あさか野の四季

      写真歳時記

芹葉黄連(セリバオウレン)の花

2012年03月25日 | 里山や野原の花

まだ何も動かない里山で、白い、可憐な花に出会った。
花径1cm程度、花茎5~10cmと小さいので、見過ごしがちである。

調べてみると、セリバオウレンの花である。
根茎を薬用にするオウレンの仲間で、葉の形がセリに似ることにちなんだ名という。

近くにあるフキノトウはまだ蕾なので、この花は周りの野草仲間の中で、一番の早咲きということになる。

雌雄異株とされるが、両性株もあるという。面白い野草である。
(写真:郡山市逢瀬公園にて)


蕗の薹(フキノトウ)

2012年03月23日 | 里山や野原の花

枯れ葉の間から顔を出したフキノトウ。
このかわいい姿をみると、なぜか心が浮き立つ。

あまりにも長く、厳しかったこの冬のトンネルを抜け、
やっと届いた春の便りである。

さっそく、早春の香り、ほんのりとした野の匂を楽しみたい。
(写真:郡山市逢瀬町内にて)