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あさか野の四季

      写真歳時記

紫外線に輝く花々・昆虫たちの見ている世界(2)

2025年07月11日 | 四季の草花
6.エリンジュウム

トゲのような苞の中心にある小花の集まりが紫外線によって青白く輝き、なんとも美しい。

7.オオベンケイソウ(大弁慶草)

紫外線下では、小花の先端で発光する雄しべの葯・花粉がまぶしいほど鮮明に浮かび上がる。

8.ミヤマオダマキ(深山苧環)

紫外線を受けると花全体が青白く美しく発光することが分かる。

9.セイヨウオダマキ(西洋苧環)

黄色一色の花が紫外線下では、とても同じ花のようには思いないほど幻想的な姿に変る。これが昆虫たちの見ている姿かと思うと、何とも不思議な気持ちになる。

10.オンシジュウム

黃色が華やかで美しい洋ラン。紫外線によって怪しげな姿に変身するのが何とも不思議だ。

次回につづく


紫外線に輝く花々・昆虫たちの見ている世界(1)

2025年04月27日 | 四季の草花
 蜜を求めて花に集まる昆虫たちは、人間の眼には見えない紫外線領域の光も認識できるとされる。
そこで、暗箱を使って色々な花に365nmの紫外線ライト(ブラックライト)を照射してみたところ、息をのむような幻想的・神秘的な姿に変身する花に出会うことができた。
 なかでも花の雌しべや雄しべ(葯、花粉)が青白く光る様子は、植物たちが自分の遺伝子(DNA)に有害となる紫外線を、よりエネルギーの低い光(人間の眼にも見える光・蛍光)に変換・放出して身を守っているようだ。それと同時に昆虫たちに対しては、花と蜜の在りかをアピールし、代わりに花粉を運んで貰う、という戦略のようにも思われる。
 ここでは、色々な花を普通の光のもとで撮影したもの(左側)と紫外線ライトを当てたもの(右側)とを対比して載せ、昆虫の世界へ案内したい。

1.アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)

紫外線によって子房部や葯・花粉が明るく輝く(右側)ので、蜜を求める昆虫たちにとってはいい目印になっているようだ。

2.アルストロメリア

紫外線下では、日ごろ見慣れた花とは思えないほど色鮮やかに変ることがわかる。

3.アスター

紫外線によって花の中心部のしべ・花粉が明るく輝き、何とも美しい姿となる。

4.ウツボグサ(靫草)

紫外線下では、自然光での姿からは全く想像できない。

5.エレモフィラ

紫外線によって茎葉全体と花の中心部が発光し、幻想的で妖艶な姿に変る。
                                            次回につづく

あさか野の四季・早春~春編(動画)

2023年03月29日 | 四季の草花