「Q健康って?」よしもと ばなな・・・★★★
「平成猿蟹合戦図」吉田修一・・・★★★★
「プリズム」百田 尚樹・・・★★★
「本へのとびら――岩波少年文庫を語る」宮崎 駿・・・★★★
「トトロの住む家 増補改訂版」宮崎 駿・・・★★★
「安全な妄想」長嶋有・・・★★★
「我が家の問題」奥田 英朗・・・★★★
「マアジナル」田口 ランディ・・・★★★
「働けECD わたしの育児混沌記」・・・★★★
「あつあつを召し上がれ」小川 糸・・・★★★
「下町ロケット」池井戸 潤・・・★★★★
「星やどりの声」朝井 リョウ・・・★★★
「なぎさホテル」伊集院 静・・・★★★★
「中野トリップスター」新野 剛志・・・★★★★
「でーれーガールズ」原田 マハ・・・★★★
計15冊
「働けECD」はECDってあたし的にはすごい有名だと思ってるからその人の家計の状況がカツカツで驚いた。それなのに石田さんはカツカツの家計を省みずレコード買ったりして奥さんがそれをグチっててどこの家も同じなんだなと変に納得。奥さんの子育てに対するストレスとか不安定な精神状態の感じを見て将来自分も子供産んだらそうなるような気がして不安になった。ブログの書籍化らしいので早速ブログもチェック。
評判のいい「下町ロケット」は期待を裏切らない作品だった。といってもマンガの「宇宙兄弟」にはまっているあたしは下町の人が何かしらの苦労を経てロケットを飛ばすなりロケットに乗るなりする話を勝手に想像してた。けれども実際の内容は全然違っていて特許や裁判やビジネスの話だった。そういう難しい感じの内容なのに飽きずにむしろ物語の中に入り込んで楽しめた。ドラマ化してるみたいだからキャストだけネットでチェックしたらまぁまぁイメージ通りのキャスティングだったからドラマも気になるところ。
本屋の平積みで気になった「星やどりの声」は死期の近い父親から子供たちへのメッセージで泣かされた。近年どんどん涙もろくなっている気が。これが年をとるということなのか。。。あたしの嫌いな“泣かせるためのベタな感動話”ではないから泣いてスッキリしたい人にはオススメかも。
そして「なぎさホテル」は多分人生初の伊集院作品だと思う。これだけ有名な作家なのになんで今まで通ってこなかったのか謎だけど勝手に思い描いていた作品イメージと違ってとても読みやすいストレートな作風だったのが意外だった。もっと小難しくてこねくり回した感じの本を書く人だと思ってたのに拍子抜け。好感の持てる本だったからこれを機に他の伊集院作品も読まなければ。