
我が国におけるニラ栽培の歴史は古く、和名の「にら」は、古名「みら(美良)」から転訛したものようで、韮は漢名とされる。
ニラはビタミン、ミネラルを多く含む緑黄野菜であるが、あの独特の臭気が気になるという人も多い。しかし、この臭気成分(硫化アリル)こそ、疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を助ける働きがあるという。
ニラの旬は冬から春であるが、最近は暑さに強い品種も開発されており一年中食べることができる。このあたりで夏にたまった疲労の解消に活用するのもよいかもしれない。(写真:近くの家庭菜園にて)リンク:ふるさとの歴史