
菜の花が美しい時期を迎えた。
畑一面に広がるこの花を見ていると、なぜか子供の頃に見た懐かしい風景がよみがえってくる。
菜の花、正式には油菜(アブラナ)の花で、その種子から菜種(ナタネ)油を取ることからナタネナともよばれる。世界的にみると菜種油の生産は増加しているとされるが、残念ながら日本では昭和30年代をピークに減少をつづけている。
早春の美しい情景をうたった”♪菜の花畠に入日薄れ・・・”で始まる小学校唱歌「朧月夜」の作詞家、高野辰之のふる里(長野県)には、今もこのような風景は残っているのだろうか。(写真:市内県農業総合センターほ場にて)
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