聴きながらノリノリで2時間弱のドライブ。
高速もスイスイだったし駐車場もすんなり入れて逆にびっくり。

建物内も人は多いけど、どの店も普通に見るのに支障はない程度のにぎわいでした。
グルっと周れる造りになっているので周りながら気になった店に入る感じで
疲れたらイスに座ってプチ休憩。

結局洋服は買わずキッチン用品と父の日のビールグラス、ダンナのベルト、
あたしの下着、FES用の短パンなぞを買いました。

途中で小腹がすいたのでを広~いフードコートでい焼ソバをダンナと半分ずっこで食べました。この焼ソバは事前にチェッキング済みでおいしいと聞いていたので多少並んでも是非食べたかったもの。普通の焼ソバの上にとろとろになるまで甘辛く煮込んだ牛スジが乗っていてボリューム満天!おいしかったです♪

他にもドーナッツとかアイスとか食べたかったけど我慢。
お昼はフードコートは激混みらしいのでお昼を済ませてから出発して正解でした。

授乳室や各トイレおむつ替えスペースなどもあったのでお子さん連れでも
楽しめると思います。アタシ的には隣のコストコにもすごい行きたかったけど
二人暮らしの我が家にはコストコは向かないわと思い断念しました。。。

休みの日は家でのんびり過ごしがちの我が家ですが
たまには話題のスポットに行くのもいいかも。
無駄にキャピキャピした気分になれて若返る気がします(笑)

LIVING TOGETHER

2008-06-08 14:56:30 | 本気話と書いてマジバナ
TOKYO FM×Living Together×ぐるりのこと。 ポエトリーリーディング~Think About AIDSに行ってきました。

TOKYO FMと映画「ぐるりのこと。」がコラボしてアナウンサーの内田恭子、カリカ家城さん、ラッパーのGAKU-MC、佐藤江梨子、橋口監督、リリーさんといったメンバーがHIVポジティブの人が書いた手記を朗読するというイベントです。他にも「ぐるりのこと。」の主題歌を担当しているAkeboshiのライブがあったりして盛りだくさんでした。

たくさんある手記の中から自分が読みたい手記を選んで読んだみたいですが
それぞれ生々しかったり、胸につまされたり、本当に考えさせられる手記ばかりでした。

HIVがこの世の中に誕生して25年だそうです。
あたしが始めてHIV/AIDSを認識したのは小学校低学年だったと思います。
その当時の「人に感染する怖い病気」「不治の病」というイメージのまま
今に至りますが、実際は新薬が開発されて薬さえ飲んでいればほぼ普通の生活を送れるようになっているそうです。
治療法や薬はどんどん進化しているのに人々のHIV/AIDSに対する知識は進化しないままでまだまだ偏見を持つ人や無関心な人は多いのが現状だそう。

だいたい、「HIV」というのはウイルスの名前で「AIDS」というのはその発病の状態を指していてHIVに感染してからAIDSを発病するまでに長い潜伏期間があるというのをどれだけの人が認識しているでしょうか?

そして、HIVに感染してもセーファーセックスを心がければセックスだってできるのです。

リリーさんが

偏見は無知だ。さらに、言葉はきついけど偏見を持っている人は教養がない人ということだ。
と言っていたのがとても印象に残りました。本当にその通りだと思います。

今回のイベントはLiving Togetherというプロジェクトが大きく協力していてそれが掲げているのが

「HIVを持っている人も、持っていない人も、
すでに一緒に生きている。」

というものです。ものすごく当たり前のことだけど、その当たり前のことを一人一人がリアルに感じていくことが必要なんだと思います。

この言葉の「HIV」を「障害」に置き換えても同じことが言えると思います。

自分はマジョリティに属していてマイノリティは悪で排除すべきだと
考える人はまだまだたくさんいると思います。
でもマジョリティとマイノリティは表裏一体で、状況やタイミングによって自分が
いつマイノリティになるかもしれないという想像ができなければいけないと思います。リリーさんの言うように偏見は無知であり教養がないということなのですから。。。

今回のイベントに夫婦で参加できたことはとても意味のある事でした。
HIVの特効薬が一日でも早く開発されることを強く願います。



音楽を楽しむ。ただそれだけ。

2008-06-04 13:21:12 | 本気話と書いてマジバナ
ROCK IN JAPAN FES.2008の全アーティストが発表になりました。
それと一緒に

ライジングサン・ロックフェスティバルに参加するアーティストはひとつもロック・イン・ジャパンには参加しません。という事も発表されました。。。 

エゾ側からは何の発表もありませんがブッキングの時にエゾ側からアーティストに
ロック・イン・ジャパンとのアーティストの重複は完全に避けるという方針が伝えられたようです。
エゾ側は何を思ってそういう方針にしたのか理解できませんが
やはりどう客観的に見てもそれは間違った事だと思います。

日本にFESが根付いてきてFESの数自体もどんどん増えてきてそれはすごい良いことだと思います。
当然いくつものFESに出演するアーティストもいます。FESをとても大切にしているアーティストも、FESで発表するために新曲を作るアーティストもいます。音楽業界にとってFESはとても重要なものになってきているのではないでしょうか?そんな日本のFESを牽引してきたロッキンオンとエゾがアーティストを囲い込むような関係になってどうするのでしょう?

もちろんFESはボランティアでやっているイベントではなくビジネスだと思います。でもお互いのFESを尊重し合って共存していくことは難しい事なのでしょうか?それぞれのFESを愛してそれを楽しみに一年間過ごしているたくさんの音楽ファンの期待や希望を奪うような事だけはしないで欲しいです。

また、ロッキンオン側の意見だけではこの問題の全容は分らないし
エゾ側が悪者みたいに取られてしまいます。是非エゾ側も公式コメントを発表して
参加者の納得いくカタチでFES当日を迎えられるようにして欲しいと思います。

そして来年以降は今回のような問題が起こることなく例年通りの幸せな空気に満ちたFESを運営して欲しいです。