エレキギター弾きの徒然日記

ウェスに、デュアン・オールマンに、スティーブ・レイ・ボーンに、ロベンフォードに、そしてGov't Muleしびれる日々

ストラトキャスター(ヴィンスト)のネックの反り修正

2007年05月20日 21時13分17秒 | Weblog






月曜日の資料作成がおわり、気になっていた
作業をすることに。
ストラトの弦高が気になってきた。1フレット
と最終フレットを押さえ、3フレットをハンマ
リングしてみて、8フレットでの遊びを見る。
動きも大きいし、カチカチと音が大きく出る。
うーん、弾いているときのトーンは、いい感じ
なのだが、最近どうも弾きにくいと感じていた。
で、反り修正をすることに。

ヴィンストはトラスロッドが、ネックの後ろ、
フロントピックアップ側にある。
で、ピックガード外すと、なんとボディに溝が
無く、ネックを外さないと調整できないことが
分かった。
ネックを外して、どうやってクリアランスを確
かめるのか・・?と途方に暮れたが、考えても
出来ないものはできないので、ネックを外した。

トラスロッドはプラスかマイナスドライバーで
回す。初めての調整なので、軽く動く。
回しすぎたかなと思いつつ、取り付けて弦を張る。
むむー微妙に逆反り気味。
音はテケテケしている。弦高も下がるので、ピック
アップのバランスも一変する。
ピッチを合わせ、ピックアップをあげたり下げたり
する。なかなか、前の音には近づかない。
ネックが戻るまで少し放っておく。で、走りに行き、
ビールを飲んで、墨乃江を飲んで一息ついで、弾いて
みる。
弦も新しくしたので、変化は大きいが、全体的に、
ソリッドな感じの音に。弦とピックアップの位置関係で
言えば、ネックの反りや弦高に関係なく、ピックアップの
位置を調整できるので、一定のトーンを保てるはずだが、
微妙に違うのだ。この辺は、反ったネックの場合、ネック
上での弦の鳴る位置の違いのせいかもしれない。

少し時間が経って、反りが適正な感じになり、いまは、いい
感じになりつつある。
でも、ストラトは調整次第で結構音が変わるもんである。
感覚的には少し順ぞり気味がサスティーンも、音の太さも
よい感じである。


クライオパーツについて再考

2007年05月13日 10時22分41秒 | Weblog

HUMANGEARクライオ処理パーツ
・スムーズテーパーvol.ポット
・ダイレクトトーンポット
・HUMENGEAR特注スプラグ418Pクライオ処理済み



以前このブログでクライオ処理パーツについて
書いたが、少し訂正したい。

>僕の場合、使った感じ影響が大きく感じたのが
>ワイヤー>スイッチ(特にLP用)>ポット>ジャック。
>部分的になら、ワイヤーの影響は大きいが、換える
>なら部分的より全体の方が良い結果が出るようだ。
>また、スイッチは大きな影響がある

これについては、影響が大きいのはなんと言っても
ポットであろう。
上の抜粋を訂正し、下のように直したい。
ポット>sw.=ワイヤ>ジャックといった影響力で、特に
ポットは品質の良し悪しを明瞭に感じる。勿論入り口
にあたるジャックの影響も小さいとは言えないのだが。
(そもそも順位の問題ではなく、組み合わせの問題
なのである)

また、ジャック、sw、ポット、ワイヤなど、素人が適当
にクライオ処理パーツを組み合わせてもベストの音には
ならない。所詮素人細工は素人細工なのである。
ただ、HUMANGEAR社が凄いのは、トータルでの組み合
わせで、技術者が透徹したヒヤリングテストを行って商品
化している点である。基本的にはプロによるアッセンブルを
前提としているが、トータルでチェックを行うことで、素人の
組み上げでも一定のレベルを維持できる。
もちろんこの辺りは、HUMANGEARのHPを読んだだけでは
分からない。HUMANGEARの音を基準にして、実際に色々な
組み合わせをトライしてみて実感できることである。

以前、ミリ規格が欲しかったので、良く購入するショップ
に、国産ポットのクライオ処理ポットがないか尋ねたとき、
CTSポットがベースの品質が高いので、HUMANGEAR社
しか扱っていないと言われたことがある。要は、ギター側
を加工してでも、良いパーツを使いなさいと言うことだが、
確かにそれを実感した。しかし、ESP(GRECOも)ではCTS
のミリポットをオリジナルでだしているが、是非ともHUMAN
GEARさんに、これらのミリ規格CTSのクライオ処理製品を
だして頂きたい。

僕のFenderVinストラトは、アッセンブルでHUMANGEAR
のクライオポット、ワイヤにCRLのsw.のお薦めセットで、
プロに換装してもらったが、最初から顕著に良さを感じて
いたわけではない。
だが、弾き込んでいくうちに、こいつはただ者じゃないと
いうのが分かってきた。VANZANDTのピックアップの良さ
も相まっているが、まず、バランスの良さ、音のきれいさ、
PUの個性への追随性、抜けの良さ、音の太さと明瞭さの
両立、そして、ヴィテージのストックのサーキットを彷彿と
させる、トーンのニュアンスと表現の多彩さがでてきたの
である。これで、もっと音が枯れてくるのが楽しみだが、
弾きこむことがギターには何よりなのだと思う。
電装系には、アンプに通さなくても、弾くだけで通電して
いるはずだからだ。僕は電気のことは分からないが、
パッシブのサーキットなので弦の振動を磁石とコイルで
電流に変えて(発電して)送っているので、プラグしないで
弾いても、ワイヤ、ポット、キャパシタほかのパーツに電気
が通っているはずだ。

久しぶりにハードケースから取り出して弾き始めると、
なんか、最初ぴんと来ないと言うことを経験した人もいる
と思うが、湿気ばかりでなく、電装系の伝導率も変わって
いるのではとさえ感じる。




THE ALLMAN BROTHERS BAND

2007年05月07日 20時33分20秒 | Weblog

An Evening With The Allman Brothers Band Live
(ブログとは関係有りません)




学生時代に僕と一緒にALLMAN BROS.のコピーバンドをやって
いた友人の佐藤と、中野厚生年金会館にALLMAN BROTHERS
BANDのコンサートに行った。
よく思い出せないが、1992か3年頃だと思う。

ギタリストはディッキー・ベッツと、グレッグ・オールマンバンド
のダン・トーラーで、ベースは、アレン・ウッディかもしれないが
覚えていない。ダン・トーラーは、来日できなかったウォーレン・
ヘインズのリリーフだったと言う様な気がする。
リズムセクションは、もち、不動のブッチ・トラックス、ジェイモ
だった。

僕らの席は、厚生年金会館のステージを前にして、左側で、2階
の一番前。すぐしたに年季の入ったハモンドオルガン一式に囲ま
れて座るグレッグ。また、このハモンドがいい音なのだ。
この近さ、広さだと、人間のサイズでコンサートを見られる。
ディッキーベッツの腕の入れ墨が、しっかり見えたし。
音響も野球場やアリーナよりずっと良かった。ここら辺は、STING
やU2なんてビックネームと違って、懐古趣味の親父ども好みの
バンドの良いところ。

でも、観客で、30代を超えていたのは、僕と佐藤くらい。
あとは、20代の学生みたいな連中が、「このバンド昔は有名だった
らしいよ」なんてほざいたりしていた。おのれらみたいのは来るな
よと殺気立ってしまったが、まあ良いではないか、本物の、グレッグ、
ディッキー・ベッツ、ブッチ、JJの演奏を観られたのだから。
時期的に遡るが、傑作アルバム<セブンターンズ>からの曲も多
かった。でも、なんと言っても我々の様なオールドファンが盛り上
がるのは、デユエインがいた頃の名曲である。(まわりは静かだったが)
演奏は、一時期のダルなかんじから抜け出して、タイトで、テクニカル、
そしてエネルギッシュだった。グレッグもしっかり声が出ていたし、
ディッキー・ベッツも、マッチョダン・トーラーと一緒に演奏したら、
しょぼくきこえるかと思いきや、なんのなんの、筋肉増強剤でも飲んで
いるのか、腕も演奏もビンビンでした。

だけど、僕は、なにか違和感を覚えた。
とくに、ギタープレーは、ただのハードロックではないか。
ALLMAN B.B.の曲は、単純な決めリフのようで、結構、モーダルに
演奏できる様なコードになっている。ギタープレーも、コード進行
に対して、コードをリハモしつつ結構シビアにスケール割してソロ
を進めている。ストーミーマンデーのディッキーベッツのソロなん
て意外と凝っているのだ。そのディッキーが、もうスリーコード
一発みたいなソロばっかし。ダントーラーはただのハードロック。
二人とも、引き出しの多さでカバーしていたが、ALLMAN B.Bでは
すでになくなっていた。

再結成第一期は、ディッキー・ベッツのつれてきたウォーレン・ヘインズ
が入り、このバンドを蘇らせた。そして、その後続いてきたバンドは、
ディッキー・ベッツが抜けて、デレク・トラックスという天才を加えて、
一層輝きを取り戻した。デュアンが生きていたらこんなバンドになって
いたのではないか、いいや、それを超えてすらいる絶頂といっても良い
だろう。ウォーレン・ヘインズの失禁物のソロ(スライドもすばらしい
!)、そして、SKY DOGの再来、デレク・トラックスの超絶スライド
ギターソロ!ウォーレン、デレクともに完璧にデュアンとディッキーを
消化して、どのようにギタープレイは発展していくのだろうといことを
常に意識しつつ、ALLMAN BROSのフォーマットをタイトに再現している。
ここら辺が、僕の観た、ディッキーベッツとダントーラーがギターを
弾いたALLMAN B. B.のライブと違うところだろう。
ALLMAN'Sルネッサンスを迎えているのが今のALLMAN B.Bなのである。


LYNYRD SKYNYRD/SECOND HELPING

2007年05月06日 22時36分04秒 | Weblog

セカンドアルバムなのにこの完成度である。




"Sweet Home Alabama"、"Working For MCA"、
"The Needle And Spoon"、"Call Me The Breeze"
など、後年のライブでもメインとなる名曲の数々は
このセカンドアルバムで、すでに曲・演奏スタイル
ともに確立されている。

エド・キングとアレン・コリンズのスリリングな
ツインリード、そしてゲイリーのテクニカルな
リフや絡み。ツインリードは、それぞれにソロ
パートを取った後、同じフレーズを右と左の
ギターが同時に弾いて盛り上げていく手法を取
り始めた頃だろうか。その完成形はライブ
"One More From The Road"を聴いて欲しいが
(ギターはエドではなくスティーブ・ゲインズ)
、アレンもエドも、そしてゲイリーもソロとアドリブ
をメロディアスで、きっちりしたフォーマットの中で
、実にうまくまとめている。
これは、プロデューサー・アルクーパーの指示
なのか、バンドの性格なのか分からないが、三
人のギタリストが、常に聴かせ所を意識して随
所にギミックを差し挟みながら、決めのツイン
・ソロを盛り上げていく。
この辺はレーナードスキナードの、真骨頂だが、
でも彼らの本当に優れた部分は、曲作りのうまさ
である。

ビートルズもローリングストーンズも、レッド
ツェッペリンも偉大なロックグループは、非常に
優れたソングライティングの力を持っていた。
(当然だが)
レーナードスキナードは、シンプルながら、
カントリーやブルース、ロックロールなど様々な
影響をうけたメロディーに、右翼的と言うより、
南部人のアイデンティティと、ロードでへろへろ
の自分たちの心情を吐露する辛口な歌詞がアク
セントを加える。
印象的でカッコイイイントロ、テーマ、リフ、
ソロ、フィニッシュの、かっちりとして立体的な
構成。基本のリフ(手癖?)を、進行に合わせて
少しずつアレンジしながら進む、工夫に富んだ
ゲイリー・ロッシントンのバッキングなど、周到
で緻密な曲作りとプロデュースが、このアルバム
に落ち着きというか、貫禄を与えている。

まあ、いくら能書きをたれたところで、聴くのが
一番なのである。レーナードスキナードを一枚も
持っていない人は、明日、学校か会社の帰りに
新星堂に行って一枚買って早速聴いてみよう。
この"SECOND HELPING"お・す・す・めです!

伝説かもしれないが、アルバムリーフレットの
メンバー紹介で、Ronnie Van Zant-Vocal.J&Bと
言うのが笑える。
他のメンバーもGibson Les PaulだとかFirebird
とかクレジットされている。

ギタリスト松浦善博さんのブログに、レーナード
スキナードのメンバーとの交流が書かれていて、
アレン・コリンズがかなりのギターお宅だった事
を伺わせるエピソードが書かれているので、興味
のある方は見て欲しい。

また、ロニーのトレードマークともいえる帽子が、
最初はエド・キングのトレードマークであったの
も僕は初めて知った。

あの飛行機事故で死んだ、ロニー、スティーブ・
ゲインズ、キャシー・ゲインズを追って、1990年に
アレン・コリンズも死んでしまった。
ほんとうに、華々しい成功と悲劇的な終わりを体現
したバンドとしても、とてもユニークなバンドである。



Tokai LS-100Dのサーキットを改造

2007年05月03日 12時21分15秒 | Weblog
改造したLS-100Dのサーキット
写真では、sw.からの配線が
NeckとBridge側で間違ってる。




またしても深夜までの突貫作業でLS100Dのサーキットを換装した。
ワイヤはウエスタンエレクトリック社の20AWGのヴィンテージワイヤ。
作業してみて、このワイヤは<銅線→錫メッキ→エナメルコーティング
→シルク→蠟塗りクロス>の仕様であることが分かった。
所謂ブラックエナメルなのである。

ポットはやっと出番となったHUMANGEAR社のクライオポット。
・SMT VOL.(キャパシター<スムーズ・テーパー・フィルター>をつけてヴォリュームを
      下げたときの音痩せを補う)
・DOT(ダイレクトトーンポット。フルテン時にトーンがダイレクトに出力され
   るようにされている)
・キャパシター:DOTに標準添付のHUMANGEAR特注SPRAGUE社製418Pオレンジ
        ドロップ 0.02μf。クライオ処理済み。このキャパシター
        は単独では販売されていないので、結構レアなのである。
・他SW.、ジャックともにクライオ処理のパーツ

作業はアッセンブリー換装なので楽なはずなのだが、またミスってしまった。
夜中だからなのか、もともとそうなのか、頭がバカになってあほみたいなミス
を犯している。

組み上げてまず、ノイズが出て、音が出ない。SWを手でつかんでいるとノイズが
消えて音が出る。どうやらアースが旨く取れていない様だ。接点もきちんとして
いるようだし訳が分からない。
何回かトライしても分からないので、寝ようと思って片づける。
で、もう一度見直してみる。
なんと、ジャックのコールドとSWのアースをつなぐワイヤがダイレクトにつなが
っているではないか。道理でアースが取れないわけだ。早速ワイヤを切って、
sw.側、ジャック側ともに、ブリッジのトーンポットにハンダ付けする。

まあ、バカなのでしょうがないが、いつも寝ようと思っていったん作業を止め、
また見直すと原因が分かることが多い。よかった、よかった。
で、夜中なのにアンプにつないで音を出す。
ギョッッ!。ネックとブリッジの切り替えが逆ではないか。で、サーキットを見
てみる。sw.からのワイアが逆のポットに配線されていた。
いやはや。
もう1時半をまわっている。起きていられない。原因は分かったので、風呂に入
って寝ることにする。

翌朝、朝っぱらからアンプをつないで音を出す。9時半を過ぎているからいい
だろう。

音いいね。エクセレント!!
大人の音、コクと太さ、輪郭の明瞭さ、きれいさ、バランスの良さ、ニュアンス
などプロの音に近い。
Tokaiの標準のサーキットは、ボディ&ネックの良さの割に、アマチュア向きの
わかりやすいチューニングにしてある。CDから聞こえるロックの音そのもの
なのである。程度の差はあれ、似ているけどチープで汚く、薄っぺらで遠鳴り
している感じなのである。

それに較べて、良いパーツは良い。
また、同じクライオパーツでも、やはり、製造者によって差があることが分かった。

このHUMANGERのポットは素晴らしい。
僕の作業は、プロと比較しようがない位お粗末だが、それでも、きちんとした
パーツでMODされたギターは、確実に良い方向に変わる。基本的には、使える
音楽の範囲が広がる。国産のLSでもJAZZにも、ポップスにも使えるようになる。
ゲインは二目盛り下げて使えるので、表現力が上がる。本来レスポールは、
ソリッドのJAZZ用ギターとして開発された物だから、JAZZやポップスに使える
懐の深さが表現できるようになると及第点に近づく。

また、SMTのキャパシターは良く効いていて、ヴォリュームを絞っていくだけで、
リフのバックやストロークのバック、アルペジオやはじいて音を出すなど、色々に
使える。
アンプのハイ、ロー切り換えやペダルに頼っていた作業が、かなりギター側で
出来るようになる。表現力の多彩さではストラトに勝てないLSだけど、こいつは
かなりストラトに迫れる。いいな。後は高性能のトレモロが着いてれば文句なし
だが、また別の問題である。

SMTとDOTをストラトに付けたらすごく良くなりそうだ。
また、クライオ処理パーツと、ヴィンテージワイヤの相性は非常によい。
質の良いクライオパーツはキンキンしすぎることはないが、それでも、ヴィンテージ
ワイヤのスモーキーさアーシーさが、抜けの良さにマッチしている。
こんなに良いのなら、もっと早く換装していれば良かった。

(以上の感想はすべて個人的な感覚に基づいてかかれたものです。
 改造の利点やパーツの性能を一切保証する物ではありません)


日本そして上海・またしても怒濤の出張であった

2007年05月01日 12時06分40秒 | Weblog

黄浦江から撮ったフランス租界の夜景



それにしても疲れたな。
なにせ4月は、大阪、福井、福井、長野、長野、長野、金沢、
甲府、駒ヶ根と連泊出張し、続いて岸和田、福井、郡山、福島、
甲府、諏訪、諏訪、福岡、大分と出張であった。

とどめは上海である。行くまでは腰が引けていたが、やはりとん
でもない街、そして国である。非常に面白い経験だった。
とても共産主義国とは思えない。日本よりはるかに強烈な競争・
格差・弱肉強食社会である。良し悪しは別にして、中国、そして
世界は、激烈な競争、敵対、裏切り、連衡、敵は味方、味方は敵
という玉虫色な国際関係の中で、目まぐるしく激動しているのだと
言うことをひしひしと感じた。
それに引き替え、日本はなんと平和で秩序だった国だろうか。
中国に比べれば日本の方が遙かに社会主義的だという人がいるが、
まさしくそうだ。
競争経済とは、トレードオフの上にしか成り立たないから、速く、
強力な経済発展のためには、徹底した規制の撤廃が必要だし、この
ような、計画経済や規制の撤廃は、弱者と強者そして強烈な格差を
生む。勝者は、本当に一握りであり、日本で言う「勝ち組」なんて
のはまだまだみみっちく甘い。強者に喰われつつ、弱者を徹底して
喰うという経済食物連鎖の中で生き抜くバイタリティとメンタリティ、
情報力、そして人間関係力が無いと生きていけないが、事なかれ主
義が横行し、自分の地位や立場を守ることだけに汲々とする日本と
違って、風通しが良く、切り口のたくさんある上海の人間、街が大好
きだと言っていたある上海在住の日本人の言葉が心に残った。

と言うことで、ブログの更新も滞っているので、連休中はなんとか
LS-Dのサーキット変更をアップしたい。

Tokai LSイニシャルDの正体

2007年05月01日 12時01分11秒 | Weblog




"TokaiMad"という素敵なサイトを見つけたので、
そこの掲示板にTokaiLSイニシャルDの情報を
求めたら、RebornOldさんから情報を頂いた。
その情報によると、このLS-Dは、LS-100の特注・
特別仕様ということで、本数が少ない珍しい個体
とのこと。刻印の「D」は"Deluxe"の意味らしいと
のこと。スッキリしましたぁ!
RebornOldさんありがとうございました。

・Tokai LS-100ベースモデル
・1ピースマホガニーボディ&ネック
・ネックフレットバインディング
・18°ネックヘッド角度
・1ピースマホガニーラミネート
・1ピースメイプルトップ
・オールドナチュラルフィニッシュ
・ピックアップ:Tokai'57 P・A・Fモデル
・ネック最後に「D」の刻印
・1984年製造